やじうまWatch

米国、国外製造の家庭用ルーターの輸入を禁止。現時点で判明している唯一の“純国産”メーカーとは?

 米国外で製造された家庭用ルーターの新モデルについて、輸入・販売を禁止することを米連邦通信委員会(FCC)が表明し、波紋が広がっている。

 FCCによると、禁止の理由は「米国の国家安全保障および米国民の安全と安心に対する容認できないリスクをもたらす」ためで、これは以前、ドローンメーカーのDJIが米国での新モデルの販売を断念するに至ったのと同じ流れだ。米国の家庭用ルーター市場における主要メーカーとしては、2022年に中国本社から分離して現在はカリフォルニアに本社を構えるTP-Linkのほか、米国発の企業としてはNetgearなど数社が存在するが、いずれも製造自体は米国外で行っているケースがほとんどとみられることから、業界の内外に波紋が広がっている。

 なお、消費者がすでに購入・使用している既存モデルにまで遡って禁止されるわけではなく、また、メーカーが「条件付き承認」を申請すれば例外措置を受けられる可能性もあるようだ。

 ちなみにBBCによると、ほぼ唯一の例外とみられる“純国産”のルーターはStarlinkの製品ということで、思わぬかたちで注目を浴びることになった格好だ。