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【使いこなし編】第290回
LivePhotosもそのまま転送! iPhoneの写真をMacとケーブル接続してバックアップする
2026年7月9日 06:00
第275回~第279回では、スマートフォンのデータをまるごとPCへバックアップする手法を実践した。続けて、第280回からは、スマートフォンの写真と動画を、ファイルとしてPCにコピーする方法を実践している。
第283回からは、Windows PCで利用できる「スマートフォン連携」アプリを使うなどして、Windowsを使ってスマートフォンのバックアップを実践してきた。
前回からは、Macを使ったiPhoneのバックアップを実践している。今回は、iPhoneとMacをケーブルで接続して、iPhoneで撮影した写真や動画をMacのストレージにバックアップしてみよう。この方法なら、ファイルの形式をHEIF(HEIC)フォーマットのまま変換せずに転送でき、ショート動画のLivePhotosも完全な状態でバックアップできる。LivePhotosのバックアップはWindowsでは難しかったため、iPhoneユーザーにとって大きなメリットになる。
Macの「写真」アプリでiPhoneの写真と動画をバックアップする
この写真と動画のバックアップは、macOSに標準でインストールされている「写真」アプリを活用する。
「写真」アプリを使ったバックアップでは、写真と動画を指定のフォルダーに取り込むのではなく、専用のライブラリにまとめて保存される。バックアップ作業自体は簡単に行えるのがメリットだが、写真や動画を別のアプリで使いたい場合などには、さらにひと手間かけて書き出す必要がある。
また、Mac本体のストレージから外付けHDDなどの外部ストレージに、ライブラリを移して利用したいと考えることも多いと思うので、このライブラリに関する操作は追って実践していこう。とりあえず、今回はMac本体のストレージに取り込んでいくが、外部ストレージに保存したライブラリを「写真」アプリで利用することも可能だ。
前回同様、iOS 26.5のiPhone 16と、macOS Tahoe 26.5.1を使って実践している。「写真」アプリ自体はMac OS X Yosemiteの10.10.3から搭載されているので、少し古いmacOSでも、近い操作で実践できるはずだ。
iPhoneを接続すると、FinderにiPhoneのアイコンが表示される。ここで操作できるのは、第278回で実践したiPhoneを丸ごとバックアップするための操作になる[※1]ため、今回はここは使用しない。
「写真」アプリを起動すると、[デバイス]にiPhoneが表示されているはずだ。このiPhoneアイコンを選択すると、iPhone内の写真と動画が表示される。バックアップ用にアルバムを作って読み込むようにすると、後からチェックがしやすくなる。設定したアルバムに[すべての新しい項目を読み込む]ですべて読み込ませる。
初回転送後の次回からは、同じアルバムを選び、再度[すべての新しい項目を読み込む]を選択するだけで、新たに追加された分(差分)だけがバックアップできる。
読み込んだファイルは専用の「Photos Library.photoslibrary」と呼ばれる単一のフォトライブラリパッケージにまとめて保存される。先に解説した「専用のライブラリにまとめて保存される」とは、このことだ。
これはファイルのように見えるが、実態はフォルダーになっており、パッケージ内を探せば写真を見ることも可能だが、わかりにくいので「写真」アプリから操作することをおすすめする。フォトライブラリの扱い方は、後の連載で解説する予定だ。
今回の教訓(ポイント)
iPhoneとMacをUSBケーブルで接続することで「写真」アプリで読み込める
ファイル形式はHEIFのままで、LivePhotosも完全な状態でバックアップされる


















