地図と位置情報

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地震活動や人口増加なども映し出すインタラクティブ地球儀「SPHERE」

 国際航業株式会社のブースでは、Sphere株式会社のインタラクティブ地球儀「SPHERE」を展示していた。SPHEREは、インターネット経由で常時データが自動更新される地球儀で、リアルタイムで雲の動きや都市の風景、船や飛行機の動き、地震活動、人口増加などさまざまな様子を映し出すことができる。

さまざまな情報を映し出せる「SPHERE」

 音声コマンドによる操作が可能なほか、タブレットやトラックボールでの操作も可能で、バーコードリーダー機能も搭載している。ユーザーがCMSプログラムを使って、プレゼンソフトを使うような手軽さでオリジナル画像やテキストを使ったコンテンツ制作を行える。学校や図書館、ミュージアム、空港、カフェ、ショッピングモールなどさまざまな施設への導入を想定しており、国際航業は同製品の総販売元を務めている。

片岡 義明

フリーランスライター。ITの中でも特に地図や位置情報に関することを中心テーマとして取り組んでおり、インターネットの地図サイトから測位システム、ナビゲーションデバイス、法人向け地図ソリューション、紙地図、オープンデータなど幅広い地図・位置情報関連トピックを追っている。測量士。インプレスR&Dから書籍「こんなにスゴイ!地図作りの現場」、共著書「位置情報ビッグデータ」「アイデアソンとハッカソンで未来をつくろう」が発売。