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【使いこなし編】第296回
Androidスマホの写真を「OpenMTP」でMacにバックアップする
2026年8月27日 06:00
第275回~第279回では、スマートフォンのデータをまるごとPCへバックアップする手法を実践した。続けて、第280回からは、スマートフォンの写真と動画を、ファイルとしてPCにコピーする方法を実践している。
第283回からは、Windows PCで利用できる「スマートフォン連携」アプリを使うなどして、Windowsを使ってスマートフォンのバックアップを実践してきた。第289回からは、Macを使ったiPhoneのバックアップに続き、Androidのバックアップを実践をしているところだ。
「OpenMTP」をインストールする
前回まで「MacDroid」という転送ツールを使用し、MacへのAndroidのバックアップを実践していた。このMacDroidの無料版では、AndroidからMacへのバックアップは可能だが、逆のMacからAndroidへの転送はできない。
今回は、MacからAndroidへの転送を「OpenMTP」というオープンソースの無料ツールで行ってみる。もちろんMacDroidの有料版や、クラウドサービスを使っても転送は可能なので、好みに合わせて選んでほしい。
OpenMTPは公式ページからダウンロードできる。Apple Silicon版(Mシリーズのプロセッサー向け)とIntel版に分かれているので、環境に合わせてダウンロードする。
▼OpenMTP | Android File Transfer for macOS
https://openmtp.ganeshrvel.com/
ダウンロードしたDMGファイルはダブルクリックすると、解凍後にマウントされるので、「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップでコピーすることでインストールが完了する。起動すると、初回は警告が表示されるので「開く」で進み、その後に表示されるスプラッシュ画面で設定を済ませる。これは初期値のまま進めて問題ない。
「OpenMTP」でMacからAndroidにファイルを転送する
OpenMTPの画面は、右側にAndroid、左側にMacのストレージが表示され、ドラッグ&ドロップで双方向に転送する仕組みとなっている。ファイルを転送するためには、Androidをケーブルで接続したあと、Androidの設定にて[接続設定]を[ファイル転送/Android Auto]に切り替える必要がある。
OpenMTP右側ペインのリロードアイコンをクリックして読み込む。うまく読み込めない場合には、Macを再起動して、USBケーブルを繋ぎ直してみよう。この時に[ファイル転送/Android Auto]にマークを移す操作も再度行う必要がある。
筆者の環境ではこのほか、Mac上でGoogle DriveやDropbox、OneDriveなどの同期系アプリ、iMovie、LightroomなどUSBポートを認識して取り込みをするアプリなどが起動しているのが原因で、うまく読み込めないことがあった。同様にうまく読み込めない問題が発生した場合には、これらのアプリを終了させてから試してみてほしい。
OpenMTPでは写真のサムネイルが見にくいので、Finderのウィンドウを使ってブラウズすることをオススメする。Finderウィンドウから、写真や動画をOpenMTPの右ペインにドラッグ&ドロップすることも可能だ。
今回は「DCIM」内の「Camera」フォルダに転送してみた。これは標準のカメラアプリが撮影したファイルが保存される場所になっている。
OpenMTPでは、フォルダの読み込みやファイルの転送に少し時間がかかる。無料で双方向での転送ができるのは大きなメリットだが、操作感はMacDroidの方が快適だ。AndroidからMacへの転送のみが目的なら、MacDroidの方がオススメだ。OpenMTPは、MacからAndroidへの転送も行いたい、しかもクラウドを経由せずに無料で行いたい、という場合に使うといいだろう。
今回の教訓(ポイント)
「OpenMTP」ではAndroidとMac間の双方向で転送ができる
動作には少しタイムラグがあるので、Macへの転送はMacDroidの方が快適
















