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LTE通信対応ネットワークカメラ「スマカメ2 LTE」、プラネックスが発売
0.1ルクスの低照度でもカラー撮影可能
2019年3月29日 11:28
プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、LTE通信に対応するネットワークカメラで、0.1ルクスの低照度でもカラー撮影可能な「スマカメ2 LTE(CS-QS50LTE)」を4月5日より発売する。市場想定価格は3万4800円(税込)。
microSIMスロット×1を備えたSIMロックフリーのモデル。MVNOなど任意のmicroSIMカードを装着してLTEでの通信が行える。Wi-Fiには非対応となるが、IEEE 802.3af準拠のPoE受電が行える100BASE-TXの有線LAN接続にも対応する。
従来のH.264と比べて圧縮率が約2倍となるH.265でのフルHD(1920×1080ピクセル)動画記録に対応しており、通信容量を削減できる。なお、動画のフレームレートは最大15fps。
2月発売の「CS-QS20」とカメラ性能は同じで、200万画素1/2.9インチのソニー製高感度CMOSセンサーを搭載。蛍光灯の豆球や月明かり程度となる0.1ルクスの低照度でもカラー撮影が可能。赤外線LEDも搭載し、さらに暗い場所では自動的にモノクロ撮影に切り替えるナイトビジョン機能も備える。
スマートフォンでは、Android/iOS向けアプリ「スマカメ」で、本体背面のQRコードを読み込むとCS-QS50と接続できる。本体には、スピーカーとマイクを内蔵し、スマートフォンアプリなどから音声のやり取りが行える。また、動体検知機能も搭載し、スマートフォンへの通知も可能。
本体のスロットに装着したmicroSDカードのほか、Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージ、複数台のモニタリングに対応するWindowsアプリ「スマカメPro」をインストールしたPCへ保存できる。
このほか、IP65準拠の防水・防滴機能に対応するのはCS-QS20と同様。本体サイズは約80×50×105mm(幅×奥行×高さ)、重量約210g。
なお、プラネックスでは今後専用SIMを搭載したモデルの発売も予定しているとのこと。