特別企画

PC動作の可視化を働き方改革につなぐ
IT資産管理の「MaLionCloud」がもたらす変革

従業員の働き方を把握して、無駄・無理のない職場を築きたい──。そう考える企業に向けて、インターコムが注目すべきソリューションを打ち出した。それは、IT資産管理サービスの「MaLionCloud」と就業管理システムの連携だ。その全容に迫る。

従業員の働き方をデータで可視化

インターコムのIT資産管理サービス「MaLionCloud」は、2017年12月に最新版5.3がリリースされる。その新版から可能になるのが、就業管理システム「PCA就業管理X」(以下、就業管理X)および「クロノス Performance」(以下、クロノス)との連携だ。この連携により就業管理Xやクロノスで管理されている出勤・退勤などのタイムカード情報がMaLionCloudに取り込めるようになる。

MaLionCloudでは、WindowsPCのみならず、Macを含めた社内のすべての端末を監視し、端末と各種ソフトウェアの稼働状況を可視化することができる。その端末稼動情報とタイムカード情報を突合することで、例えば、「退勤したはずの従業員の端末が稼働している」、あるいは「出勤しているが端末が稼働していない」といった状況が可視化できるようになる。しかも、MaLionCloudの場合、ソフトウェアごとの稼働状況も細かく可視化できるので、現場の従業員たちの働き方もとらえられるようになる。

就業管理システムから得られたタイムカード情報は、MaLionCloudのレポート機能で、端末やアプリケーションの稼働状況と合わせてグラフ化することができる

こうした端末稼働状況の可視化によって、企業はさまざまな人事的な施策を打てるようになる。なかでも重要な一つが「働き過ぎ」の抑止・抑制だ。日本政府が進める「働き方改革」でも長時間労働の抑制を企業に強く求めているが、実際、社員の過労死といった事態を引き起こした場合、企業が被るダメージは計り知れない。

「そうしたリスクを回避するためにも、従業員の実質的な労働量をデータとしてしっかりと把握し、管理することが大切です。タイムカードによる労働時間の管理も重要ですが、それだけでは、ひとり一人の従業員が実際にどれだけ働いているのかをつかむことはできません。ですから、MaLionCloudのようなツールを活用して、従業者ごとの実際の労働負荷を可能な限り正確にとらえ、働き方の適正化を図っていく必要があるのです」と、インターコムの髙橋祐二氏は説く。

データ活用で無理・無駄セキュリティリスクの低減を

株式会社インターコム 営業本部 クライアント管理グループ グループ長 髙橋祐二氏

加えて、MaLionCloudには、管理者側から従業員の端末を強制的にシャットダウンしたり、禁止行為に対してアラートを発したりする機能もある。

「こうした機能を使うのは少々乱暴に思えるかもしれませんが、会社側には働き過ぎを阻止する責務があります。ですから、場合によっては、会社のルールを逸脱して働いている従業員の端末に直接働きかけ、ルール順守を徹底させることも必要なはずです。またそうすることで、働き方改革の必要性を現場に強く意識させることもできるのです」(髙橋氏)。

さらに、MaLionCloudは、情報漏えいにつながる端末・ソフトウェアの動きを細かく監視・制御することができ、端末の盗難・紛失時にはリモートロックをかけて情報の漏えいを防ぐこともできる。

「MaLionCloudのソリューションは、企業と従業員を守るための仕組みです。その活用を通じて、ビジネス現場の無理や無駄、そしてセキュリティリスクが可視化され、その極小化に向けた施策がすばやく打てるようになると確信しています」(髙橋氏)

問い合わせ先

株式会社インターコム
TEL:03-3839-6769
URL:http://www.intercom.co.jp/malioncloud/