みんなの在宅ワーク

第33回:池田祐太(フェンリル株式会社 エンジニア)の在宅ワークスタイル

「ベッドの誘惑」に打ち勝て! ワンルームでも快適在宅ワーク

 こんにちは。フェンリル株式会社でスマートフォンアプリ開発のプロジェクトリーダーをしている池田です。

 フェンリルは新型コロナウイルス感染症の感染拡大当初から原則リモートワーク勤務となり、私も2月からフルリモートに入りました。

 現在も開発部門のメンバーはほぼリモートワークをしており、慣れない環境のせいで当初は混乱もありましたが、開発もスムーズに回るようになっています。

 今回は私のリモートワーク生活において試行錯誤したことをご紹介したいと思います。

ワンルームから溢れ出る生活感

 リモートワークでは対面でメンバーに会えなくなったため、オンライン会議の回数が劇的に増加。プロジェクトメンバーやお客様との打ち合わせ、雑談の機会を増やすために開催していたリモートお茶会など、毎日のようにオンライン会議サービスを使うようになりました。

 その中で気付いたのは、カメラで自分の映像を映さないと、伝えたいことが伝わりにくいということです。特に雑談では顔を見せないと全然感情が伝わらないなと思いました。

 そのためできる限りカメラをオンにするようにしているのですが、私が住んでいるのは狭いワンルーム。ベッドが一面の壁を占領しているので、机を壁に向けるとどうあがいてもカメラにベッドが写ってしまう状態でした。

 社内での打ち合わせでは「生活感満載でごめんなさい」で乗り切ってましたが、社外の打ち合わせではそうはいきません。

 そこでカメラが壁に向くように机の向きを変更。おかげで会議の度に一生懸命ベッドメイキングする生活からは卒業できました。

机が部屋の中央を占有しています。モニターアームを導入することで圧迫感を大分減らせたのですがもう少しどうにかしたい

ベッドの誘惑に負けず作業に集中できるよう工夫を凝らす

 ただ、机の向きを変えたことで、自分の視界の端にベッドが常に映るようになってしまいました。ベッドの誘惑に打ち勝ち、作業に集中できるようにいくつか工夫をしてます。

 まずはデスクマット。新卒からずっと職場の机の色が白だったので、職場と極力環境をそろえるべく白のデスクマットを購入しました。作業する場所が違っていても、職場と色味をそろえるだけでも集中できるようになるのでオススメです。

右のディスプレイは会社備品です。コロナ禍初期に自宅でも職場と変わらない環境で仕事ができるようにと送ってもらいました

キーボードのパームレストを檜材から自作

 また、ステイホームで暇だったのもあり、キーボードのパームレストを檜材から自作しました。

 自分の体に合わせて削ったので、フィット感がすごいです。なにより自分で好みの素材を選んで作ったので、キーボードを打つ度にテンションが上がります。

材料は近所のホームセンターで購入。ヤスリで削ったあとにワトコオイルで仕上げてます

 自分で工夫して試行錯誤すると、愛着が出てくるものですね。最初は引っ越そうと思っていたのですが、このままの方が快適なんじゃないかと思ってきました。

池田祐太の在宅ワーク環境
  • メインPC:MacBook Pro 13(2020)
  • ディスプレイ:3画面
  • キーボード:HHKB Professional BT
  • マウス/トラックボール/トラックパッド:Apple Magic Mouse 2
  • カメラ:ロジクール C922n
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:ロジクール C922n/ロジクール Z553
  • ビデオ会議サービス:Google Meet/Zoom/Remo
  • 机:実家で使ってた学習机
  • 椅子:中古のオフィスチェア
  • その他小物:HP Thunderbolt3ドック 120W G2/Google Nest Hub/Google Wifi/Nature Remo Mini

池田 祐太

デザインと技術のフェンリル株式会社でプロジェクトリーダーをしています。クライアント企業と一緒にスマートフォンアプリをリリースしてきました。最近のマイブームは自転車で近所の河川敷を走ること。