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【使いこなし編】第234回
TP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C222」で、必要な通知だけ受け取るようにモードを切り替える
2025年4月10日 06:00
本連載で第229回から、自宅の見守り用途にTP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C222」を使ってみている。iOS/Androidの「TP-Link Tapo」アプリから猫を検知するように設定し、自動録画をしたりして活用中だ。今回は、「TP-Link Tapo」アプリで、モード切替機能を使ってみよう。
通知をカスタマイズして設定する
「TP-Link Tapo」アプリの画面下段にある[カメラ]を選択すると、「ホーム」と「おでかけ」の2つのモードがあることが分かる。この2つを切り替えることで、検知や通知などに関する設定を、素早く切り替えることができる。「ホーム」はカメラの設置場所(自宅内)にいるとき、「おでかけ」はカメラの設置場所以外の場所にいるときの設定として使う。
初期状態だと、「ホーム」では、全てがオフの設定になっている。家にいるなら猫を検知した通知などをいちいち受け取る必要がない、というわけだ。一方で「おでかけ」では、通知や自動録画などの機能がオンになり、外出中のできごとをユーザーに知らせたり、録画したりしてくれるようになる。
この「ホーム」と「おでかけ」は、言葉どおりに在宅時と外出時で使い分けてもいいし、通知などを一括してオン/オフする切り替え機能と考えてもいい。なお、どちらのモードでもない通常時の設定と「おでかけ」のデフォルト設定は異なるので、好みどおりになるようカスタマイズした方が使いやすい。
「ホーム」と「おでかけ」の設定内容をカスタマイズする
それぞれのモードの設定内容をカスタマイズしてみよう。モードボタンの右上にある[≡]をタップしてカメラを選択すると、詳細設定を変更できる。
「ホーム」モードは初期値で全ての検出がオフとなっているが、在宅時にもっとプライバシーを保護したければ、「プライバシーモード」をオンに切り替えるといいだろう。自動録画はもちろん、リアルタイムの映像表示も停止されるようになる。
「おでかけ」モードでは、留守中に検知させたい項目を選んでおく。検知項目の選択については、第231回と同じなので、そちらを参照してほしい。