自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!
【使いこなし編】第230回
TP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C222」をスマホアプリからセットアップする
2025年3月6日 06:00
本連載では前回から、自宅の見守り用途にTP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C222」を使ってみている。前回はネットワークカメラ選びのポイントや製品の概要を紹介したあが、今回はセットアップし、自宅のWi-Fiにつなげるところから始めていこう。バッテリーはなく、電源ケーブルの接続が必要になるので、セットアップ場所はコンセントの近くにしておこう。
TP-Link「Tapo」シリーズのネットワークカメラの設定や操作は、すべて、iOSもしくはAndroidの「TP-Link Tapo」アプリから行うので、あらかじめインストールしておく。以降の手順ではiOS(iPhone)の画面を例として載せているが、許可の画面が異なる程度で、基本的に同じ手順となっている。WindowsやmacOSのアプリは用意されていない。
ローカルネットワーク検索の権限を許可して進める
まずはアプリを起動し、アカウントを作成してログインしたら、「ローカルネットワーク検索」の権限許可を与えておく。この権限はアプリに許可しておかないと自宅Wi-Fi内で利用できないので、必ず許可をしよう。
この後、一時的にスマホをTapo本体のSSID(ネットワーク名/アクセスポイント名)にWi-Fiで接続する。ここでインターネット接続は一時的に切れるが、この状態で設定を続け、その後にカメラを自宅Wi-Fiの2.4GHz帯に接続する。もしも、設定時に自宅Wi-FiのSSIDが表示されなかった場合は、Wi-Fiルーターで2.4GHz帯がオフになっていないか確認しておこう。
「Tapo Care」の30日間無料体験ができる
セットアップが完了すると、「Tapo Care」のクラウドサービスへの誘導画面が表示される。デバイス1台に対して1回だけ30日間の無料体験が受けられる。支払い用クレジットカード登録不要で、そのまま有償に移ることはないので、とりあえず試してみてもいいだろう。クラウドへの保存を続けて使いたければ、体験後に契約すればいい。ほか、ログインを2段階認証を推奨する画面も表示されるが、こちらは次回設定を実践しよう。