よくわかる音楽著作権ビジネス
基礎編 第40話
音楽配信と著作権2―サブスクリプション・サービス―
サブスクリプション・サービスの印税計算方法は?
2018年3月23日 18:05
当連載「よくわかる音楽著作権ビジネス」では、書籍「よくわかる音楽著作権ビジネス基礎編 5th Edition」およびその続編「よくわかる音楽著作権ビジネス実践編 5th Edition」(安藤和宏著/リットーミュージック刊)の中から、注目のトピック(章)をピックアップして転載しています。
レコード会社との交渉もまとまり、著作ケンゾウ君の2曲がダウンロード販売されることになった。ケンゾウ君が音楽配信に前向きな姿勢を見せたことを受けて、レコード会社は事務所にサブスクリプション・サービスでの音楽配信を提案してきた。これまで発売したケンゾウ君のすべての楽曲をサブスクリプション・サービスで配信したいというのである。さっそく、社内会議で話し合うスタッフとケンゾウ君。またもやケンゾウ君に一つの疑問が浮かんだ。
近年、AWA、LINE MUSIC、Apple Musicといったサブスクリプション・サービスが若者の人気を博している。やはり、定額制の聴きたい放題というビジネス・モデルは、老若男女問わず、大いに魅力的である。ダウンロード販売が伸び悩んでいることもあって、レコード業界はサブスクリプション・ビジネスに過大な期待をかけているようである。さて、今回はそのサブスクリプション・サービスにかかる権利処理について詳しく解説してみよう。
- サブスクリプション・サービスとは
- 著作権使用料の徴収・分配
- 原盤のライセンス
- もう一歩先へ ―日本でインターネット放送が広まらない理由―
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(基礎編 第40話「音楽配信と著作権2―サブスクリプション・サービス―」の全文)
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