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「鬼滅の刃」「呪術廻戦」のリークアカウントに発信者情報開示命令、CODAが発表

日本のアニメ関連リークに対する、米国裁判所での初の事例

 放送・配信前のアニメを事前に入手してSNSに投稿する“リークアカウント”について、株式会社アニプレックスと東宝株式会社が今年6月に米国の裁判所において情報開示請求を申し立てていた案件について、8月20日に裁判所より情報開示命令が発令され、8月30日に送達手続がとられた。一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が9月6日、発表した。

 アニプレックスらが著作権を有するアニメ「鬼滅の刃」、東宝らが著作権を有するアニメ「呪術廻戦」について、放送・配信前の一般には入手できないはずの動画やそこから切り取られた静止画が、それぞれ権利者に無断でX(旧Twitter)に投稿されていたという。

 CODAによると、「日本のアニメ関連リークに対し、米国裁判所で発信者情報開示発令を取得した初の事例となる」。

 CODAは、同様の被害の相談を受けている他のアニメについても、さらなる情報や証拠の収集を行っているとし、今後も被害権利者と連携の上、開示されるアカウント所有者の情報をもとに厳正に対応し、このようなリークアカウントに対する厳重な処罰を求めていくとしている。