2011年のインターネット120大ニュース[1月~3月]
INTERNET Watchの月間アクセスランキングで振り返る
INTERNET Watchで2011年に掲載したニュース記事の中から、アクセス数をもとに月ごとの10大ニュースを選出し、今年を代表する合計120本の記事を4回に分けて紹介する。1回目は、1月から3月のニュース。
●1月:「ペニオク」「グルーポンおせち」などネット取引のトラブルが話題に
商品が格安で入手できるという触れ込みで、実際には高額の入札手数料がかかるなどのトラブルが多発した「ペニーオークション」に関する記事がトップ。年始にはグルーポンで販売したおせちのクーポンが問題となるなど、1月はネット取引に関するトラブルが注目を集めた。「マジコン」「リッピング」などへの規制の方向が示された著作権法に関する話題や、H.264サポート終了が発表されたGoogle Chromeは、1年を通じても多くのニュースがランクインしている。
●2月:AndroidマーケットがPCから利用可能に、IPv4アドレス枯渇問題にも注目
2月のトップは、AndroidマーケットでPCからアプリのインストールが可能になった話題。2011年には国内でも多数のAndroid端末が発売され、関連ニュースも毎月のようにランクインしている。2月3日にはIPv4アドレスの中央在庫がついに枯渇。何年も前から今後の課題と言われてきたIPv4アドレスの枯渇が、いよいよ現実的な問題となった。
●3月:東日本大震災が発生、計画停電に関するニュースに多数のアクセス
3月11日に東日本大震災が発生。安否確認やボランティア情報など、ネットによる支援活動や情報発信が話題となる一方で、計画停電と原発・放射線に関するニュースに多数のアクセスがあった。特に、東京電力の計画停電は詳細な情報がなかなか示されなかったこともあり、多くの人が正確な情報を求めていたことがランキングからも見えてくる。
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2011/12/20 12:00
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