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2022年度「テレワーク川柳」発表、グランプリは「会議室 行ってみれば 我一人」

日本テレワーク協会が審査結果を発表

「会議室 行ってみれば 我一人」

 一般社団法人日本テレワーク協会の「ライフコース多様化とテレワーク部会」は、2022年度の「テレワーク川柳」の審査結果を発表した。グランプリに輝いたのは以下の作品。

「会議室 行ってみれば 我一人」(暗黒ビデオ会議)

 テレワーク川柳審査委員会(審査委員長:エガリテ研究所の佐藤百合子氏)のもと、全国の13歳から86歳までの幅広い年齢層から集まった1195作品の中から、グランプリ1作品、入賞9作品、佳作90作品の計100作品が選定された。

 第8回を迎えた今回は、新型コロナウイルス感染症対策の規制が徐々に解除され、テレワークに関しては、コロナ前に戻した企業、状態を維持した企業、さらに前進させた企業があったという。

 同部会では、選定作品を「社会」「多様な働き方」「上司部下」「働き方(仕事)」「働き方(職場)」「コミュニケーション」「育児介護」「家庭」に分類し、イラストと解説を加えた小冊子「テレワーク川柳 令和5年度版 入選・佳作 百選」を作成。PDFでダウンロード公開している。

 テレワーク川柳および小冊子は、テレワーク普及促進のツールとして幅広く活用されるという。

「テレワーク川柳」小冊子

 各部門の入賞作品は以下のとおり。

  • 社会
     「花束は モニター越しの 退職日」(歌下内ノ音)
  • 多様な働き方
     「テレワーク 最初挑戦 今当然」(山宗雲水)
  • 上司部下
     「出社しよ! 上司が在宅 勤務なら」(出勤上等)
  • 働き方(仕事)
     「メリハリが 消えた暮らしと 我がボディー」(あおちゃん)
     「打ち合わせ 対面ですか!? 驚かれ」(CX伝道師)
  • 働き方(職場)
     「たまに行く会社 顧客と間違われ」(ろんちゃん)
  • コミュニケーション
     「入社式 パンダは社長 メタバース」(ビックリボス)
  • 育児・介護
     「画面越し 患者の笑みに 安堵する」(ぴかちゅー)
  • 家庭
     「ままごとも 会社行かずに テレワーク」(かめ太郎)