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静岡県、県内の「3次元点群データ」でメタバース空間を構築、「Metaverse SHIZUOKA」8エリア公開

「Metaverse SHIZUOKA」内の「ふじのくに広場」
「Metaverse SHIZUOKA」内の「ふじのくに広場」

 静岡県は1月23日、同県の3次元点群データを活用したメタバース空間「Metaverse SHIZUOKA」を構築したと発表した。

 県内をレーザースキャナーなどで測量して3次元点群データを取得し、オープンデータ化する取り組み「VIRTUAL SHIZUOKA」のデータを使用した。同県は2020年4月から3次元点群データを無償で公開しており、地理空間情報プラットフォーム「G空間情報センター」にてダウンロードできる。

 3次元点群データは、XYZの3次元座標および色情報で構成される点の情報を大量に集めたデータで、地形や構造物を仮想空間上に再現し、用途に応じて加工・編集できる。防災や観光、自動運転、エンターテインメントなど、さまざまな用途に活用することが可能だ。VIRTUAL SHIZUOKAでは2024年1月現在、データ整備エリアは静岡県全域面積7777㎢のうち6700㎢の整備を完了しており、人口カバー率100%を達成している。

 Metaverse SHIZUOKAは、静岡県を8つのエリアに分けた3DCGの仮想空間となっている。PCやスマートフォンから集って意見交換や交流を行えるほか、富士山頂や伊豆の大自然など特別な絶景スポットを訪れることができる。意見交換会やタウンミーティング、知事広聴など静岡県の広聴活動や、観光や移住促進などの広報活動に活用する予定としている。

「Metaverse SHIZUOKA」の8つのエリア
「Metaverse SHIZUOKA」の8つのエリア

 今回構築されたMetaverse SHIZUOKAの仮想空間の入り口(ふじのくにエントランス)からは、伊豆半島、県東部、県中部、県西部の各地域の情報をPRする広報ルームと、富士山および伊豆において意見交換を行える広聴ルームに入れるほか、県政情報の掲示や県外・海外に向けた情報発信などを行う「ふじのくに広場」も用意されている。また、県内の世界遺産に関する施策などについて意見交換を行うタウンミーティングも開催する予定だ。

「Metaverse SHIZUOKA」内の「ふじのくにエントランス」
「ふじのくにエントランス」
「Metaverse SHIZUOKA」内の「伊豆意見交換会ルーム」
「伊豆意見交換会ルーム」