イベントレポート

見つけたミライ@Inter BEE

パタパタ式の大型ディスプレイが登場、「人をダメにするソファ」の体験も……クリエイターのフェス「INTER BEE CREATIVE MEET-UP」

 「Inter BEE 2018」が11月14日~16日、幕張メッセで開催された。Inter BEE 2018は、音と映像と通信のプロフェッショナルのための展示会だが、今年は「デジタルコンテンツEXPO」と併催になり、メディア総合イベントとしての意味合いを強めている。そこで、Inter BEEおよびデジタルコンテンツEXPOの展示の中から、超スマート社会というテーマにふさわしい展示や、読者の関心が高そうな展示を紹介する。

 会場の一角には「INTER BEE CREATIVE MEET-UP」と呼ばれるクリエイターのためのフェススペースがあり、さまざまなジャンルのクリエイターが集まっていた。ここでは、コンテンツ体験エリアやオープンラウンジ、ワークショップエリアなどが設けられていた。

「INTER BEE CREATIVE MEET-UP」と呼ばれるエリアが設けられており、さまざまなジャンルのクリエイターが集まっていた
「INTER BEE CREATIVE MEET-UP」には、コンテンツ体験エリアやオープンラウンジ、ワークショップエリアなどが用意されていた
左側がハンズオンエリア

 展示されていた製品の中で面白かったのは、株式会社シンク・デザインが展示していた「Flip-Design」である。円形のパネルがパタパタと反転して、文字や絵を表示する磁気反転ディスプレイであり、最大15fpsでの表示が可能とのことだ。アナログ感と反転時の生じるパタパタという音が新鮮だ。

株式会社シンク・デザインが展示していた「Flip-Design」。円形のパネルがパタパタと反転して、文字や絵を表示する磁気反転ディスプレイである
「Flip-Design」のサンプル。円盤は表が白、裏が黒になっており、電磁石によって反転する仕組みだ
「Flip-Design」の表示の様子。最大15fpsでの表示が可能とのこと。アナログ感と、パタパタする音が新鮮だ
「Flip-Design」は、このように動作する

 そのほか、「映像研究所」によるワークショップや、人をダメにするソファ「Yogibo」が並ぶ休憩スペースもあった。

「映像研究所」によるワークショップが行われていた
人をダメにするソファ「Yogibo」が並んでおり、来場者が休んでいた

 また、「VTuberハッカソン」も行われており、いくつかのグループが作品を発表。最優秀賞には、チーム「アンリミテッド」が選ばれた。

VTuberハッカソンが行われており、いくつかのグループが発表していた
VTuberハッカソンのデジタルコンテンツEXPO大会の最優秀賞には、チーム「アンリミテッド」が選ばれた