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GMO、初年度実質800円〜で使える光回線「とくとくBB光mini」提供開始

混雑時の通信速度制限あり

 GMOインターネットグループ株式会社は2月14日、同社のプロバイダーサービス「GMOとくとくBB」に、低価格な光回線による「とくとくBB光mini」プランの受け付けを開始した。月額料金は戸建て向けで4400円、集合住宅向けで3300円。

 NTT東西のフレッツ光回線を利用した光コラボレーションモデルで、IPoE IPv6接続サービス「v6プラス」に対応した専用帯域で提供される。既存の「GMOとくとくBB」よりも低料金なことが特徴で、通信トラフィックが混雑した場合に通信速度を制御することで実現しているという。

 同社では、本サービスの位置付けについて「混雑しにくい通信の時間帯に着目し、日中のテレワークに使いたい、動画視聴に使いたい、とにかくインターネットを安く使いたいというニーズに答えるプラン」と説明している。

 ほかのインターネット接続サービス本サービスに乗り換え、同社が提示する条件を満たしたユーザーに対し、解約違約金補助として、11カ月目に3万円、23カ月目に2万円(開通月を1カ月目とする)の計5万円のキャッシュバックが行われる。集合住宅向けの場合、12カ月の料金の合計3万9600円に対し3万円のキャッシュバックが受けられることから、実質月額800円(税別727円。12カ月で計9600円)をうたう。

 月額料金のほかに、契約時に事務手数料3300円が必要。工事費は戸建て向けで2万6400円、集合住宅向けで2万5300円を36分割で支払う必要があるが、契約中は同額の割引が行われ、実質無料であるとしている。このほかに、v6プラス対応ルーターレンタル料として月額330円が必要となる。契約期間の縛りはなく、解約時の手数料は必要ない。