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【使いこなし編】第182回
チューナーレステレビの大画面に写真を映す、「スクリーンセーバー」機能と「Googleフォト」のワザ
2024年2月1日 06:00
TCLのチューナーレステレビ「50P63J」の使いこなしを、第160回から紹介している。ここ最近は、キーボードとマウスを接続するなどしてPCに近い使い方を試していて、前回はUSBポートにUSBメモリを接続して、画像や動画ファイルを操作した。
今回は、クラウドサービスの「Googleフォト」を使ってみたい。OSにGoogle TVを搭載したチューナーレステレビには「スクリーンセーバー」機能があり、一定時間操作していないとGoogleが提供する写真がランダムで表示されるが、この機能に自分のGoogleアカウントを設定すると、自分がGoogleフォトに保存している写真を表示できて、自動再生のスライドショーのような感覚で便利だ。今回は、この方法でチューナーレステレビに好きな写真を表示して楽しもう。
見たい写真の「アルバム」をGoogleフォトで作っておく
スクリーンセーバーの設定は、スマートテレビの初期設定でも使った、スマホアプリ「Google Home」を使う。Google TVの設定の項目にもスクリーンセーバー設定用の[背景モード]があるが、実際の設定はGoogle Homeで行うように促される。
Googleフォトでは、あらかじめ写真をアップロードしておくことに加えて、見たい写真をまとめた「アルバム」を作っておく必要がある。PCから行っても構わないが、ここでは、Googleフォトのスマートフォンアプリでアルバムを作る方法を紹介しよう。
Google Homeアプリでスクリーンセーバーの設定をする
次に、Google Homeの操作に移ろう。セットアップ時に登録したスマートテレビが[デバイス]タブに表示されているはずだ。ここから設定を始める。[背景モード]を開き、[Googleフォト]にチェック入れてアルバムを選択する。
任意のタイミングでスクリーンセーバーを起動できる
これで設定が完了した。設定後は、スクリーンセーバーが自動開始されるのを待ってもいいが、テレビのリモコンボタンの設定を押し、[スクリーンセーバー]から任意のタイミングで開始することもできる。Googleフォト内のアルバムを変更したいときには、再度同じ手順で選択すればよいだけだ。アルバムを複数選択することもできる。
この機能は、好きな写真を選んでアルバムにしておくだけで、テレビの前で生活する家族などに写真を見せられるのがいい。人の集まる施設や待合室などに設置したテレビで使えば、デジタルサイネージのような使い方もできるだろう。