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いつものチャットが落ちても大丈夫! 「保険」の仕事環境をバーチャルオフィスのoViceが提供

 oVice株式会社は、仕事で利用するメッセージサービスなどの障害発生時や、大規模な自然災害などの際に、同社が運営するバーチャルオフィス「oVice(オヴィス)」を利用できる「メタバース保険」の事前予約を7月21日に受付開始した。料金は月額980円(税別)。

 oViceは、机やいすが並べられた2次元の仮想オフィス空間で、従業員のアバターを操作してコミュニケーションできるバーチャルオフィスサービス。アバター同士で集まって1対1の打ち合わせをしたり、複数人で会議をしたりできるほか、Slack、Zoom、Googleドキュメントなどとの連携もできる。

 2次元空間のスペースサイズ(広さ)により料金が設定されており、通常サービスの料金は、1200×640ピクセルで最大50人接続可能(推奨10人)の「Basic」が月額5500円など。イベントなどで使う単発利用も可能で、1200×640ピクセルで最大50人接続可能(推奨30人)の「Meetup」は、2750円で1週間利用できる。

 今回、事前予約の受付を開始したメタバース保険は、有事の際に1カ月間、スペースサイズや人数の制限なくoViceを利用できるもの。準備が整いしだい本運用を開始するとしている。なお、「有事」とは、以下の条件に合致し、同社が適用の判断をした場合となる。

  • 地震や豪雨、大雪などの自然災害発生時
  • 24時間以上にわたる見込みの公共交通機関の大幅な乱れ発生時
  • 他社サービスの大規模トラブル発生時

 同社では、「2022年7月、他社サービスの大規模障害が発生した際、『oViceがあったので問題なくコミュニケーションできた』『バックアップとしてoViceを利用していてよかった』などの声を多数いただきました」とコメント。ツールの障害や災害などでコミュニケーションの断絶が発生した際でも、普段どおりに業務を進行できる環境を整備し、企業・団体の事業継続計画(BCP)対策に貢献するとしている。