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警察庁、PayPay銀行と「情報連携協定著」締結。特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額増加を受け

 警察庁とPayPay銀行株式会社は2月27日、特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺において、振込型の被害額が大幅に増加していることなどを踏まえて、「情報連携協定書」を締結した。

 同協定の締結は、2024年8月に警察庁と金融庁が金融機関宛てに要請した「法人口座を含む預貯金口座の不正利用等防止に向けた対策の一層の強化について」に基づくもの。PayPay銀行では24時間265日の体制で不正利用のモニタリングを行っており、これによって把握した詐欺被害の可能性が高い取引の情報を、都道府県警察および警察庁と共有する。

 警察庁では同協定書の締結を「これまでより一歩踏み込んだ対策」であるとしている。