イベントレポート

見つけたミライ@Inter BEE

投影面で操作するAndroid端末、プロ向けワークステーションも出展、PCメーカーブース編

 「Inter BEE 2018」が11月14日~16日、幕張メッセで開催された。Inter BEE 2018は、音と映像と通信のプロフェッショナルのための展示会だが、今年は「デジタルコンテンツEXPO」と併催になり、メディア総合イベントとしての意味合いを強めている。そこで、Inter BEEおよびデジタルコンテンツEXPOの展示の中から、超スマート社会というテーマにふさわしい展示や、読者の関心が高そうな展示を紹介する。

2つのシステムを1つのケースで実現した製品や業務向け製品を多数展示していたITC

 「STORM」ブランドのBTO PCで有名な株式会社アイティーシー(ITC)のブースでは、さまざまな高性能PCや業務向け製品が展示されていた。

 特にユニークだったのは、1つのミドルタワーケースに2つのシステムを組み込んだ「PUNI-W1」で、ATXマザーボードとITXマザーボードを搭載。それぞれが完全に独立したシステムとして動作する。ITXマザーボードは、ケースの上面に設置されており、そこからPCI Expressをケーブルで引き回して、GeForce GTX 2080グラフィックボードに接続している。搭載CPUは、Core i9-9900KとCore i7-8700で、どちらにもGeForce RTX 2080が搭載された、モンスターPCである。さらに、2.5インチSSDは最大9台、3.5インチHDDは最大10台搭載可能だ。

ミドルタワーケースに2つのシステムを組み込んだ「PUNI-W1」。ATXマザーボードとITXマザーボードを搭載。上面に貼り付いているのがITXマザーボードで、PCI Expressをケーブルで引き回し、GeForce RTX 2080グラフィックボードを2枚搭載する
2.5インチSSDを最大9台搭載できる
「PUNI-W1」は、Core i9-9900KとCore i7-8700を採用し、それぞれのシステムにGeForce RTX 2080が搭載されている。電源ユニットは1200W仕様で、2つのシステムに電源を供給している

 そのほか、Core i9-9900KとGeForce RTX 2080を搭載したPCや、Core i7-8700とGeForce RTX 2080を搭載したミニタワーPCも展示されていた。このミニタワーPCは、バックパネルが上になるようにマザーボードが90度回転して取り付けられており、カード長の長いGeForce RTX 2080の搭載が可能である。

Core i9-9900KとGeForce RTX 2080を搭載したPC
Core i7-8700とGeForce RTX 2080を搭載したミニタワーPC
このミニタワーPCでは、MiniITXマザーボードをバックパネルが上になるように設置することで、幅が狭い筐体でもGeForce RTX 2080の搭載を可能にしている

 また、参考出品していた「インタラクティブスマートプロジェクタ」も便利そうだった。Androidを搭載した超短焦点プロジェクタで、机の上に投影する場合、投影面へのタッチ操作が可能なことが特長だ。壁面への投影も可能だが、その場合は、投影面へのタッチ操作は利用できない。

 そのほか、業務向けの車載型4K録画機やARM搭載機、超小型簡易8Kサイネージシステムなども展示されていた。

参考出品していた「インタラクティブスマートプロジェクタ」。Android搭載で、投影面へのタッチ操作が可能
数多くのアプリを利用できる
壁面への投影も可能だが、この場合はタッチ機能は利用できない
10点タッチ操作に対応している
業務用の車載型4K録画機
高性能GPU搭載の小型PC。こちらも業務向けの製品である
左がARM搭載システム、右が外付けVGA BOX。これらも業務向け製品である
業務向けの超小型簡易8Kサイネージシステム

マウスコンピューターは、プロ向けのワークステーションを多数展示

 PCユーザーならおなじみの株式会社マウスコンピューターも出展しており、プロ向けの高性能ワークステーションやデスクトップPCを多数展示していた。

おなじみマウスコンピューターもブースを出していた

 省スペースと高性能を両立したスリムデスクトップ「MousePro-S200XQP062-SSD」は、Core i7-8700とQuadro P620を搭載。拡張性に優れたミニタワーPC「MousePro-T300XQP22-MHD」は、Core i7-8700とQuadro P2000を搭載する。

省スペースと高性能を両立したスリムデスクトップ「MousePro-S200XQP062-SSD」。Core i7-8700とQuadro P620を搭載している
拡張性に優れたミニタワーPC「MousePro-T300XQP22-MHD」。Core i7-8700とQuadro P2000を搭載している

 そのほか、sRGB比95%の液晶を搭載したノートPC「DAIV-NG5720S1-SH2」や、17.3型4K液晶搭載のモバイルワークステーション「DAIV-NG7510S2-M2SH2」、15.6型液晶を搭載したモバイルワークステーション「DAIV-NB991Z-M2-1806」が展示されていた。

 また、Xeonを2基搭載したハイエンドワークステーション「MousePro-W995DP52-M2」は、2台のディスプレイとBlackMagic Designの「DaVinci Resolve Advanced Panel」を接続したデモを行っており、本格的なスタジオでの編集にも使えることをアピールしていた。

sRGB比95%の液晶を搭載したノートPC「DAIV-NG5720S1-SH2」。Core i7-7700HQとGeForce GTX 1060を搭載
17.3型4K液晶搭載のモバイルワークステーション「DAIV-NG7510S2-M2SH2」。Core i7-8750HとGeForce GTX 1070を搭載
15.6型液晶搭載のモバイルワークステーション「DAIV-NB991Z-M2-1806」。Core i7-7700HQとQuadro P3000を搭載
Xeon搭載のハイエンドワークステーション「MousePro-W995DP52-M2」。Xeon Gold 6130を2基とQuadro P5000を搭載している
「MousePro-W995DP52-M2」に、2台のディスプレイと「DaVinci Resolve Advanced Panel」を接続したデモ
クリエイター向けデスクトップPC「DAIV-DGX750H2-SH5」。Core i9-7900KとGeForce GTX 1080 Tiを搭載