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明治以降の貴重な紙地図がデジタルデータで手に入る。国土地理院がダウンロード販売を開始

 国土地理院が明治以降に刊行してきた旧版地図のデジタルデータがきょう9月1日から販売される。

 これらはすでに刊行されている紙の旧版地図をデジタルデータで販売するというもの。2万5千分1地形図ならびに5万分1地形図の柾判サイズ(約460×580mm)で印刷・刊行してきたものが対象となり、データ形式はTIFF、解像度は600dpiが中心で、ダウンロードによる提供となる。最新の地図ではなく、あくまで当時刊行されていた地図のデジタルデータということで、「今日の目からすれば適切ではない表現を含んでいる可能性もあります」「刊行当時の時代を表す歴史的・学術的資料としての趣旨を御理解・御留意ください」としており、当時の日本について知ることができる貴重な内容と言えそうだ。

 価格は1ファイルあたり610円。興味のある人はチェックすることをおすすめする。