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宝永噴火から300年…富士山の噴火をシミュレーションしたリアルな啓発動画が話題

 富士山の噴火をシミュレーションしたリアルな啓発動画が評判になっている。

 これは防災情報を発信している学生のボランティア団体「アークエウス」が制作したもので、近未来に予想される富士山の噴火について、専門家のコメントも交えた解説と、テレビのニュース番組を模したシミュレーション映像で構成されている。なかでも動画後半を占めるニュース番組風の映像は、画面内に「実際に放送されたものではありません」というテロップが入っているにも関わらず、本物と見紛うリアルさ。なかなか頭に入ってこない文章による啓発と異なり、映像の臨場感に目が離せないと評判だ。ちなみに、この映像は富士山の噴火としては1707年と最も新しく、過去最大級だったという宝永噴火をシミュレーションしたもので、あくまで1つのモデルケースとのことだが、過去の記録に基づいた内容だということでリアルな怖さがある。首都圏在住者に限らず目を通しておくべき動画と言えそうだ。