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Windows XPやTwitpicなど、“終了”をキーワードに2014年を振り返る
(2014/12/26 11:00)
2014年もあとわずか。本誌の年末恒例企画として、サービスや製品の提供打ち切り、機能停止やサポート終了、事業からの撤退、役員の辞任・退任など、何かが終わることを伝えたニュース記事をまとめた。
2014年には、Windows XPのサポート終了が大きな話題となった。Windows XPや、同時にサポート終了となったOffice 2003は、すでに更新プログラムが提供されない状態となっている。サポートが終了したOSやソフトは、ウイルスなど攻撃の格好の標的となっており、早急に新しい環境に移行することが必要だ。
また、2015年7月15日には、サーバーOSのWindows Server 2003もサポートが終了する。依然、多数のWindows Server 2003搭載マシンが稼働しているという調査もあり、マイクロソフトでは企業ユーザーなどに対して移行を呼び掛けている。
2014年には電子書籍サービスの終了も相次いだ。ソニーが海外で「Reader Store」を終了したほか、日本でもローソンの「エルパカBOOKS」、ヤマダ電機の「ヤマダイーブック」、TSUTAYAの「TSUTAYA.com eBOOKs」がそれぞれサービスを終了した。
9月には、Twitter向け写真共有サービス「Twitpic」がサービス終了を発表。その後、サービス存続に向けた動きがアナウンスされたが、最終的にはサービス終了となり、これまで投稿された写真についてはTwitterがデータを引き継いだ。
日本でもRSSリーダーの「livedoor Reader」がサービス終了を発表したが、こちらについてはドワンゴがサービスを継承。「Live Dwango Reader」と名称を変更し、サービスが存続された。
また、本誌INTERNET Watchの有料メール配信サービスも、本日の配信号をもって終了となる。本誌の有料メールは、1995年12月1日のプレ創刊、1996年2月1日の正式創刊以来、約19年間に渡って発行を続けてきた。これまで購読いただいた読者の方に心より感謝いたします。
以下に挙げた各ニュース記事は、掲載当時の内容に基づいている。その時点ではサービス終了が発表されたのみで、実際に終了するのは先のことになるサービスや、終了が延期されたサービス、他の企業に引き継がれるなどして存続したサービスなどが含まれることに留意されたい。