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2020年に最も読まれたニュース記事は? 「コロナ禍の確定申告」に関する記事などがランクイン

INTERNET Watch年間アクセスランキング

 INTERNET Watchで今年1年間に掲載したニュース記事について、アクセス数(ページビュー)に基づく上位30位までのランキングを算出した。4月1日にサービスが開始した、最大通信速度が約10Gbpsのインターネット光回線サービス「フレッツ 光クロス」に関する記事がランクインしたほか、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に便乗したフィッシング詐欺や、コロナ禍の確定申告に関する記事が上位に入った。

3位:上り/下りの最大通信速度が約10Gbpsの「フレッツ 光クロス」

 3位は、上り/下りの最大通信速度が約10Gbpsのインターネット光回線サービス「フレッツ 光クロス」について報じた記事(2月18日付記事『最大10Gbpsの「フレッツ 光クロス」が4月1日提供、月額6300円、NTT東西』)がランクイン。

 サービス提供の背景として、4K・8K映像など映像コンテンツの高品質化、VR/AR/MR技術を用いた新たな体験の広がりなど、大容量データ通信が必要とされるサービスの利用機会増加を挙げているが、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、在宅勤務で自宅のインターネット回線を活用する機会が増えた人たちにとっても気になるサービスの1つになったのではないだろうか。

 同サービスに関連する記事がこのほかにも、8位、21位、27位、28位にランクインしたほか、So-netの20Gbpsの「NURO 光 20Gs」が29位に入るなど、インターネットの高速通信サービスについて、読者の関心が高いことがうかがえる。

2位:給付金2回目支給? 総務省をかたる偽通知メール

 2位は、特別定額給付金に関する通知を装うフィッシングメールについて報じた記事(10月16日付記事『給付金2回目支給? 総務省をかたる偽通知メールに注意』)がランクイン。

 フィッシングメールの件名は「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました。」で、誘導先は、総務省の特別定額給付金のオンライン申請を装ったフィッシングサイトになっているのが特徴だ。

 メール本文は「令和2年10月14日、『新型コロナウイルス感染症緊急経済対策』が閣議決定され、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うため、二回目特別定額給付金事業が実施されることになり、総務省に特別定額給付金実施本部を設置いたしました。」などとそれらしいことが書かれているが、フィッシングサイトでは氏名、生年月日、郵便番号、運転免許証、保険番号、パスポート番号などの入力欄があり、誤って入力するとこれらの情報が悪用される可能性があった。

 このほかにも、新型コロナウイルス感染症の流行に便乗する詐欺が多く確認されているため、引き続き注意が必要だ。

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1位:“新型コロナ”の影響を受けた「確定申告」

 1位は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、期限延長手続きの受付を開始した確定申告について報じた記事(4月7日付記事『「確定申告」4月17日以降も可能に、国税庁が新型コロナ感染拡大を考慮』)がランクイン。

 令和元年分の確定申告期限について、国税庁は今年2月末、新型コロナウイルス感染症の感染リスク防止の観点から、申告会場の混雑緩和のための措置として、4月16日へと延長することを発表。さらに4月上旬には、期限を区切らずに4月17日以降も柔軟に確定申告書を受け付ける方針に切り替えていた。


 1位~30位までのランキングは以下の通り。引き続き2021年もINTERNET Watchをよろしくお願い致します。

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