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e-Taxの接続障害で確定申告できない場合、後日提出も可能に。個別に期限延長を認める
期間は4月15日まで
2022年3月15日 09:58
3月14日に発生した「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」の接続障害について、国税庁は3月15日朝、第4報を発表した。システムの再起動により、3月15日7時現在、つながりづらい状態は改善されているものの、障害原因の解明には至っていないという。引き続き原因解明に努め、早期復旧を図るとしている。
3月15日は令和3年分(2021年分)の所得税および復興特別所得税・贈与税の確定申告の最終日となっているため、今回のe-Taxの障害により期限内の申告が困難な場合には、同日中に書面で提出するか(郵送による提出の場合は消印が3月15日であれば申告書の提出日は3月15日とみなされる)、個別に申告期限を延長して後日提出することができることを案内している。
個別に申告期限を延長して後日提出する場合は、申告書に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」である旨を記載するよう求めており、具体的な入力欄などを例示している。
なお、この方法による延長申請ができる期間については、障害が解消したあとに改めて告知するとしている。
【追記 3月15日 19:05】
国税庁は3月15日午後、e-Taxの接続障害についての第5報を発表した。断続的につながりづらい状態が発生しており、未だ障害の原因の解明には至っていないという。引き続き原因解明に努め、早期復旧を図っていくとして、納税者に不便をかけていることを謝罪している。
【追記 3月18日 20:55】
国税庁は3月18日、e-Taxの接続障害に伴う個別の期限延長を行なう期間を4月15日までとすることを発表した。あわせて、e-Taxの接続障害に伴う65万円の青色申告特別控除の取り扱いについても発表。「e-Taxの接続障害による個別延長手続に関するFAQ」も取りまとめて公開するとともに、障害の原因が判明したことも報告している。詳細は別記事『国税庁、e-Taxの接続障害に伴う「青色申告特別控除65万円」の取り扱いについて発表』を参照。
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