【特集】

新年度ですが……

「あのサービスは今?」2002年・春

 春といえば出会い、そして別れ。人が成長するようにインターネットも成長し、そこにも出会いと別れはついてまわるもの。ということで、この1年で大きな変化を迎えたあのサービス、このサービスについてまとめてみよう。人との別れは心に刻み込まれるが、インターネット上の別れはいつもひっそりと、できれば気づかず忘れ去られることを望んでいるように見えるのは何故なのか……?
 ※記事中のURLは、サービス終了に伴いリンク切れになっているものも含まれる。

●別ればかりの1年だった!? 〜終了したサービス


 2000年度に比べ、本誌のニュースでもサイトやサービスの“終了”を伝える機会がぐっと増えていた2001年度。その一方で、新サービスを紹介する記事の比率は以前より少なくなった。景気の悪さが原因なのか、それともインターネット業界の第一次成長が終わり、停滞期に入っていることの表れなのか? なお開始や終了について本誌で取り上げたサイトは、記事URLも併記した。

■104Japan.com (2000年9月〜2001年12月)
http://www.104japan.com/
 アドバンス技研の運営による電話番号検索サイト。検索スピードが速く使いやすいサービスだったが、2001年いっぱいで終了となった。
・アドバンス技研、電話番号検索サービス「104Japan.com」を開始

■365@(2000年9月〜2001年8月)
http://www.365.ne.jp/
 フリーメールや電子名刺機能などのPIMサービスを提供。運営元のブレーンドットコムがディジットと合併し「ディジットブレーン」になったのに伴なってサービスを終了した。
・1つのIDとパスワードで利用できるポータルサイト「365@」

■BOL(2000年6月〜2001年10月)
http://www.jp.bol.com/
 ドイツの大手メディア企業・Bertelsmannと角川書店などが設立したオンラインメディアショップ。現在も上記URLにはアクセスできるが、BOLのロゴが付いているだけで、事実上「bk1」のサービスになっている。撤退理由は明らかにされていない。
・BK1がBOLから書籍販売業務委託を受ける〜BOLは事実上撤退

■CDNOW JAPAN(1999年5月〜2001年8月)
http://www.cdnow.co.jp/
 世界的なオンラインCDショップの日本版だったが、事前告知もなくほとんど突然の状態でサービスを終了した。「BOL」同様、Bertelsmannの系列会社である点が気になるところ。
・オンラインCDショップ「CDNOW JAPAN」がサービス終了

■CHOCOA.NET(1999年11月〜2002年3月)
http://chocoa.net/
 富士通研究所による会員登録制のチャットサービス。キャラクターロボットとの連携や携帯電話向けサービスなどを提供していた。
・チャットにあわせて「タッチおじさんロボット」がおしゃべり

■CYBER CLICK!(1998年9月〜2001年10月)
http://www.cyberclick.net/
 クリック保証型の広告サービス。アフィリエイトプログラムも展開して人気を得ていたが。
・サイバークリック、有力サイトにのみ広告を配信するサービス

■DealTime(2000年10月〜2001年8月)
http://dealtime.co.jp/
 米国発のオンラインショッピングの価格比較サイト。ISIZEなど他サイトへのコンテンツ提供も展開、扱いジャンルも強化していたのだが…。なお米DealTimeは現在も続いている。
・ISIZE、DealTimeと提携し商品検索・比較サービスを開始

■EC-Watch.com
http://www.ec-watch.com/
 オンラインショッピングサイトの口コミコミュニティサイトを運営していたが、2001年5月に一時休止のアナウンスを掲載。現在サイト自体もなくなっている様子。
・ネットビジネス・日本からの挑戦/口コミの重要性に着目、EC-Watch.com

■e-Phone(2000年2月〜2001年11月)
http://www.e-phone.ne.jp/
 独自ソフトとWebを使ったインターネット電話サービスを展開。運営元アイエスエフの破産によりサービス終了となった。
・Webページから電話ができる「e-Phone Anywhere」

■Excite PAL(1998年7月〜2001年5月)
http://www.excite.co.jp/pal/
 米Exciteが開発、日本でも提供していたIMサービス。米社に対する利用料やユーザーの伸び悩みが終了の原因という。
・エキサイト、インスタントメッセージングサービス「Excite PAL」を終了

■gooメッセンジャー他
http://www.goo.ne.jp/help/office/gooinfo0301.html
 ポータルサイト「goo」も4月のリニューアルに伴い、チャットやセレクトメールなど約10のサービスを終了する。無料ホームページをHOOPS!へ、掲示板をteacupへ無料で移行できる機能を提供してフォローを図っている。
・goo、リニューアルに向けて一部サービスを終了へ〜チャットや無料HPなど

■interQ ORIGINAL(1995年12月〜2002年1月)
http://original.interq.or.jp/
http://original.interq.or.jp/topic/end_of_service.html
 ダイヤルQ2を使った会員登録不要のインターネット接続サービスとして知られていたが、NTTのQ2規制強化を受けてサービス終了となった。
・GMO、ダイヤルQ2を使った接続サービス「interQ ORIGINAL」を終了

■IQ3(2000年4月〜2001年5月)
http://www.iq3.co.jp/
 社会人向けのスクール情報とオンライン講座を提供していたが、利用者の伸び悩みなどからサービスを停止。
・社会人に向けたオンライン教育を提供する「IQ3」

■ISIZE SPORTS他
http://www.isize.com/common/close/info/top.html
 ISIZE全体のテーマを「生活総合サイト」から「行動支援サイト」に変更してのリニューアルを受けて、ISIZE SPORTSをはじめオークション、バイク、グルメなど15のカテゴリーを3月〜6月にかけて整理中。
・ISIZE、3月末に大幅リニューアル〜得意分野に集約

■ISIZE じゃマール(1996年6月〜2001年12月)
http://www.isize.com/jamar/guide/index_new.html
 個人情報誌として人気だった「じゃマール」のコンテンツをWeb上で展開し、商品売買や友達・恋人募集などの掲示板サービスを提供。オークションサイトや出会い系サイトの盛り上がりに反して下火となり、5年半の歴史に幕を閉じた。

■J-Women.com(2000年2月〜2001年11月)
http://www.j-women.com/
 米国発の女性向けサイトで、米国情報やキャリアアップなどの記事を得意としていた。すでにサイトは閉鎖されている。
・プロフェッショナルと“ワナビーズ”が対象 女性向け総合サイト「J-women.com」開設

■JIJI NEWS Watch/Sports Watch(1998年4月〜2001年6月)
http://www.ips.co.jp/watch/jijisports_notice.htm
 日刊新聞と同じ一般ニュースを配信するメール媒体として創刊。同年12月にスポーツニュース専門の「SPORTS Watch」も追加したが、どちらも2001年6月に休刊。
・一般ニュースを電子メールで届ける「JIJI NEWS Watch」創刊
・電子メールでスポーツ情報を届ける「SPORTS Watch」創刊

■Mediscope(1998年3月〜2002年4月)
http://mediscope.jkk.hitachi.co.jp/announce.html
 日立製作所による会員制の健康・医療情報サイト。全国約12万件の病院検索などが可能だったが、この4月でサービス終了となる。

■MilliCent(1999年6月〜2001年9月)
http://www.millicent.gr.jp/
 KCOMとコンパックによる小額決済システム。加盟店の伸び悩みなどからサービス終了となった。
・KCOMとコンパック、0.1円単位で売買可能な決済システム「MilliCent」開始

■OCN Navi(1995年12月〜2001年6月)
http://navi.ntt.co.jp/oshirase.html
 前身の「NTT DIRECTORY」時代から数えると5年以上にわたって運営していたホームページ検索サービスだったが、コスト増と無料でのサービス継続が困難なことを理由に終了へ。

■Produce-for you(2000年12月〜不明) 
http://www.produce-foryou.com/
 グラビアタレントからメールの返事がもらえるサービスを提供。2001年内はサービスを続けていたようだが…。
・タレントからメールの返事がもらえる!? 「Produce-for you」

■SIZE-INTERIOR.COM(2001年4月〜10月) 
http://www.size-interior.com/
 カーテンや家具など豊富なインテリアグッズをそろえたオンラインショップ。2001年10月で更新が止まった様子で、現在はURLにもアクセスできない。
・豊富な検索機能を搭載したインテリア総合ショッピングサイトが登場

■sokuji24.co.jp(2001年2月〜不明) 
http://www.sokuji24.co.jp/
 航空券のオンライン販売サイトを展開していたが、2001年中にサービスを停止していた模様。なお運営会社は「sokuji24.com」で、海外ホテル予約サイトを現在も提供している。
・簡単入力で航空チケットが買える「sokuji24.co.jp」

■Styleones.com(2000年11月〜2001年6月) 
http://styleones.com/
 女性向けのライフスタイルサイトで、有名ヘアメイクアーティストなどのコンテンツを提供していた。
・レコメンデーション機能を搭載したライフスタイルサイト登場

■UpsideJapan(2000年9月〜2001年4月)
http://www.upsidejapan.com/
 米ITビジネス誌の日本版を創刊する予定だったが、プレオープンしていたWebサイトのみで雑誌創刊を待たずに終了となった。
・アスキーと米Upside Mediaが提携、ITビジネス情報のサイトや雑誌を創刊

■WebTV(1997年12月〜2002年3月)
http://www.webtv.co.jp/
 “テレビでインターネット”の代表的存在だったが、最盛期でも会員は約10万人に過ぎなかったという。最近話題の“双方向TV”は、この轍を踏まずに済むかが気になるところ。
・WebTV、日本でのサービスを2002年3月に終了

■アイピートレンド (2000年1月〜2001年9月)
http://www.iptrend.com/
 トレンドマイクロの100%出資子会社で、中小企業向けのサーバー事業などを展開していた。業績不振により2001年9月に解散した。
・中小企業のIT化を促進、アイピートレンド「ipStax」発表

■アコシス(1996年〜2002年3月)
http://www.acosis.com/
 銀行引き落とし型の電子決済サービスとして先駆者的存在だったが、運営元のアコムがマスターカードの発行を始めたことがきっかけで、会員数2万数千名と伸び悩んでいたアコシスが終了する形となった。
・電子クレジットシステム「アコシス」が営業終了

■イーベイジャパン(2000年2月〜2002年3月)
http://www.ebay.co.jp/
 世界最大のオークションサイトとして話題を呼んだ日本上陸だったが、今一つ盛り上がりを見せられないまま、今年2月に日本市場からの撤退を発表した。台湾・中国など隣国でこれから積極的に展開するというが…。
・イーベイジャパン、3月末をもって日本での営業活動を終了

■うっぷす(2001年1月〜不明) 
http://www.oops-theater.com/
 アイドル出演によるインターネット専門映画を配信。サイトは2001年夏ごろに閉鎖された様子。
・アイドルの新作映画をインターネットで配信する「うっぷす」プロジェクト

■エキサイトフリーレーン (2000年10月〜2001年12月) 
http://www.excite.co.jp/freelane/
 エキサイトが行なっていた無料インターネット接続サービス。無料接続サービス業界の有料化や長期的なサービス継続が困難な点などから、2001年12月にサービス停止となった。
・エキサイト、無料ISPサービスをスタート

■えらべる.com (2000年9月〜終了時期不明) 
http://www.eravel.com/
 旅行会社などの自作チラシをWebで閲覧できる“旅の広告情報サイト”だったが、2001年夏からサイト更新が止まり、現在はURLにもアクセスできない状態だ。
・旅のチラシ情報サイト「えらべる.com」がオープン

■カーズプライスドットコム(2000年〜2001年5月)
http://www.cars-price.com/cars/
 全国1,000以上の自動車ディーラーと連携して商談を代行する自動車購入支援サイトだったが、パーク24へ事業譲渡し、会社清算となった。

■グローバルネットトレード証券(2000年6月〜2001年12月)
http://www.globalnetrade.co.jp/
 海外株に特化したオンライン証券で、サービス開始当初は法人向け、追って個人向けの事業も展開していた。
・外国証券を専門に扱うグローバルネットレード証券が6月にサービス開始予定

■ザクソン・インターネット(1996年〜2001年8月)
http://www.xaxon.ne.jp/
 中堅ISPとして知られていたが、「プロバイダーの価格競争の進行、ブロードバンド化によるバックボーン負担増加」などからサービス終了を決断した。ISPの今後のあり方を考えさせられる終了でもあった。
・ザクソン・インターネットが8月にサービス終了

■シュワブ東京海上証券(1999年12月〜2002年2月)
http://www.schwabtokiomarine.co.jp/
 米Charles Schwabと東京海上火災保険の合弁によるオンライン証券会社。採算の見込みがないとの判断から撤退へ。
・シュワブ東京海上証券がWebサイトを20日から開設

■ソシエテジェネラル証券 SGオンライン支店(2001年2月〜2001年12月)
http://www.sgonline.co.jp/
 フランスに本社を持つ証券会社のオンライン支店。独自のリアルタイム株価ソフトの提供で話題となったが、1年を待たずに終了。

■日本の新着情報(1993年12月〜2001年3月)
http://home.ntt.com/WHATSNEW/index-j.html
 日本のインターネット黎明期から提供していた歴史ある検索ディレクトリーで、NTTコミュニケーションズが運営。2000年9月に更新を停止し、2001年3月にサイト閉鎖となった。

■はがきネット(2000年9月〜終了時期不明) 
http://hagaki.ne.jp/
 Webから無料で葉書を郵送できるサービスで、送付される葉書に広告が付いている点が特徴だった。サイトはすでに閉鎖された様子。
・Webから無料で郵便ハガキが出せるサービス「はがきネット」

■ボトルメール(1997年6月〜2002年3月)
http://www.kids.recruit.co.jp/bmail/
 インターネットという海に向けて、誰に届くかわからないメッセージを流す異色のメールサービス。10万人以上に利用されたが、事業としての飛躍性が見込めないとの理由で5年近い歴史に幕を下ろした。最終日は1時間に2,000通近いメールが流れたという。
・ネットの海にメールを流す「ボトルメール」がサービス終了
【追記】開発者らの手でサービスが再開されることが決定→本誌記事へ。

■マイトランスレーター(1999年1月〜終了時期不明) 
http://www.mytranslator.com/
 翻訳者のマッチングサービスと自動翻訳サービスを提供していた。2001年夏ごろまで運営していたことは確認できたが、現在はURLにアクセスできず。
・実践比較!オンライン翻訳サービス

■まちぷら (2000年11月〜2002年1月) 
http://www.machipla.net/
 丸紅系のマンション管理会社による地域情報サイト。2002年1月にプロジェクト終了となった。
・丸紅系の新築マンションで地域情報ポータル提供へ

■三井ファイニングネット(2001年1月〜12月)
http://www.fining.co.jp/
 三井生命系列の、インターネット専門の保険販売会社。1年を待たずにサービス終了となった。
・三井生命がインターネット保険会社設立へ、保険以外のコンテンツサービスも

■ミックスキューブ(2001年3月〜9月)
http://www.mixcube.com/
 デジキューブと三和銀行(当時)など14社が共同出資、情報キオスク端末によるサービスを開始したものの、わずか半年で撤退。
・デジキューブ、三和銀行ら14社、現金出金も可能なコンビニ設置型端末を展開

■ユーマイレージ(2001年7月〜2002年4月)
http://www.umile.com/
 米Netcentivesの日本支社によるオイラインポイントサービスで、他のポイントプログラムとの連携をアピールしていた。が、米本社の破綻と会員数の伸び悩みなどで、10ヶ月で撤退へ。すでにマイル発行は停止し、現在は会員の手持ちマイルの交換のみ対応している。
・ネットセンティブ、サイト横断型のマイルプログラム「ユーマイレージ」を開始

■林檎の杜(2000年11月〜2002年1月)
http://www.forest.impress.co.jp/ringo/
 Macintosh用のオンラインソフト情報を提供していたが、コンテンツ制作を行なっていた「MACLIFE」の廃刊に伴いサービス停止となった。
・オンラインソフト総合サイト「窓の杜」のMacintosh版「林檎の杜」登場

●こちらも少なくはなく 〜合併・移管・内容変更したサービス


 サービスやサイトは健在と思っていたら、ある日運営元が変わっていたり、同じ名前なのにサービス内容が変わっていることも珍しくなくなっている。名前が変わって、サービスが拡充されるのなら大歓迎なのだが……。

■CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/
 米CNNの日本版で、「asahi.com」と記事の相互提供などを展開。現在、トップページにはPC向けサービスの終了アナウンスが掲載されているが、個々の記事は追加されるという不思議な状態が続いている。
・CNN、アジア初のローカルサイト「CNN.co.jp」を開設
【追記】2002年4月8日に、トップページを含めサイト全体の再開を発表

■freeweb
http://www.freeweb.ne.jp/
http://isweb.infoseek.co.jp/
 20万人以上に使われていた無料ホームページサービスで、当初の運営元はトライネットワーク。2001年7月にインフォシークに買収され、「infoseek isweb」として新たにサービスを開始した。
・インフォシーク、無料ホームページサービス「freeweb」を買収

■Goraku屋
http://www.gorakuya.net/
 NTTソフトウェアによるサービスで、「11PM」や「ルパン3世」といった楽曲のダウンロード販売を展開。サイトでのサービスは終了しているが、楽曲は4月中にドリームネットから販売開始する予定だ。
・NTTソフト、エンターテインメントサイト「Goraku屋」をオープン

■Hoops!、EasySeek、デリナビ、ジェイゲーム
http://www.hoops.ne.jp/
http://www.easyseek.net/
http://delinavi.com/
http://www.jgame.com/
 いずれも2001年に楽天傘下となった。デリナビは名称も「楽天デリバリー」に変更してサービスを行なっている。
・楽天、中古品売買の「Easy Seek」を運営するビズシークを子会社化

■iMediaTV
http://www.i-mediatv.co.jp/
 メッツが子会社を通じて展開したポータルサイト。“日本のアイデンティティを構築するWebマガジン”との触れ込みだったが、業績悪化でメインの著名人コンテンツは停止、現在はデジタルアルバムとソフトダウンロードが主体だ。
・メッツが新設の子会社「アイミディア」でWebコンテンツ事業に参入

■Justnet
http://www.webonline.co.jp/
http://www.justnet.ne.jp/togo/
 1995年8月から続くISP「Justnet」を運営するウェブオンラインネットワークスが4月1日付けでソニーコミュニケーションネットワークと合併。JustnetサービスはSCNに継承される。Justnetのメールアドレスなどは当面残るが、アクセスポイントの統廃合やコンテンツサービスの終了など整理は進んでいる模様だ。
・SCN、WONを合併吸収 〜Justnetはコンテンツサービスを3月終了へ

■netSpace
http://www.space.ad.jp/p-info/
 日立製作所運営によるISPで、当初は法人向け、後に個人向けサービスや衛星インターネットを展開。この5月に個人向けサービスを終了する予定で、現在はPanasonic hi-hoへの優待加入を呼びかけている。

■People
http://www.people.or.jp/
http://www.ffn.ne.jp/
 パソコン通信時代(1994年〜)からの歴史を持つISPだが、フジテレビ傘下となった後、2002年2月には名称を「FFNetインターネットサービス」に変更している。
・老舗ISP「People」が名称変更 〜20日より「FFNetインターネット」に

■PoP-Sync
http://www.pop-sync.net/
 顔写真などを使ったオンライン名刺を発行・交換できるサービスを提供。2001年末でサイトは終了し、現在は「Grami」に移行してコンテンツ主体のサービスを展開している。
・ソニー、“サイバー名刺ビジネス”をスタート

■RiRiRi Phone
http://www.ririri.ne.jp/
 Webブラウザーから固定電話に通話できるサービスを提供。試験サービス中は無料だったが、本サービスでは有料サービスに方向転換。
・一般電話に無料でかけられるインターネット電話「RiRiRi Phone」

■SOURCENEXT.NET
http://www.sourcenext.net/
 当初は製品購入ユーザー向けのホスティングサービスだったが、2001年10月にサービスを終了。2002年に入って、同ドメインでeラーニングのサイトとして再出発を果たした。
・「特打」でおなじみのソースネクストがEラーニング事業

■ZERO
http://www.zero.ad.jp/
 派手なTV広告などで話題を呼んだ無料ISPだったが、2001年4月に有料サービスへの方向転換を表明した。サービス料金自体は安い部類に入るのだが、無料で売っていたイメージが強いだけに…。
・接続料無料の「ZERO」が“有料ISP”へシフト

■イーウイング証券、日本オンライン証券
http://www.ewing.co.jp/
http://www.kabu.com/
 オンライン専業の証券会社2社が合併し、2001年4月に「カブドットコム証券」として再スタート。オンライン証券業界は早くも再編の時代を迎えているようだ。
・三和銀行グループのイー・ウイング証券が4月3日からサービス開始
・日本オンライン証券が正式にサービス開始、トラブルは一切なし

■キューアンドエー
http://www.q-a.co.jp/
http://www.yqa.co.jp/
 カスタマーサポートを他社に提供する事業を展開。2001年4月に横河電機に吸収され、現在は横河キューアンドエーとして事業を行なっている。
・ネットビジネス・日本からの挑戦/アナログな手法でカスタマーサポートを提供、 キューアンドエー

■ジオ電子メール
http://www.geocities.co.jp/features/news.html
 無料ホームページサービス「ジオシティーズ」(現在はYahoo!ジオシティーズ)の電子メール機能で、通常のPOP3対応メールソフトで利用できる点などで人気が高かった。2001年7月に新規登録を中止し、2002年3月でメール送信サービスを終了。受信はまだ可能だが、早期にYahoo!メールと統合される方向だ。
・ジオシティーズ、メール送信サービスを終了〜Yahoo!メールに統合へ

■東京めたりっく通信
http://www.metallic.co.jp/
 xDSLサービスの先駆者的存在だったが、資金繰りの悪化から2001年6月にソフトバンクグループ傘下へ。現在は法人主体のサービスが中心だ。
・東京めたりっく、ソフトバンクG傘下へ〜名称やサービスは当面現状維持

■フレッシュアイ
http://www.fresheye.com/
 最新情報をサーチできる検索サービス。2002年4月から運営元を東芝からクリッピングサービスを行なうニューズウォッチに移し、法人向けの営業にも力を入れていくという。
・フレッシュアイ、東芝グループ会社に吸収合併〜サービスは存続

■ラジ@
http://www.radiat.net/
 アスキーが運営していたインターネットラジオ局で、2002年1月にブロードバンドコンテンツ事業を行なうAIIに買収された。
・アスキー、インターネットラジオ「ラジ@」開局

■リキッドオーディオ
http://www.liquidaudio.co.jp/
http://www.cyber-music.co.jp/
 米Liquid社の技術を用いたデジタル音楽配信を行なっていたが、7月に契約を終了、現在は社名をサイバー・ミュージックエンタテインメントに変更し、旧ソ連時代のクラシック音源の配信を行なっている。
・米LiquidAudio、リキッドオーディオとの契約終了に関して発表

●あれが“国民的行事”の終わらせ方なのか?〜「インパク」


http://www.inpaku.go.jp/

 2001年の終了とともに幕を閉じた「インパク」。開始当初の派手な広告展開に比べると、その終わらせ方は大きな疑問を残すものだった。2002年になった途端、インパクの公式サイトとして残ったものはトップページのみで、それも1ヶ月後には削除されてしまい、現在はURLアクセスできなくなっている。このことは公式サイト上で事前に告知はされたものの、その理由についての説明はなされなかった。2001年1年間限定のイベントとはいえ、国家予算で行なったプロジェクトとして、サイトの一部でもアーカイブとして残しておくことはできると思うが……。公式サイトがなくなれば参加パビリオンが閉鎖するのは当然で、インパク通年賞を受賞した14サイトのうち、4つは完全に閉鎖、1つは挨拶ページを残すのみとなっている。

 なお、インパクをサポートするNPO団体「インパク協会」も、3月31日で活動を終了した。残務処理のため3月一杯までを活動期間としており、活動内容を報告書としてまとめ、参加企業・団体への配布などを行なっていたという。インパク協会のサイトは当面存続する予定だ。またインパク終了後もなんらかの形で運営・公開を続けているサイトは、サイト「輪んぱく」が“インパク卒業生大集合”としてまとめている。

■インパク協会
http://www.inpaku2001.org/
■輪んぱく
http://www.1-eco.com/wa/

●終わったなかにも発見はある


 2001年度を振り返ってみると、インターネット普及期以前から運営されていたサービスがずいぶんなくなっているのに驚かされる。長寿サービスでも「採算が取れない」「事業としての将来性がない」といった理由から終了するケースが多く、オンラインサービスの難しさを感じることが多かった。その一方で、すでに終了したサービスでも、ブロードバンド環境の普及で「今ならイケるのでは?」と思えるものも出始めている。破綻した企業から一部事業を譲り受け、新たなサービスとして展開するケースもあり、次につながる終わり方が増えてくれることを期待したい。

 最後に。すでに終了したサービスやサイトは、過去5年分のWebページを保管している「WaybackArchive」や、検索サイト「Google」のキャッシュなどを利用して、当時の様子を閲覧できる場合が多い。サービス全体を体験するのは不可能だが、概要だけでも知りたい場合には活用できるだろう。

■WaybackMachine
http://www.archive.org/
■Google
http://www.google.co.jp/

◎関連記事
年度末企画 「あのサービスは今?」

(2002/4/1)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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