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まだまだ間に合う!「確定申告」の期間は4月15日まで、1カ月延長

税務署の前で確定申告の申告書が入った封筒を持って立っている男性のイラスト(いらすとや)

 令和2年分(2020年分)の所得税の確定申告の期間は、2月16日から4月15日までの2カ月間となっている。国税庁では、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を踏まえ、十分な申告期間を確保して申告会場の混雑回避の徹底を図るという観点から、当初予定より1カ月間延長。贈与税および個人事業者の消費税の申告期限・納付期限についても全国一律で延長されている。

 なお、確定申告会場への入場には、混雑緩和のための「入場整理券」が必要となっているため注意が必要だ。入場整理券は当日、各会場で配布されており、当日の配布状況を国税庁のウェブサイトから確認できる。

 また、入場整理券は、LINEを使って事前に取得することも可能。LINEで国税庁のLINE公式アカウントを友だち追加すれば、トーク画面からオンラインで申し込める。

 ただし、作成済みの申告書を提出する場合など、相談を必要としない場合は入場整理券は必要ない。また、申告書は郵送でも提出できるとして、申告書を提出するために来場する人は郵送での提出を検討するよう呼び掛けている。自宅からでもスマートフォンやパソコンで申告できる「e-Tax」の利用も推奨している。

 また、確定申告に関する問い合わせについては、同庁のウェブサイトで提供しているFAQやチャットボット「税務署員ふたば」などの利用を呼び掛けている。

「INTERNET Watch」ではこのほかにも、確定申告の基礎知識、e-Taxのメリット/デメリットから、確定申告ソフトの使い方、マイナンバーカードを読み取る際に必要なICカードリーダーライターの情報まで、確定申告に関する記事を多数掲載しています。まとめページ『確定申告の期間はいつまで? e-Taxのやり方は?【令和2年分(2020年分)確定申告まとめ】』よりご参照ください。