2005年は、ユーザーのキー入力情報を盗むキーロガーなどを悪用して、オンラインバンキングの口座から不正出金される事件が多発した。これに対して2006年は、アダルト系サイトのコンテンツをクリックするとインストールされる「ワンクリウェア」や、動画のコーデックとして配布されるトロイの木馬など、スパイウェアはさらなる“進化”を遂げている。また、セキュリティ対策ソフトを装うスパイウェアの日本語版や、芸能人のゴシップサイトをスパイウェア配布に利用する事例など、国内のユーザーを標的にするスパイウェアも増えてきた。ここでは、本誌で2006年に取り上げたスパイウェア関連の記事33本をまとめたので、スパイウェアに対する理解を深める一助としてほしい。
● ますます巧妙化するスパイウェアの手口
|
セキュリティ対策ソフトを装うスパイウェア
|
|
ワンクリック詐欺サイトに誘導する芸能人ゴシップサイト
|
● スパイウェア被害の実態、オンライン詐欺の被害総額は推定1,304億円
● スパイウェアをめぐる業界動向、米国では対策法案も
(2006/12/20)
[編集部]
|
|
|
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|