毎年恒例、夏休み宿題対策リンク集を2回に分けてお届けする。前編となる今回は、宿題の進め方を指南するガイドブック的なWebサイトや、夏休み向けにイベントを実施している施設の紹介が中心だ。お盆前の今から計画を立てて、効率的に片付けていこう!
●最新版「夏休みの宿題」特集はこちらです↓
2006年夏休みの宿題・自由研究リンク集
<前編>(2006年8月4日)
● 夏休みの宿題、なにから始める?
まず大事なのは、計画を立てること。夏休みの宿題情報が見られるWebサイトを集めたので、これらを参考に「自由研究でどんなものをつくるか?」などを決めていこう。
■ Yahoo!きっず 夏休みを楽しもう!
http://kids.yahoo.co.jp/docs/event/summer2004/
Yahoo!きっずが今年公開する特集コンテンツの目玉は「夏休みスポット情報」。全国のブロック別に、宿題にも役立つお出かけスポット情報をまとめている。もうひとつの特集「海にもぐろう!」と一緒に活用すれば効果倍増だ。
■ キッズgoo 夏休み島
http://kids.goo.ne.jp/event/summer/
おもに小学生を対象とした夏休み特集ページ。遊べる・楽しめるコンテンツだけでなく「すぐできる自由研究」「課題図書ひとことかんそう」などが目を惹く。楽しめるコンテンツが多いので、遊びにいく感覚でアクセスしてみよう。
■ KidsParty 2004 史上最強!夏休みの宿題お助けサイト!
http://www.so-net.ne.jp/season/kids/
http://www.so-net.ne.jp/kids/natsu/
夏休みに先駆けて、いち早く公開された宿題対策サイト集。大きく分けて、So-netが用意する各種のコンテンツ特集と、調べ学習に役立つリンク集の2本立て。特にリンク集は膨大。
■ 学研キッズネット
http://kids.gakken.co.jp/
7月16日から「自由研究プロジェクト2004」を開始。YES・NOクイズ形式でオススメ自由研究を探してくれたり、膨大な量のアイデアデータベースを閲覧できる。コンテンツの内容は、中学生も対象としているので、より広い年代のユーザーが参考にできる。
■ キッズ@nifty 自由研究特集
http://kids.nifty.com/summer04/kenkyu/
キッズ@niftyでは夏休み特集ページを展開中だか、こちらはその中の自由研究特集。「1日でできる自由研究」を早めに試せば、夏休み後半はバラ色か!? ペーパークラフト用型紙も多数公開。
■ 夢・化学-21
http://www.kagaku21.net/
日本化学工業協会などが展開する、学童向けキャンペーンの一環で運営されているWebサイト。「夏休みの宿題&自由研究特集」のページに加え、化学に関する初歩的な内容の解説文がある。
■ インターネットのどこでもドア
http://www.netkun.com/dokodemo/
http://www.netkun.com/dokodemo/natuyasumi.htm
小学館が子供向けに公開する大規模リンク集。遊びに関するものはもちろん、勉強に役立つWebサイト紹介も多数。「しらべ学習おやくだちホームページ」「虫と花のこと、まるわかりリンク集!」が特に役立ちそうだ。
■ 所さんも目が点々!? 夏休みの宿題解決スペシャル
http://www.ntv.co.jp/shukudai/
2003年8月に放映された、夏休み宿題対策番組のオフィシャルサイト。昨年の内容ではあるが、手軽に試せる科学実験・自然観察の方法が多いので、もちろん今年でも十分通用する。上手に活用しよう。
■ デジカメ簡単活用講座
http://monodigi.com/special/kouza/
この連載第5回目「夏休みの宿題ラクラク! デジカメレポートじゅつ」は、まさに夏休みの宿題に苦しむお子さん向けの内容。周りにデジタルカメラを持っている人がいるなら、借りて「取材」にチャレンジしてみよう。
■ JBOOK KIDSフェア夏休み特集
http://www.jbook.co.jp/book/fair/kids_04_summer/kids_04_summer.asp
書籍通販サイト「JBOOK」で公開されている、夏休み関連本の特集ページ。読書感想文課題図書や自由研究アイディアブックなどがラインナップ。
● 難敵、読書感想文をやっつけろ!
方針が決まったら、実際に手を動かしていこう。特に読書感想文は、「本を読む」「感想を書く」という2工程ともに時間がかかる。早めに手をつけておきたいところだ。効率よく読書感想文を書きたい人は、ここで紹介したWebサイトを参考にしてみよう。
■ 青少年読書感想文全国コンクール
http://www.dokusyokansoubun.jp/
なんと今年で50周年。このコンクール用の課題図書が、そのまま宿題用になっているケースもあるだろう。注目したいのは「入賞作品紹介」のページ。オトナはこんな感想文を待っているのだ。
■ 学校たんけん隊 小学生の宿題(読書感想文の書き方)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~tanken/primary/esh-rea.htm
個人運営のサイト「学校たんけん隊」で公開されている、小学生向けの読書感想文執筆法。「とりあえず提出すること」を目標に掲げているので、幅広い層で役立つだろう。漢字が難しくて読めない低学年の子は、お父さんお母さんに協力してもらおう。
■ こうすれば書ける読書感想文
http://www4.0038.net/~kanso-bun/
こちらは中学生向けの内容。「浦島太郎」でも読書感想文は書ける!! ――とのこと。文章の構成方法などがさらに具体的に解説されている。対象は中学生が想定されているが、小学校高学年くらいなら参考にできるだろう。
■ 青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/
著作権切れした、あるいは著作権者から許可の得られた書籍を、無料で公開しているWebサイト。夏目漱石や芥川龍之介、太宰治ら文豪の作品もある。どんな本で感想を書くか迷っている人なら、一度訪れてみては?
■ 読書感想文ジェネレーター
http://portal.nifty.com/special03/08/30/
@niftyの人気サイト「デイリーポータルZ」で公開されている、読書感想文自動生成機。ただこれはあくまでもお笑いコンテンツ。本気にせず、息抜きに使いましょう。
● イベントも活用しよう
夏休み中には、さまざまな施設でイベントを実施している。工場見学に博物館めぐり、そして体験学習……。社会科見学という名目で日記にも書けるし、調べ学習の対象にもなる。勉強部屋や図書館で行き詰ったらこうしたイベントに出かけるのもいいだろう。
■ 平成16年度「子ども見学デー」について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/06/04060901.htm
東京・霞ヶ関近辺にある中央省庁が、8月25~26日の2日間に渡って、一斉に子供見学デーを予定している。ただ、多くは事前申し込み制で締め切り日も早め。宿題のネタにするなら今すぐチェックを。
■ オールアバウトジャパン 親子で遊ぶ夏休み
http://allabout.co.jp/special/oyako/
項目ごとに専任ガイドを置くオールアバウトだが、このページでは親子で楽しめるイベントについて一覧できる。プ-ルや花火といった遊びに関する情報だけでなく、自然と触れあえる施設や体験学習イベントも対象になっている。
■ 子供と遊ぼう! 親と子のイベント情報
http://1go2go.or.tv/
水族館の特別展示から自衛隊の総合火力演習まで、親子向けのイベントについてレポートをまとめたページ。今後の実施予定についても詳しい。
■ キリングループの工場へようこそ
http://www.kirin.co.jp/about/brewery/factory/
麒麟麦酒のグループが全国に展開する工場では、随時、見学ツアーを実施している。夏休み中は混み合う可能性もあるが、問い合わせてみる価値はあるだろう。実際に足を運べない場合も、Webサイト上にあるヴァーチャル見学ツアーで勉強にはなるだろう。
■ 東京ガス企業館の夏休みイベント
http://www.gas-kagakukan.com/kidsevent/
神奈川県横浜市鶴見区にある、東京ガスの環境エネルギー館では夏休み期間中、常設展のほかにユニセフ子供写真展などの特別展を実施している。土・日曜日には体験参加型のワークショップも開催される。なお入館料は無料。
■ 昭和館
http://www.showakan.go.jp/
東京・九段下にある国立の資料展示館。4階にある図書室内で、夏休みの宿題や自由研究研に役立つ書籍を読む事ができるという。展示部分と一緒に利用してみよう。入館料は大人300円、小・中学生が80円。
■ 来て、見て、ふれて 水道局のPR施設
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/motto/event/e-pr.htm
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/motto/event/event48.htm
東京都水道局が都内3カ所に開設しているPR用展示施設(いずれも入場無料)の案内ページ。夏休み中はこの3館を巡るスタンプラリーも実施している。勉強と遊びの両方が同時にできる、一石二鳥な体験になるかも?
■ 都電荒川線 夏休みスタンプラリーと自由研究
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/news/tden_n_20040630a.html
東京都交通局が実施する、都電荒川線沿線のスタンプラリー。4カ所のスタンプ押印場所はいずれも博物館、自然公園と、自由研究には最適な施設ばかり。都電1日乗車券(大人400円、小児200円)を購入し、荒川電車営業所でスタンプ帳をもらってからスタートしよう。なお巡回先博物館はいずれも有料だが、1日乗車券を提示する事で入場料が2割引になるという。
■ 森林公園開園30周年記念 夏休み子供向けイベント
http://www.ktr.mlit.go.jp/sinrin/eve/eve_a/08_1.htm
埼玉県比企郡滑川町にある「国営武蔵丘陵森林公園」。夏休みイベントが複数展開されているが、特に注目なのは8月21~22日の「夏休み宿題かけこみ塾」。竹製の水鉄砲制作など、工作の宿題向けの内容だという。1回あたり最大30名参加できる教室を、1日4回。2日間合計8回実施する。受付は当日の先着順で、公園の入場料(大人400円、小人80円)とは別に100円の参加費が必要となる。
■ れきはく 子供と親のページ
http://www.rekihaku.ac.jp/kodomo/
千葉県佐倉市にある国営博物館「歴史民俗博物館」の子供向けページ。8月中の週末6日間に渡って実施される、自由研究相談室の告知が行なわれている。参加は無料だが、博物館入場料 一般420円、小学・中学生110円は別途必要となる。
■ デジテク
http://www.elecom.co.jp/digi-tech/
デジタルカメラを上手に使いこなすためのテクニックをまとめたページ。お出かけ先のスナップショットだけでなく、植物の観察や昆虫採集でもきっとデジタルカメラは重宝するはず。ここまでに紹介したイベント施設などでぜひ実践してみよう。
(2004/08/06)
[森田秀一]
- ページの先頭へ-
|