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2018年は「BEATLESS」とタイアップ、サイバーセキュリティ月間をNISCが実施
2018年1月17日 13:10
内閣サイバーキュリティセンター(NISC)は、国民に向けた情報セキュリティ普及・啓発を行う2018年の「サイバーセキュリティ月間」を2月1日から3月18日まで実施し、SF作家の長谷敏司氏による原作をテレビアニメ化した「BEATLESS」とのタイアップを行う。
アニメとのタイアップは、2016年の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C)」の草薙素子、2017年の「劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」のキリトに続くもの。ポスターやインターネットバナーの作成と配布によって、サイバーセキュリティ月間の周知を行うという。
BEATLESSは、人間の心の隙に働きかける「アナログハック」をテーマとしている。デジタルなサイバー攻撃が「人間の心の隙に働きかけて内側から鍵を開けさせる」ソーシャルエンジニアリング的なものにシフトしつつあることが、今回のタイアップの背景となっている。
サイバーセキュリティ月間は、「#サイバーセキュリティは全員参加!」をキャッチフレーズに、イベントやウェブサイトを通じて、国全体としてのサイバーセキュリティに対する意識の向上を計るもの。
2月1日には、ニコファーレで「キックオフサミット」を開催。メディアアーティストで筑波大学学長補佐・図書館情報メディア系助教の落合陽一氏が基調講演を行い、ニコニコ生放送でも生中継が行われる。また、秋葉原でも官民連携による大規模イベントを開催予定のほか、全国各地でも多数の関連行事が開催される。
NISCがすでに配布を実施している「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」の改定も行い、バージョン「3.00」として電子書籍版を無料公開するほか、新たにアプリ版としても提供する予定。