テレワーク、空いた時間でなにしてる?

蚊に刺されやすい人にオススメ! スイッチ1つで庭先から蚊がいなくなる「STRONTEC 屋外用蚊よけ KA・KO・I」がスゴい!!【はんじょう農場その2】

蚊に刺されやすい筆者がオススメの虫除けグッズとは?

 自宅の狭い敷地内に作ったわずか半畳ほどの家庭菜園、名付けて「はんじょう農場」。今年は春先が暖かい日が続いて玉ねぎが早めに収穫できたため、例年より少し早めの4月末に夏野菜を植えたのは前回お伝えしたとおり。

 例年だとナス2株、キュウリ1株、ゴーヤ1株にしていたのだが、ゴーヤがあまり好きではない子供の要望で今年はゴーヤをやめてキュウリ2株にしている。根を下に深く伸ばすナスと、横に浅く根を張るキュウリ、ゴーヤだと、ナスは問題ないものの、キュウリとゴーヤが喧嘩しているような印象で、序盤はキュウリが旺盛に育ち、続いてキュウリが急速に弱るとゴーヤが勢いをつける、という感じなのだが、今年はキュウリ2株なので、2株とも同じぐらいの勢い、ペースで育っている。

わずか半畳ほどの畑で、今年はナス2株、キュウリ2株を育てる。手前に写っているのはプランターに植えたミニトマト
4月末に植えたキュウリがもう収穫の時期を迎えている

 キュウリは育ちが早いので6月には収穫ができていて、すでに何本採れたか分からない。ただ、やっと主枝が伸びきって先端を摘んだところなので、これから側枝がわらわらと増えていくはず。なので最盛期はまだまだこれからだ。

 2株植えたナスはどちらも一番花がうまく育ってくれなかったが、側枝の花が実ってようやく収穫できるまでになった。

 ただ、残念ながらヨトウムシが出たようで実をかじられてしまった。我が家の場合、ヨトウムシが大量発生するようなことはないのだが、毎年1匹か2匹ぐらいは出る。今年もかじられ方からするとたぶん1匹だろう。

6月末にナスがやっと収穫できる大きさになった。だが奥のナスを見ると虫にかじられた跡が。ヨトウムシの仕業だ

 農薬を使うこともできるが、農薬散布も準備が面倒なので、できれば捕殺したいところ。ヨトウムシは朝と夕方に出るので、その時間に株のまわりをよく観察していると見つけられる。ただしすぐに見つかるかは運次第。すぐに見つかるときもあれば、何日も見つからないときもある。ちょうど梅雨時期で雨が降っていたり、そうでなくても蚊が出る時間帯なので、すぐに見つかればいいが、なかなか見つからないと探しにいくのも気が重くなる。筆者が育てているナスは庄屋大長という巨大なナスなので、ちょっとぐらい虫に食われていても、そこだけ切り捨てれば食べられるし、「ま、いっか」という気になってしまう。

 ただ、ヨトウムシというのは結構な大食漢。しかも大きくなるごとに食べる量も増えるので、いつまでも放置はしておけない。そろそろ頑張って見つけないと。でも筆者はめちゃくちゃ虫に刺されやすい体質なので、蚊の多い朝夕に畑で長居するのはイヤなんだよな~。

この日の収穫。キュウリは一番下のサイズが一般的で20cmほど。ほかのキュウリは台風で収穫をサボっていたら巨大化しすぎた。ナスは庄屋大長という品種で30cmほどまで大きくなる。虫に食われた部分を切り落としても十分なサイズがある

他に類を見ない屋外用電子蚊取り

 ということで今年は新兵器を導入してみた。

 それが「STRONTEC 屋外用蚊よけ KA・KO・I」(以下 KA・KO・I)だ。形としては液体式の電子蚊取りに似ているが、電池で駆動するタイプで、屋外利用を前提にした製品。一応製品のうたい文句としては40m 2 (半径3.6m)の広範囲に効くという。我が家の半畳ほどの農場には十分過ぎる。

STRONTEC 屋外用蚊よけ KA・KO・I

 ちなみに筆者はこれまでも多くの虫除けや殺虫剤を使ってきた。

 なかでも最も効果が高いと思うのは、塗るタイプの虫除けだ。いろいろ試したが効果はこれが一番確実な気がしている。

 ただしスプレーするだけではなく塗り伸ばす必要があるので、手が少しベタベタになる。そうなると手を洗う必要があって、ちょっとした作業のときだと、面倒くささが勝ってしまう。

虫除けスプレー、左のアース「サラテクトミスト リッチリッチ30」は強力だが子供には使えないタイプ、右のバルサン「ガードミストウォーター」は子供でも使用できる

 次に蚊取り線香。筆者が使っているのは富士錦 パワー森林香という製品で、屋外での利用では評判のタイプ。一般的な蚊取り線香より分厚くて、それだけに煙が多いのが効いているのかもしれない。当然だが使い方としては火をつけるだけ、手もほとんど汚れないし、虫除けスプレーのように途中で塗り直す必要もない。

蚊取り線香は屋外専用の強力タイプで富士錦の「パワー森林香」。厚みがあって普通の蚊取り線香のケースには入らないので専用のケース付きがオススメ

 ただ、火を使うので気は使う。専用のケースに入れてあるので、使用中に飛んできた枯葉などに引火する可能性は低いのだが、逆に外から線香が見えないので、気がついたら火が消えてしまっていることもある。そして作業が終わった後は、線香の火がついている部分の根本で折って、火だねに水をかけたり石でつぶしたりして完全に消火する必要がある。畑には枯葉なども落ちているので、火だねが少しでも残っていると心配だ。「めちゃくちゃ大変」とまでは言わないが、地味に面倒ではある。

 で、このパワー森林香がそろそろ使い終わるので次になにかもっと良い物はないかと探していたところで、本題のKA・KO・Iを試してみることにしたわけだ。

超音波の力でシュッと吹き出しフワッと拡散、目に見えるのがいい!!

 KA・KO・Iが面白いのは、屋外での使用を前提にした製品で、電池式でコンセントがなくても使えること。

KA・KO・Iは単三電池2本で約60時間可動する

 これまでだと、電池式では腕時計型のタイプを使ったこともある。500円硬貨ぐらいのカートリッジに薬液がしみこんでいて、それを電動ファンで拡散させるタイプだ。

 ただ、このタイプは、カートリッジの見た目がいつまで使っても変わらないので、交換時期がよく分からない。一応1日何時間で何日、といった目安はあるのだが、筆者は毎日使うわけでもなければ一度の使用時間もそこまで長くない。なので時間換算で言えばまだまだ使えるよなーと思いつつ、電動ファンが回っていないときでも薬剤は少しずつ拡散してるだろうと思うと、実際いつまで使えるのかがよく分からない。

 特に蚊は秋にまた活発になる。そんなタイミングだと、梅雨前に開封したカートリッジがまだ使えるのか? 新しく換えた方がいいのかがよく分からないわけだ。

 その点、KA・KO・Iは液状の薬剤が透明のボトルに入っているので、見た目で残量が分かる。しかもキャップをすれば2シーズン目でも使えるとのこと。さらに実際に使ってみると、噴霧されたときに霧状の薬剤が飛び出るのが見えるので、ちゃんと機能しているのが目視で確認できて、安心感がある。

 そしてその霧化は熱ではなく超音波を使っている。なので手に持っても熱くないし、枯葉などがある畑でも安心して使うことができる。

薬液は透明なボトルに入っているので残量が見えるし、キャップをすれば来シーズンまで保管もできる
外したキャップは本体の底面に収納できるから紛失の心配がない
本体は上下に二分割できる
ボトルをセットしたところ
写真だと見えにくいが、側面からも薬液の残量をチェックできる
天面にはセンサーがあって、のぞき込んだりしているときには噴霧しない設計になっている

 しかも屋外で、ある程度の範囲にわたって虫除けしてくれるというのは、これまでだと地面などに噴霧するスプレータイプしかなかったんじゃないかと思う。

 さらに実際に散布されるときも、目視で薬剤が霧状に舞い上がるのを見ることができる。見た感じとしては、缶スプレーの殺虫剤より細かい粒子で、吹き出し方もスプレーより弱く、線香に近いぐらいの、フワッと言う感じで噴霧される。

噴霧される前にはスイッチ部分のパイロットランプが点滅する
噴霧された状態。目視で噴霧状態が見える

 ただ線香の場合、熱もあってモクモクと上に行くのに対して、こちらは打ち上げ花火のように、フワッと吹き出したあとその場で拡散してくような感じに見える。

 この噴霧状態が目で見えるというのは結構重要で、屋外で使う場合、KA・KO・Iを風上に置きたいわけだが、噴霧の様子を見ればその場の風向きが分かる。筆者宅のように周囲を家に囲まれた畑だと、風の流れも複雑になるので、目で風向きが見えるのは結構ありがたい。

屋外でも霧の状態は目視できる。霧の様子を見ながら風上に本体を置くようにするといい

びっくりするほど周囲から蚊がいなくなる!!

 さて、気になるのがその効果だろう。結論から言うと、これは結構スゴいかもしれない。

 かもしれない、と書いているのは、あくまで相手は蚊で、偶然そのタイミングに近くにこなかった可能性もあるので、絶対とは断言できないためだ。だが、その上であくまでこれまで筆者が使った印象としては、結構な確信を持って、かなりスゴいと感じている。

 その根拠となるエピソードの1つが、この製品の撮影のために外で作業していたときのことだ。

 夕方から玄関を出たすぐのところで撮影を始めると、すぐに蚊が3匹やってきた。筆者は本当に蚊を寄せ付けやすい体質で、すぐに集まってくるのだ。

 そこで本機のスイッチを入れて様子を見る。説明書にもあるが、そんなにすぐには効果は出ないという。実際、蚊がひるむ様子はなく、お構いなしで血を吸いにくる。しばらくは払ったりしていたものの、あまりの執拗な攻撃に耐えきれず、脚に止まった2匹は手で撃退した。

 残りは1匹、と思ったところでその1匹を見失った。この間、時間としてはスイッチを入れてから2~3分といったところだろう。

製品撮影中にも蚊が寄ってきたので、すぐにスイッチをオンに

 薬剤のニオイがイヤで逃げていったのかなと思ったのだが、ふと足元を見ると、何か小さいモノが動いている。よく見るとヒトスジシマカが地面でピクピクしていた。場所としては本体から50cmほどのところ。先ほどの2匹は叩き潰したので、見失ったもう1匹かもしれない。

その数分後、足元でピクピクしている蚊を発見。偶然このタイミングで寿命を迎えた可能性もあるので薬剤の効果と断言はできないが

 KA・KO・Iの薬剤による効果なのかが確信が持てなかったので、まだピクピクしている蚊を指でつかんで本体から出る霧に近づけてみたところ、霧を浴びると同時に動かなくなった。KA・KO・Iの有効成分メトフルトリンが効いたようだ。

 さらにその後も別の蚊が寄ってくることはなかった。もちろん偶然の可能性もあるし、また、風が強い日などだと、また効果のほどは変わってきそうだが、いつもならすぐに蚊が集まってくる夕方でここまで蚊が来ないのは驚きだ。

 薬剤の噴霧は30秒に1回自動で行われる。上部にセンサーがついていて、近くで動きがあると薬剤を噴霧しないようになっている。これは子供などがのぞき込んでいるときなどに噴霧しないようにするためのものだ。

 ただ、のぞき込むまでしなくてもセンサーが反応するようで、撮影中、近くに立っている筆者に反応して噴霧されないときが何度かあった。噴霧する前にはスイッチ部分のランプがゆっくり点滅するが、センサーが反応した場合は素早く点滅をして、その回は噴霧されなくなる。なので、頻繁に素早い点滅をするようであれば、少し人がいる場所から離して設置するのがよいだろう。

 すっかり蚊もいなくなって撮影にも集中することができた。そして、撮影後にスイッチを切って片付けをしていたところ、数分すると再び蚊が集まってきた。もちろんこれだって偶然の可能性は否定できないものの、こうまでタイミング良く蚊がいなくなったり現れたりすると、やはりKA・KO・Iの効果なんじゃないかという気がしてくる。

 効果を実感したのはこのときだけではない。先週掲載したHiKOKIのエアダスターのレビューの撮影時もKA・KO・Iを使っていたのだが、蚊が近づいてくることはなかったし、件のヨトウムシの捕殺においても、蚊の出やすい夕暮れどきに作業したのだが、KA・KO・Iを横に置いて作業したところ、一度も蚊に刺されることはなく、しかも今回は運良く15分ほどで発見、駆除することができた。

自転車やクルマの洗車の時にもKA・KO・Iは使い勝手がいいし、効果がある印象
KA・KO・Iを使いながらヨトウムシを探していたところ、なんとKA・KO・Iのすぐそばに表れた。日中は涼しいところに隠れていて、夕方になると出てくるのだ
ヨトウムシ以外にもいろいろな害虫がいる。写真はペットボトルで作った捕殺器。中には石けん水が入っていて、虫が落ちると溺れる。特にカメムシは身の危険を感じると下に落ちて逃げる習性があるので、これで下から追い込むと勝手にポンポン入ってくる

 もちろん気温の高い時は蚊が出にくいといったこともあるので、すべてがKA・KO・Iの効果だと言うつもりはないが、こと夕暮れ時にこんなにも蚊の存在を気にしないでいられることもないので、やはり期待はしてしまう。

 取っ手もあって持ち運びやすく、コンセントをつなぐ必要もなければ、火をつけることも、後始末も必要もない。蚊取り線香だと火をつける必要もあって、「ちょっとの間だし使わなくてもいいかなー」などと思うこともあったが、手間のかからないKA・KO・Iなら、とりあえずつけておくという使い方ができる。

 ボトル1本で使用できるのは30時間ほど。これはほかの電子蚊取りと比べると短い。ただ、筆者宅の半畳ほどの家庭菜園では、丸1日作業するようなことはなく、1回の作業は1時間とか、長くても2時間程度。それも毎日ではないので、おそらく30時間だと1シーズンは持つんじゃないかと思う。先にも書いたとおり、薬液はフタをして翌シーズンに持ち越せるので、余っても無駄にはならないし、もし夏の終わりに足りなくなっても、気兼ねなく買い足すことができる。

 替えのボトル1本が1300円ほどなので、コスパでは蚊取り線香のほうが勝るし、さらに本体(ボトル1本がついたスターターパック)も実売で6000円以上と決して安くはない。ただ、筆者のように蚊に刺されやすい体質の人なら分かるはずだ。刺された後に塗るかゆみ止めではなく、そもそも刺されない、蚊が寄ってこないという状況はまさにプライスレス!

 惜しむらくはスイッチがスライドスイッチだということだ。もしプッシュ式のスイッチだったなら、SwitchBotのBotなど指ロボットを使って遠隔で操作できるようにしただろう。そうすれば玄関を出たところに置きっぱなしにしておいて、事前にオンにすることで、玄関を出た直後や、帰宅して家に入る前に蚊に刺されるのを防ぐことができる。

 筆者のように蚊に刺されやすい体質で、かつ家庭菜園や、あるいは自転車やクルマの整備をする、もしくはキャンプをするなど、屋外の特定のエリアでなにか作業をするような人には、ぜひオススメしたい製品だ。

テレワークで余裕ができた時間を有効活用するため、または、変化がなくなりがちなテレワークの日々に新たな風を入れるため、INTERNET Watch編集部員やライター陣がやっていることをリレー形式で紹介していく「テレワーク、空いた時間でなにしてる?」。バックナンバーもぜひお楽しみください。