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【使いこなし編】第295回
Androidスマホの写真をMacにWi-Fi接続でバックアップする
2026年8月20日 06:00
第275回~第279回では、スマートフォンのデータをまるごとPCへバックアップする手法を実践した。続けて、第280回からは、スマートフォンの写真と動画を、ファイルとしてPCにコピーする方法を実践している。
第283回からは、Windows PCで利用できる「スマートフォン連携」アプリを使うなどして、Windowsを使ってスマートフォンのバックアップを実践してきた。第289回からは、Macを使ったiPhoneのバックアップに続き、Androidのバックアップを実践をしているところだ。
前回は「MacDroid」という転送ツールを使って、有線接続でのMacを使ったAndroidのバックアップを実践した。今回は、同じことをWi-Fi接続で実践してみる。
Wi-Fi接続でバックアップするためには、Androidを開発者モードに切り替える必要があるため、USBケーブルで接続した方が簡単にバックアップができる。写真や動画をまとめてバックアップする用途なら、ケーブル接続をオススメする。
なお、MacではAndroidを接続した際のデータ転送で使われるMTP(メディア転送プロトコル)に標準では対応していないため、単純に接続しただけでは転送できない。そのため、転送ツールの「MacDroid」を使用する。インストール方法については、前回を参考にしてほしい。
Androidの「開発者向けオプション」を有効にする
まずは、Androidの設定で[デバイス情報]を表示し一番下までスクロール。[デバイスID]の項目にある[ビルド番号]を7回連続でタップする。これで、「開発者向けオプション(開発者モード)」が有効になる。
「開発者向けオプション」を有効にしたら、さらに設定の[システム]で[開発者向けオプション]を表示し、[ワイヤレスデバッグ]をオンにする。オンにしたら、[ワイヤレスデバッグ]をタップし、[QRコードによるデバイスのペア設定]をタップする。これにより読み取り画面が表示される。
Wi-Fi接続でMacDroidを使う
MacDroidを起動してデバイスを追加する。[Wi-Fiで接続]を選択し、[Android11+]をクリックすると接続用のQRコードが表示される。
MacDroidに表示されたQRコードを、先にAndroid側で表示していた読み取り画面で読み取る。これでMacDroidにデバイスとして表示され、Macにスマートフォンがマウントされた状態になる。
MacDroidでマウントされた以降のファイル操作は、USBケーブルで接続した場合と同様だ。Finderに表示されるので、通常のファイル操作と同じようにMac側にコピーすればよい。
スマートフォンで撮影した写真と動画は「DCIM」ー「Camera」に保存されている。開発者モードで接続しているため、前回のケーブル接続よりも「DCIM」以外のフォルダが多く扱えるようになっている。ユーザーが作成したデータは「storage/emulated/0」内にまとまっていて、これが前回見た「内部共有ストレージ」と同じ場所になる。
なお、無料版のMacDroidでは、MacからAndroidへのファイルコピーができないため、あくまでもMacにバックアップするのみの用途として使おう。
「開発者向けオプション」は使い終わったら無効に
ここで有効にした「開発者向けオプション」は、開発者が新しいアプリのテストやデバッグをする時に使うモードで、日常的に使うことは想定されていない。有効になった状態だと、セキュリティ上好ましくないことに加え、起動できないアプリがあるなど動作の制約が出ることもあるので、利用後は無効にしてほしい。
今回の教訓(ポイント)
「MacDroid」を使うことでWi-FiでAndroidからMacにバックアップできる
「開発者向けオプション」に切り替える必要があり、操作はやや煩雑になる



















