国内最高峰の電気街「秋葉原」。そこに集う各種の店舗・団体に関するリンク集を前後編に分けてお送りする。前編の今回は、PC取扱店、自作パーツショップを中心にご紹介する。
●総合力が武器 大型電気店
秋葉原の電気街は、あらゆる電気製品が取り扱われている。目抜き通りの中央通り沿いには、幅広い品揃えの総合的な大型電気店が軒を連ねる。アキバ初心者であれば、まずそんな店から足を運んでみるのもいいだろう。
■ラオックス
http://www.laox.co.jp/
http://www.laox.co.jp/store/2/
地階から6階まで、すべてがコンピュータ関連製品で占められた「ザ・コンピュータ館」を始めとして、秋葉原では計12店舗が営業中。秋葉原地域の店舗情報をまとめた特設ページもある。
■石丸電気
http://www.ishimaru.co.jp/
秋葉原を中心とする関東近郊で全22店舗を展開する石丸電気。家電製品からPC、映像・音楽ソフトまで各ジャンルの製品を店舗別に販売している。
■サトームセン
http://www.satomusen.co.jp/
秋葉原を中心に、東京・神奈川・千葉・埼玉で複数の店舗を展開する。取扱品も電気関連全般におよぶ。自作パーツも含め、PC関連全般を取り扱う専門店舗もあったが、残念ながら営業を終了。現在は既存店の専門フロアで扱っている。
■ロケット
http://www.rocket-co.co.jp/
蛍光色の派手な看板は、秋葉原のイメージを象徴する存在。本店はJR秋葉原駅東側にあり、昭和通り口からもほど近い。アマチュア無線機器なども取り扱う。
■オノデン
http://www.onoden.co.jp/
JR秋葉原駅側の2店と昌平橋付近の新館、電気街では計3店舗を展開する。家電製品を中心とした品揃えに加え、別館(現在改装中)でPCを取り扱っている。
■ナカウラ
http://www.nakaura.co.jp/
総武線ガード下、“アンコウ”のトレードマークでお馴染みのナカウラ。なおガード下は3号店で映像関係家電や海外旅行向け製品の取り扱いが中心。中央通り沿い、上野寄りにある本店は計6つのフロアで総合的な品揃えを行なっている。
■ヤマギワ東京本店
http://shop.ishimaru.co.jp/store.php?code=9010
中央通り交差点角の好立地に店舗を構える大型店舗「ヤマギワ東京本店」だが、現在は石丸電気の提携店として営業している。PC・情報機器だけでなく、照明などのインテリアやホームセキュリティ製品なども取り扱う。
■秋葉原ラジオ会館
http://www.radiokaikan.org/
JR秋葉原駅 電気街口のすぐ前にあり、複数の小・中規模店舗がそれぞれ店を構える、いわば“お店のマンション”。店舗のバラエティも豊かで1階は主に電気店、上層階にはホビー専門店、イベントホールなどもある。
●PC専門店チェーンも集まる街
全国に展開するPC専門店でも、本社や本店はやはり秋葉原にあるケースが多い。ここでは、そんな全国規模で展開するチェーン店舗のWebサイトを集めてみた。
■ソフマップ
http://www.sofmap.com/
秋葉原における、PC本体やソフトの買い取りサービス・中古販売の先駆け的な存在。もちろん現在では新品販売も行なっており、全国で40店舗以上を構える。中央通り沿いだけでも本店、シカゴ1号店、カクタソフマップなどを展開している。
■九十九電機
http://shop.tsukumo.co.jp/
かつてはアマチュア無線機器なども取り扱っていたが、現在はPC専門店チェーンがすっかり定着。パーツはもちろん、低価格PC「eMachines」を石丸電気と共同で販売している。
■ドスパラ
http://www.dospara.co.jp/
サードウェーブが運営する自作PC用部品・オリジナルブランドPCの販売店で、全国30店舗以上展開する。秋葉原では計5カ所で営業。各種オンラインゲーム対応オリジナルPC「GALLERIA」などを販売している。
■じゃんぱら
http://www.janpara.co.jp/
ドスパラと同じくサードウェーブ系列の店舗だが、こちらは中古PC買い取り・販売の店。ドスパラ店舗の近隣、もしくは同じ場所で営業しているケースが多い。店舗数は全国合計で約30におよぶ。
■PC工房
http://www.pc-koubou.co.jp/
北海道から沖縄まで、全国で約80店が営業中のPC工房。オリジナルブランドPCを主体に、パーツ単品も取り扱う。Webサイトの通販メニューでは、値下げ商品の一覧を用意しており、便利。
■フェイス
http://www.faith-go.co.jp/
秋葉原・大阪・福岡で店舗を展開。自作パーツのほかに、オリジナルブランドPCも販売する。秋葉原の本店は外神田4丁目で、中央通りから少し奥まったところにある。最寄り駅は、東京メトロ銀座線の末広町駅。
■TWO TOP
http://www.twotop.co.jp/
ヤマギワソフト本店やカクタソフマップの裏手のPC用パーツ店がひしめく一角で、以前は富士通のショウルームだった場所にあるのが秋葉原本店。オリジナルPCの販売だけでなく、法人向けにリースも行なっている。仙台・新潟・京都・大阪・福岡にも店舗を構える。
■ZOA
http://www.zoa.co.jp/
秋葉原・豊橋・厚木をはじめ、全国に約10店舗を展開。秋葉原本店では蔵前橋通り近くで、パーツ類だけでなく、ノートPCやプリンタも取り扱っている。なお、Webサイトではソフトウェアのダウンロード販売も行なっている。
●パーツショップでPC自作
最近では、地方にも専門ショップが増えつつあり、自作PC用パーツの購入はずいぶん手軽になった。とはいえ、品揃えや価格、巡回効率などを考えると秋葉原に一日の長がある。筆者も巡回する秋葉原のPC専門店を紹介しよう。
■クレバリーeショップ
http://www.clevery.co.jp/
ヤマギワソフト本店裏、リナックスカフェの並びに2つの店舗を構える。周りにもパーツ店が多いので、巡回ルートに加えている方も多いだろう。1号店は大量のバルク版ビデオカード、2号店は壁一面に並べられたキーボードの品揃えが魅力。
■T-ZONE PC DIY SHOP
http://www.tzone.com/
クレバリー前の道を挟んで反対側にある。現在、T-ZONEの秋葉原におけるパーツ取り扱い店舗はここだけだ。店内は3階まであり、面積も秋葉原では最大級とか。マザーボードやCPUはもちろん、ケースなども揃えている。修理などを受け付けるサポートセンターも店内3階に。
■Wander-City
http://www.wonder-city.com/
クレバリーとT-ZONEが面する道路をさらに上野寄りに向かい、交差点を越えてしばらく歩くと右手に見える。ビルの1階で入り口も広くとってあり、気軽に入りやすい。なお、アフターサービス関係はクレバリー2号店の2階で受け付けている。
■OVERTOP
http://www.messe.gr.jp/overtoptenpo.htm
http://www.messe.gr.jp/overtop/
ゲーム販売で有名な「メッセサンオー」系列の自作PCショップ。土日の行列が凄い“じゃんがららあめん”(九州じゃんがらの秋葉原店)の隣にあるビルの1階で営業中。
■俺コンハウス
http://www.akibagai.com/ShopMenu/top/shop.asp
JR秋葉原駅から中央通りを進み、ヤマギワソフト手前の横道に入り、右手に見える登山用品店のニッピンの奥にある。2フロア構成で、自作PCに必要な部品を一通り揃える事ができるだろう。なお、中央通り沿いにある姉妹店「俺コンアキバ」はネットワーク関係が中心。
■USER'S SIDE
http://www.users-side.co.jp/
場所は、ツクモ12号店から上野寄りに中央通りと平行に進んだところ。東京・恵比寿にも系列ショップがある。取扱品目はパーツ類全般。Webサイトでは値下げ情報も掲載。
■高速電脳
http://www.ko-soku.co.jp/
神田明神通りと昌平橋通りが交わる交差点の中華料理店の2階が店舗になる。パーツ類はもちろん、オリジナルブランドPC「電脳PC」を販売する。なお、休業日は不定期なので、事前にWebサイトなどで確認しよう。
■PCサクセス
http://www.pc-success.co.jp/
ファミリーレストラン「ジョナサン」があるビルの2階に本店があるPCサクセス。マザーボートやビデオカード、ドライブ類といったパーツ全般を取り扱っている。ヤマギワリビナ館のそばに2号店もあり、デジタルカメラなども取り揃える。
■BLESS INTERNET SHOP
http://www.bless.co.jp/
中央通り交差点から神田明神通りを西に曲がってすぐ、ビルの1階にあるパーツショップ。オリジナルブランドのPCは、スタンダードなタイプからノート型、サーバー用途のものまで複数のラインナップを用意。
■PCハウス東映
http://www.toeimusen.co.jp/~ph/
ヤマギワリビナ館前からまっすぐ延びる道路沿い、東芝PCテクノセンタ秋葉原と郵便局ATMが入居するビルの真向かいにある。秋葉原界隈には系列ショップが5店あり、そばにはテクノハウス東映が営業中。
■若松通商
http://www.wakamatsu.co.jp/
東京メトロ銀座線の末広町駅前すぐ横。本社ビルの中、4つのフロアに渡って、PC用パーツなどを取り扱う店舗が集う。また、前述したラジオ会館の4階にも支店「L/PLAZA」がある。
■SuperCOM
http://www.comsate.co.jp/supercom/
以前はコムサテライトだったが、「SuperCOM」に店舗名を変更。若松通商本社のあるビルに移転して、引き続き営業している。このWebサイトのほかに、「スーパーコムサテライトEC」という通販専門ページもある。
■あきばお~
http://www.shop.akibaoo.co.jp/akibaoo/
神田明神下交差点から神田明神通りをJR秋葉原駅方面に進み、右手に見えるひとつ目の横道を進むと“壱號店”がある。自作PC用パーツから、CD-Rを始めとしたメディア類、そして雑貨、同人誌まで、カオス感漂う品揃えが最大の特徴。6店舗あるが基本的にどの店舗も品物の詰め込み度が恐ろしく高く、通路が狭い。
■PCショップ アーク
http://www.ark-pc.jp/
秋葉原ITセンターなどが着工中のエリアの西側、ゲームセンターなどがある通りの並びにある。品揃えは自作用パーツ全般に及ぶが、じわじわと種類が増えてきたキューブ型ベアボーンと、その関連商品が多いようだ。
■エフ商会オンラインショップ
http://www.f-shokai.co.jp/
こちらはCD-R、書込型DVD、MOからフロッピーディスクといった各種メディアの専門店。店頭販売、Webサイト通販ともに週末特価セールを頻繁に実施しており、要チェック。店舗はラジオ会館7階、俺コンハウスなどがある交差点側。
●秋葉原全般を知る
最後に、上記までのカテゴリにおさまりきらない、秋葉原関連トピックをまとめた。気になる再開発事業の行く末や、お馴染みの名所、秋葉原全般をフォローする情報源などさまざま。なお次回リンク集でも引き続き秋葉原特集、テーマはうって変わって“マニア”。どうぞお楽しみに……。
■秋葉原クロスフィールド
http://www.akiba-cross.jp/
秋葉原駅北西側に広がる再開発地区の名称。着々と新築工事の進む2つのビル「秋葉原UDX」「秋葉原ダイビル」のほか、周辺にマンションや消防署も建設中だ。なお、2005年にはつくばエクスプレスが開業予定で、鉄道アクセスが一層良くなる。
■秋葉原ホームページ
http://www.akiba.or.jp/
秋葉原電気街振興会のWebサイト。秋葉原の歴史から地図、最新のショップ情報など、一通りの情報をここだけで揃えられる。電気街のオリジナルブランド製品「ルートa」シリーズの紹介もこちらだ。
■Yahoo! News 秋葉原情報
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/akihabara/
PC新製品や自作ユーザー向けのニュースだけでなく、秋葉原に関連する企業の決算情報、果ては事件報道まで、さまざまなニュースが集まっているのが面白い。定期的に目を通すといいだろう。
■アキハバラデパート
http://www.ekipara.com/building/K1270R01.html
秋葉原駅の駅ビル。入り口前の実演路上販売などでお馴染みだ。ホビー関連製品など、アキバの潮流を意識した店舗展開を一時期行なっていたが、現在は飲食店やドラッグストア、100円ショップなどが並ぶ一般的なショッピング街に回帰している。
■交通博物館
http://www.kouhaku.or.jp/
万世橋の南のたもとにある、鉄道・航空・船舶など交通全般をテーマとした博物館。残念ながら建物の老朽化などの問題で、さいたま市への移転が発表されている。2007年度中には新施設が開館する予定だ。
(2004/06/04)
[Reported by 森田秀一]
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