Zoho ProjectsがGoogle Appsとの連携を開始

　米Zohoは19日、プロジェクト管理アプリケーション「Zoho Projects」と、米Googleの「Google Apps」を連携させる機能を追加し、その運用を開始したと発表した。

　この連携により、Google Appsユーザーは、同じIDとパスワードでZoho Projectsにログインし、そのままGoogle AppsのドキュメントをZoho Projectsにアップロードして関連付けられる。プロジェクトの日程、マイルストーン、会議日程などは自動的にGoogle Calendarに反映させられる。

　Zoho Projects用のガジェットなども用意されているため、Gmail、iGoogle、Google SitesなどにZoho Projectsの主要な機能を埋め込むことができる。

　Zoho ProjectsにアップロードされたGoogle Appsドキュメントは、Zohoが提供する対応アプリケーションであるZoho Writer、Zoho Sheetsなどで閲覧できる。

　Zoho Projectsの利用料金は、1プロジェクトは無料、それ以降は月額12ドルからとなっている。

　Googleと競合しているZohoの今後の戦略について、ZohoエバンジェリストのRaju Vegesna氏は「結局のところ、我々は特定の領域ではGoogleと競合し、しかし他の分野では彼らのアプリケーションを補うことになる。我々は今後ともその方針を前進させていくつもりだ」とコメントしている。