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DXアンテナの技術搭載、6人家族向けの3×3 11ac無線LANルーター、エレコム「WRC-1750GS」発売

WRC-1750GS

 エレコム株式会社は、DXアンテナの技術を採用したIEEE 802.11ac/n/a/g/b対応の無線LANルーター「WRC-1750GS」を1月下旬に発売する。価格は1万1540円(税別)。

 2017年3月に子会社化したDXアンテナ株式会社のノウハウにより、5GHz帯と2.4GHz帯用にそれぞれ3本搭載する送受信アンテナを改良。3階建て戸建て住宅で1階に設置したアクセスポイントへの実測スループットが3階で52%向上(前機種「WRC-1750GHBK-E」の129Mbpsに対して197Mbps)しているという。6人家族での使用を想定しており、6人全員がテレビやスマートフォンなどの端末を同時使用している場合でも快適に使用できるとしている。

 最大通信速度は5GHz帯で1300Mbps(11ac使用時)、2.4GHz帯で450Mbps。MU-MIMOに対応しており、最大3台の端末との同時通信が可能。デュアルコアCPUを搭載しており、各帯域ごとの同時通信時の処理負荷を軽減している。このほか、「ビームフォーミングZ」に対応する。

 また、子どものネットの使いすぎを防止する「タイマー&スケジュール」機能や、ゲスト用SSIDを提供する「友だちWi-Fi」、IPv6パススルーの各機能を搭載する。PCやスマートフォン単体でウェブブラウザーから初期セットアップが行える「かんたんセットアップ3」にも対応する。

 動作モードはルーターのほか、アクセスポイント、中継器、子機に対応。有線ポートはギガビット対応のWAN×1ポート、LAN×4ポート。本体の大きさは141.0×36.5×160.0mm(幅×奥行×高さ)、重量は約370g。

本体背面