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【使いこなし編】第287回
クラウドの容量不足を解決! Windows「スマートフォン連携」でAndroidの写真をバックアップする
2026年6月18日 06:00
第275回~第279回では、スマートフォンのデータをまるごとPCへバックアップする手法を実践した。続けて、第280回からは、スマートフォンの写真と動画を、ファイルとしてPCにコピーする方法を実践している。
第283回からは、Windows PCで利用できる「スマートフォン連携」アプリで、写真や動画の転送を実践している。今回は、これまで使ってきた「スマートフォン連携」アプリを使って、Androidの写真をWindows PCにバックアップしてみよう。
Android側でバックアップ設定を確認する
iPhoneでは、スマートフォン全体のデータをまとめてPCにバックアップすることが可能だったが、Androidにはそのような機能が標準では用意されていない。スマートフォン全体のバックアップは、Googleアカウントにて行うのが基本となっている。
バックアップのデータは、「写真と動画」と「その他のデバイスデータ」に分かれている。「その他のデバイスデータ」は、アプリとアプリのデータ、デバイスの設定、SMSとMMSのメッセージ、通話履歴が含まれるが、それほど大きなサイズではない。容量が大きいのは「写真と動画」で、バックアップにGoogleフォトが使われる。Googleフォトへのバックアップはオフにしておき、手動でPCにバックアップするようにすれば、「その他のデバイスデータ」だけが対象となるため、無料で使える15GBに収められるだろう。
まずは、Androidでバックアップ設定を確認しておこう。実践では、Google Pixel 10 Pro XLのAndroid 16を使っているが、他のモデルでも似たような設定項目があるはずだ。
「スマートフォン連携」アプリで写真をバックアップする
「写真と動画」のバックアップをオフにしたら、Windows PCに「スマートフォン連携」アプリ経由で取り込むようにする。Windowsメニューに表示される連携状況に表示される[フォト]を選択する。[フォト]タブでは、スマートフォン内の写真を選択して保存できる。ただし、これは1枚ごとで、複数まとめての操作はできない。
第283回でも実践したように、「スマートフォン連携」アプリを導入していて、Bluetoothの圏内でインターネット接続していれば、ケーブルを接続することなく転送ができる。正しく設定できていれば、エクスプローラーにスマートフォンのアイコンが表示されているはずだ。
ここから「内部ストレージ>DCIM>Camera」とたどって表示させると、カメラで撮影した写真が表示される。これをPC上の任意のフォルダーにドラッグ&ドロップでコピーする。この場所の実態は「C:¥Users¥(ユーザー名)¥CrossDevice¥(スマートフォンのデバイス名)¥storage¥DCIM¥Camera」という場所になっている。
この「DCIM」フォルダーには、ほかのアプリで撮影した写真や動画も保存されている。また、「内部ストレージ」内には「Documents」や「Movies」「Music」「Pictures」などのフォルダーがある。これらには、LINEなどチャットアプリやSNSで受信した画像や動画が保存されているので、あわせてコピーをしておくといいだろう。この「内部ストレージ」内をコピーしておくことで、主要なファイルはほぼバックアップしたことになる。
なお注意点として、エクスプローラーでの操作は、スマートフォンからWindowsへのコピーと、スマートフォン内のデータ削除のみが可能で、Windowsからスマートフォンへのコピーはできない。実際にやってみると、ファイルはコピーされたように見えるが、スマートフォンへは同期転送がされない。あくまでも一方通行にはなるが、ケーブルを接続せずに使える手軽なバックアップ方法として活用してほしい。
今回の教訓(ポイント)
AndroidではWindowsのエクスプローラーから写真などのバックアップが可能
スマートフォンからWindowsへの一方通行で逆のコピーはできない













