「秋葉原」を掘り下げるリンク集、今回はその後編だ。ソフトウェアショップや同人誌販売店、最近流行のメイド喫茶に至るまで、まとめて紹介する。
●アキバの新常識筆頭~ゲームの街
秋葉原は電子部品や家電、PCといったハードウェアの街から、ソフトウェアも含めたありとあらゆる“オタクマインド”をくすぐる街へ1990年代中頃から変貌を遂げた。ゲームソフト取扱店の増加もその要因のひとつ。大手チェーンでも門フロアが設けられている。
■ソフマップ 東京・秋葉原 本店 アミューズメント館
http://tenpo.sofmap.com/tenpo/shop/tokyo_0.htm
外壁にズラッと用意された新作ゲーム予約伝票が印象的な、ソフマップの秋葉原本店。地下1階がソフト買取コーナーで、上層階では中古ゲームソフトの販売も行なう。また、JR秋葉原駅により近い1号店ではPC用の新品ソフトも取り扱う。
■ラオックス アソビットシティ1番館
http://www.laox.co.jp/store/280/
秋葉原でも屈指の大型店だった「アソビットシティ」の閉店に伴い、新オープンした移転先店舗。1番館は家庭用ゲーム機からPCソフト、攻略本など、ゲーム・アニメ関連商品を幅広く取り揃える総合店だ。
■メッセサンオー
http://www.messe-sanoh.co.jp/
各種ゲームソフト、とりわけ特定の年齢層を対象としたPC用ゲームソフトの販売で高名な存在。ゲーム開発者のイベントや体験版ソフト配布でよく行列がでぎる。独自の予約特典も多い。
■メディアランド
http://www.m-land.co.jp/
各種ゲームソフトを全般的に取り扱う。プレゼント品や出荷本数が少ない希少ソフトを高額で買取・販売している。買い取り価格一覧表が掲載されているので、唖然としてみるのもまた一興。
■トレーダー
http://www.e-trader.jp/
秋葉原では現在3店舗が営業中。いずれも中古ゲームソフトやDVDソフトを専門的に取り扱う。買取専門フロアが全店舗にあるのも特徴だ。
■ゲームスアーク
http://www.gamesark.co.jp/
家庭用ゲーム機関連のグッズを主に販売する。セーブデータの改変用ツールや、周辺機器メーカーが独自に製造した大容量メモリーカードなど、一般的なゲーム店ではお目にかかれないような製品が多い。
■Getchu.com
http://www.getchu.com/
アニメやゲームのキャラクター関連商品を扱う。Webサイトではプレイに年齢制限のあるゲームも販売しているため、18歳未満のユーザーによる閲覧を禁じている。店舗はメッセサンオーそばにある「げっちゅ屋あきば店」。
●アニメ、アイドル関連ソフトも揃う
もともと、秋葉原にはCDや映像ソフトの販売店が多かったが、最近はアニメ関連のラインナップをウリにした店舗やアニメグッズ専門店が目立つ。また、グラビアアイドルも秋葉原でDVD発売記念イベントを多数実施しており、アニメ・アイドル好きの男性にとっては“聖地”と言えるだろう。
■石丸電気 SOFT 1
http://shop.ishimaru.co.jp/store.php?code=1080
3フロアがまるまる音楽・映像ソフト類で占められた大型店舗。1フロアあたりの面積が広いためか、商品の陳列や通路スペースにゆとりがあり、落ち着いて目当ての品物を探せる。週末には、グラビアアイドルのDVD発売イベントが実施されている場合も多い。
■ヤマギワソフト
http://www.yamagiwasoft.com/
本店の火災事件が記憶に新しいヤマギワソフトだが、周辺にある「アニメ館」「映像館」、そして2つの中古販売店はもちろん営業中。音楽CDはもちろん、アニメ、グラビアアイドルDVDなど、幅広い品揃えだ。
■アニメイト
http://www.animate.co.jp/
http://www.animate.co.jp/animate/map/east/akihabara/akihabara.html
全国チェーンのアニメグッズショップ。もちろんアニメDVDやサントラなども取り扱っている。秋葉原店はひときわ目立つ存在で、中央通りを上野方面に歩いていけば、初めての人でも簡単に見つけられるだろう。
■ブロッコリー
http://www.broccoli.co.jp/
アニメショップ「ゲーマーズ」を運営するブロッコリーのWebサイト。秋葉原には2店あり、JR秋葉原駅徒歩0分の圏内に本店が、そして本店ガチャ・美少女館もすぐそばのビルにある。
■ラムタラMEDIA WORLD AKIBA
http://www.lammtarra.com/
ゲームからアニメ、グラビア系と片寄った商品ラインナップを武器に、近年になって秋葉原に進出してきたニューカマー。アダルト作品のフロアもあるので、お子様連れの方はご注意を。
■トップジャパン
http://www.topjapan.co.jp/
JR秋葉原駅 電気街口から見えるアーケード「My Way1」にある映像ソフト専門店。基本的に2階から上はアダルト作品フロアで、1階、地階にアイドル関連の作品を陳列している。アイドルを招いてのDVD発売記念イベントがよく行なわれている。
●同人誌がフツーに買える街
同人誌といえば、コミケットなどの大規模イベントで入手するのが常で、人気作家の作品ともなれば行列必至。そういった作品は入手するのも大変だが、最近では中古同人誌や作者からの委託品を代理販売する店舗が一気に増えている。
■とらのあな
http://www.toranoana.co.jp/
現在では全国に10以上の店舗を構える同人誌販売店。秋葉原では3店が営業中で、同人誌だけでなく、商業誌やトレーディングカード、フィギュアなども販売している。
■K-BOOKS
http://www.k-books.co.jp/
秋葉原ではラジオ会館3階で営業中。同人誌の委託・中古販売だけでなく、テレホンカードやイベント限定グッズなど、物品類の中古販売にも力を入れている。
■まんだらけ秋葉原店
http://www.mandarake.co.jp/shop/index_akb.shtml
コミックやカプセルトイの中古品買取・販売を手がけるまんだらけの公式サイト。秋葉原店はヤマギワソフト本店裏のパーツショップ集積地にあり、男性向け商業誌や同人誌、玩具類に限定して商品を取り扱っている。
■めろんぶっくす
http://www.melonbooks.co.jp/
コミック・同人誌などを専門的に取り扱う書店チェーン。同人誌サークルからの委託販売ももちろん受け付けている。秋葉原店はソフマップ1号店並びにある、広瀬本社ビルの地下1階。
■Dカルト
http://www.d-cult.com/
同人誌・同人ソフトの専門店で、秋葉原では昭和通り口そばの1号店、ラオックス ザ・コンピュータ館方面の2号店の2つが営業している。
■ホワイトキャンバス
http://www.w-canvas.com/
中央通り沿い、ソフマップ14号店が1階に入居するビルの3、4階で営業している同人誌専門店。フランチャイズ方式で全国に店舗網を広げているという。なお、公式サイトの方は、成人向けソフトを取り扱う観点から18歳未満閲覧禁止。
●いつの間にかこんなに増えたメイド喫茶
ウェイトレスの個性的なコスチュームがウリの「メイド喫茶」「コスプレ喫茶」も、秋葉原の新たな潮流だろう。10店近い店が秋葉原界隈に進出している。勇気を出して入店できれば、ひと休みには絶好のスポット。各店のWebサイトであらかじめ定休日を確認しておくと良いだろう。
■Cafe Mai:lish WEB
http://www.mailish.jp/
昌平橋通りと蔵前橋通りとの交差点近く、1階に弁当店があるビルの2階にあり、ピンクの看板が目印。11時から17時までがメイドタイム、それ以降22時までがコスプレタイムで、そのほかにも定期的にイベントが実施されている。
■カフェ&キッチン Cos-Cha
http://www.cos-cha.com/
最寄り駅は都営銀座線の末広町駅。平日16時まではランチタイムメニューを用意、その後も23時まで営業する。メニューにはアルコール類も取り揃えられている。
■CURE MAID CAFE'WEB
http://www.curemaid.jp/
秋葉原ガチャガチャ会館、COSPA SHOP アキバ店などが入居するビルの6階。スパゲティやハンバーグといった食事メニューが豊富。ケーキ類も日替わりで提供し、セットメニューも揃えている。
■メイドカフェ ぴなふぉあ
http://pinafore.jp/
秋葉原駅昭和通り口徒歩1分。ゲームソフトとタイアップするなど、イベントを積極的に実施しており、期間限定のメニューもある。公式サイトではウェイトレスの日記などが定期的に更新されている。
■メイドカフェ LAMM
http://www.lammtarra.com/cafe/
万世橋交差点にほど近いソフトショップ「ラムタラ MEDIA WORLD AKIBA」店の6階にある。イベントスペースとしても使われるため、一時的に休業・閉店するケースがあるので、事前に確認してから行くとよいだろう。
■ミア・カフェ
http://www.mia-cafe.com/
神田明神下交差点のそば。月曜から金曜の13時30分まではランチセットを用意。カレーもしくはパスタ、コーヒー・紅茶からそれぞれ1点を選べ、加えてアイスがセットになって1,000円。なお衣装リクエストなどをメールで受け付けているので、一言ある方なら投稿してみては?
■Cafe WishDoll
http://www.wishdoll.com/
中央通りから、コンビニ「am/pm」のある交差点を曲がってすぐ。営業時間は11時から22時30分まで。ソフトドリンク、アルコール類はもちろん、クレープなどのデザートメニューなども用意する。ちなみに店内の壁が青い。
■ひよこ家
http://www.hiyokoya.net/
ひよこ家は純粋なメイドカフェとはちょっと異なり、昼の部はランチを提供、夜17時からは居酒屋として営業する。場所も昭和通り側と、電気街の中心部からは少々離れているので、公式サイトで場所を確認しておこう。なおメイドさんが弁当を配達するサービスも行なう。50個からとのことだが、メイド好きを公言する猛者ならお試しを。
■LittleBSD
http://littlebsd.com/
OSの名前……ではなく、公式サイト曰く「アキバ系コスプレ居酒屋」。3月に開店したばかりで、営業は夜のみ。コースメニューもあるので、ちょっとした宴席を設けるにはうってつけだ。
●ゲーセンはますます増加、パチンコ・パチスロ店も珍しくない
ここ数年はゲームセンターを始めとしたアミューズメント施設も増えている。中央通り沿いはもちろん、道路を一本入ったところにも多い。また、パチンコ・パチスロ店もすでに珍しいものではない。
■トライ アミューズメント タワー
http://www.toratawa.cjb.net/tower/
合計7フロアに新旧のアーケードゲームが集結。とくに6~7階は利用者からのリクエストで入荷したタイトルや旧作が中心で、タイトーのアクションゲーム「サイバリオン」などもある。ベテランゲーマーも思わず「懐かしい」とつぶやくこと間違いなし。
■秋葉原ギーゴ
http://www.sega-am.jp/seek2/database.cgi?cmd=dp&DataNum=2121130
http://www.sega-am.jp/seek2/database.cgi?cmd=dp&DataNum=2121030
セガ系列のゲームセンターで、2003年10月にオープン。場所は万世橋交差点、かつて第一家電が入居していたビルで営業している。たまに、コスプレしたスタッフが店頭にいる。セガ系列ではこのほか、中央通り沿いの「クラブセガ秋葉原」もある。
■セイアット秋葉原
http://www.taito.co.jp/shisetsu/space/299.html
2004年5月に開店したばかりのタイトー系ゲームセンター。プライズ系やプリクラなど女性向け製品はもちろん、上層階ではオンライン対戦型テーブルゲームやシューティングなど、幅広いジャンルの製品が並んでおり、満足度は高い。
■ビッグアップル秋葉原店
http://www.p-world.co.jp/tokyo/big-apple.htm
http://www.p-world.co.jp/tokyo/p-festa.htm
万世橋交差点にあるパチンコ店。こちらのWebサイトではイベント情報の告知が行なわれている。また秋葉原にもう1件「P-Festa」というパチンコ店がある。
●まだまだある、こんな施設
さて、色々と紹介してきた秋葉原のショップ。これら以外にもコアな需要を満たすショップがまだまだある。最後にまとめて紹介しよう。あなたの秋葉原巡礼に幸あらんことを。
■海洋堂
http://www.kaiyodo.co.jp/
各種のフィギュアや、最近ではお菓子のオマケフィギュアの原型制作で、知らない人はいないだろう。秋葉原駅前のラジオ会館4階に直営店がある。作例も多数公開されているので、美術館見学のつもりで訪れても楽しめる。
■ホビーショップ コトブキヤ
http://www.kotobukiya.co.jp/kotobukiyashop/
フィギュア、プラモデルのメーカーとしても有名なコトブキヤのホームページ。模型材料・工具などが買える秋葉原店は、メッセサンオー隣のビル7階。また6月9日にはラジオ会館内に新店がオープンしたばかり。
■イエローサブマリン
http://www.yellowsubmarine.co.jp/
プラモデルやガレージキット、トレーディングカードなど、ホビー用品を多数揃える専門店。秋葉原周辺では、ラジオ会館の4階と7階、メッセサンオーの周辺などに合計5店舗が存在する。
■ボークス
http://www.volks.co.jp/
ボークスはドールや、ファイブスター物語のキャストキットなどをリリースするメーカー。ラジオ会館6~7階にあるショールームでは製品販売も行なう。
■ネッカ秋葉原店
http://www.necca.ne.jp/~akihabara/a/
廣瀬本社ビル4階にあるネットカフェ。とくにオンラインゲーム環境が整っており、有名どころの作品が簡単にプレイ可能。例えば6月中に正式サービスの開始が予定されている「リネージュII」も、アカウント料金を負担することなく、ネッカ利用料金だけで遊べるという。
■リアル・ヴァナ・ディール
http://www.realvanadiel.jp/
MMORPG「ファイナルファンタジーXI」に特化したプレイスポット。ハイパフォーマンスPCが全席に設置され、高スペックが要求される同ゲームも快適に楽しめるという。完全会員制で、入会には身分証明書も必要になる。
■アイ・カフェ AKIBA PLACE店
http://akiba.i-cafe.ne.jp/
こちらは漫画も楽しめるネットカフェ。席種別に複数の料金体系を用意しているので、漫画を読みたいだけの人、ネットも楽しみたい人、はたまた昼寝したい人まで、目的別に席を選ぼう。
■秋葉原オリエンタルコミックシアター
http://orient-com.jp/
末広町駅4番出口前に新しくできた、アニメ専門の映画館。1スクリーン105席と、一般的なミニシアターの規模。8月1~14日にはイデオン劇場版「接触篇」「発動篇」を上映予定だ。
[森田秀一]
(2004/06/17)
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