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製品化なるか? 700個ものピースで作られたレゴ製の「iMac G3」、審査ラインまであとわずか

 レゴで制作された「iMac G3」が、ファンの間でにわかに注目を集めている。

 これはユーザーが自作のレゴを投稿するウェブサイト「Lego Ideas」に掲載されているもので、700個ものピースを用いてボンダイブルーが特徴の名機「iMac G3」をレゴで再現している。これが注目を集めているのは、単に出来がよいからという理由だけでなく、レゴによる製品化検討の審査に必要な1万人の支持者のラインをまもなくクリアしようとしているため。もちろんレゴがいかに前向きであっても、権利を持つAppleが首を縦に振らない限り製品化はあり得ないのだが、レゴは過去にも、任天堂やディズニーなどの独占権にこだわる企業とのライセンス交渉に多数成功している実績があり、もしかしたら……と期待しているファンも少なくないというわけ。

 Ars Technicaは「もしレゴがAppleから製造許可を得ることができれば、それは90年代後半のMacintosh互換機のライセンスプログラム終了以来で初となる、サードパーティによって製造・販売される初の公式Macハードウェアとなるだろう」と、書き手の興奮が伝わってくるようなコメントをしている。今後の展開に注目だ。