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ネットの国家間対立やAI戦略など巡って世界中の関係者が京都で対話、国際会合が今秋開催

9月7日・8日には日本国内で事前会合、参加費無料~6日17時まで参加者を受付中

 「IGF 2023」の事前会合イベント「日本インターネットガバナンスフォーラム2023」が9月7日・8日に開催される。

 7日の「Day 1」は13時30分~17時、オンライン(Zoom)およびエッサム神田ホール1号館(東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2)によるハイブリッド開催。8日の「Day 2」は11時10分~14時30分、オンラインのみでの開催となる。定員はオンラインが100人、リアル会場が70人。参加費は無料で、6日17時まで参加申し込みを受け付けている。

 IGF(インターネットガバナンスフォーラム)は、インターネットに関する問題についての国際的な対話の場として、国連の主導のもと、2006年以降、年1回開催されているイベント。扱われるテーマは、リテラシーの向上や権利の保護といった個人レベルのものから、通信インフラや事業環境の整備、情報セキュリティの向上といった社会レベルのもの、国家間対立のような国家レベルのものまで多岐にわたる。その第18回となる「IGF 2023」が10月8日~12日、京都およびオンラインで開催される。

 今回開催される「日本インターネットガバナンスフォーラム2023」は、日本国内においてインターネットガバナンスに関する議論を活発化するための活動を展開する「IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チーム」が主催。日本に関連した組織から提案されたIGF 2023のセッションに関して内容を知ることのできる貴重な機会だとして、参加を呼び掛けている。

 予定されているテーマおよび具体的なプログラムは以下の通り。

  • サイバーインシデント対応者とのグローバルな対話
  • 発展途上国の開発に寄与する、信頼できるデータ流通構築に向けての課題と機会
  • ビデオオンデマンドに関する規制
  • AI戦略をめぐる国際的な議論
  • オンライン上での子供の安全

Day 1:9月7日(木)

  • 13時30分~13時50分:あいさつ
    - 加藤幹之氏(IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チーム チェア)
    - 村井純氏(慶應義塾大学):ビデオメッセージ
  • 14時00分~15時00分:日本におけるオンライン上の児童ポルノ対策-国連をはじめとする国際的観点から見た日本の対策の意義:法的、技術的等の観点から
    - 立石聡明氏(一般社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会/一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会)
    - 中井裕真氏(公益財団法人日本ユニセフ協会)
  • 15時10分~15時40分:サイバーインシデント対応者とのグローバルな対話
    - 登山昌恵氏(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)
  • 15時50分~16時50分:ビデオオンデマンドに関する規制
    - 水越一郎氏(東日本電信電話株式会社)
    - 米谷南海氏(一般財団法人マルチメディア振興センター)
    - 実積寿也氏(中央大学)

Day 2:9月8日(金)

  • 11時20分~12時20分:AI戦略をめぐる国際的な議論
    - 市川類氏(東京工業大学データサイエンス・AI全学教育機構 特任教授/一橋大学イノベーション研究センター 特任教授)
    - 江間有沙氏(東京大学未来ビジョン研究センター 准教授):司会
    - 実積寿也氏(中央大学総合政策学部 教授)
    - 中川裕志氏(理化学研究所革新知能統合研究センター チームリーダー)
    - 羽深宏樹氏(京都大学大学院法学研究科 特任教授)
  • 12時30分~13時30分:発展途上国の開発に寄与する、信頼できるデータ流通構築に向けての課題と機会
    - 山中敦之氏(独立行政法人国際協力機構)
  • 13時30分~14時30分:社会的、経済的、環境的責任を担うキャンパス/IoTに関するグローバルな成功事例
    - 江崎浩氏(東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)