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Yahoo! JAPAN、過去最大の「就業型インターンシップ」募集開始、エンジニア・デザイナー・営業の91コース・160人規模
完全オンライン。2021年のインターンシップ満足度は100%!
2022年5月20日 15:45
ヤフー株式会社は5月20日、Yahoo! JAPANの就業型インターンシップの募集を開始した。完全オンラインで実施され、募集人員は91コースで約160人と、過去最大規模になるという。募集期間は6月6日まで。
募集対象職種は、技術職(エンジニア、デザイナー)およびビジネス職(営業)で、どのコースでも、社員と同じ環境で、実際の業務を体験できるとしている。コースの例は後述する。
いずれも時給は1300円で、就業時間は10時~18時45分(休憩1時間含む。一部コースでは異なる)。コースごとに期間が設定されており、インターンシップ募集ページより希望のコースを選んで応募する。
2021年は満足度100%! 社員と同じ業務環境や丁寧なサポートが魅力
就職支援サイト「キャリタス」を運営する株式会社ディスコの調査によると、オンライン型のインターンシップは増えているものの、参加者の満足度は対面型よりも低い傾向にある。しかし、ヤフーでは2020年より完全オンライン形式でのインターンシップを実施しており、2021年の参加者の満足度は、過去最高の100%だったという。
同社ではその要因として、居住地にかかわらず社員と同じ環境で実際の業務を体験できる点、多様なコースにより学生それぞれのニーズに応えられている点、社員がオンライン環境下でも丁寧にサポートできている点があると分析している。
そして、2022年のインターンシップでは、さらに多くの学生のニーズに対応することを目指して、最長3カ月のエンジニア向け長期インターンや、オンラインで広告やコマース事業の営業実務を体験できるコースなどを用意。規模も過去最大とし「本機会を通じて、就業経験のない学生が、Yahoo! JAPANで働くことを実感できる機会にしていただきたい」としている。
募集中のコースの例
Yahoo!ショッピングのトップページにおける企画~開発を体験
日程:8月29日~9月2日(5日間)
「Yahoo!ショッピング」のトップページを題材に、実際のシステムやデザインに対する課題を分析し、改善策を考え、実装する、エンジニア・デザイナー合同での研修。
Yahoo!検索における、入力補助機能の機械学習による改善とオンライン評価の実施
日程:10月3日~12月28日の、原則週2日以上
ユーザーの検索行動を支援するサジェスト機能の改善に取り組む、エンジニアを対象とした3カ月間の長期コース。大規模な検索データを利用したサジェスト機能改善のためのモデリングや、アプリ開発を経験する。
Kubernetes as a Service(KaaS)チームで実践アジャイル開発
日程:8月22日~9月2日(土日を除く10日間)
アジャイル開発を体験しながら、Kubernetesなどのクラウドネイティブ関連技術、大規模プラットフォーム開発に関する知見、特にSREやDevOpsなどの領域のスキルを学べる、エンジニア向けのコース。