4年に1度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップが6月9日、いよいよドイツで開幕する。2002年の日韓大会から早くも4年、そして日本代表の出場もすでに3回目。ブラジル、クロアチア、オーストラリアと争う予選リーグの行方に注目が集まる。ジーコJAPANの活躍を心から祈念しつつ、ワールドカップ関連のリンク集をお届けしよう。
●まずは公式情報をチェック
まずはワールドカップ公式サイトや日本代表チーム関連ページをチェックして、大会をより楽しもう。簡単に基本情報をおさらいしておくと、出場チームは全32カ国。8つのグループに分かれて総当たりの予選リーグを行ない、上位2カ国が決勝トーナメントに進出する。開幕試合であるドイツ対コスタリカ戦は6月10日1時、そして日本の初戦となる対オーストラリア戦は12日22時にキックオフされる(いずれも日本時間)。
■ 2006FIFAワールドカップ オフィシャルサイト
http://fifaworldcup.yahoo.com/06/jp/
FIFAワールドカップの日本語版公式サイト。大会に出場する全736選手のリストや、時差表示に対応した試合スケジュール、最新ニュースなどを掲載する。過去に行なわれた大会についても詳しい。
■ 日本サッカー協会
http://www.jfa.or.jp/
日本代表チームのオフィシャル情報を得るならこちら。代表チームの最新ニュースや大会スケジュール、本大会に先駆けて実施される国際強化試合など、各種の関連情報を掲載中だ。
■ マネー情報 知るぽると
http://www.samuraiblue.jp/
日本代表チームを応援するサポーターのためのサイト。全国各地の会場で実施される応援イベントや、協賛サイトにて行なわれるキャンペーンなどの告知を行なっている。デスクトップを代表チームのイメージカラーである“青”に飾れるツールも配布中。
■ 日本サッカーミュージアム
http://www.11plus.jp/
東京・御茶ノ水にある、サッカーを題材とした博物館。5月13日からは「SAMURAI BLUE STADIUM」が開設されており、横浜・赤レンガ倉庫にて同時期に開催される「SAMURAI BLUE PARK」と連動した応援企画を実施していくという。入館料は大人500円、小中学生300円。開館時間、休館日にはご注意を。
■ ドイツへようこそ
http://www.visit-germany.jp/Default.asp?ID=256
ドイツ観光局による、ドイツの現地情報サイト。ワールドカップの試合が行なわれる各地が紹介されている。観戦から一歩踏み込んで、当地の風土を知るには絶好のページだ。
●メディア各社のニュースをチェック
大会に関する一通りの知識を得たなら、あとは試合本番に備えるだけ。報道各社のワールドカップ特集サイトなどで情報を集めておこう。コラムや特集記事の充実ぶりは、オリンピック開催中に匹敵するほど。じっくりと目を通したい。
■ YOMIURI ONLINE ワールドカップ2006
http://www.yomiuri.co.jp/wcup2006/
読売新聞によるワールドカップ特集ページ。大会関連ニュース、出場32カ国のチーム情報やおもな戦績をはじめ、日本代表選手の一覧、写真特集「ヒーロー図鑑」を公開中。
■ asahi.com ワールドカップドイツ大会
http://www2.asahi.com/wcup2006/
出場各国の最新ニュースを掲載。代表選手発表時の表情を伝えるフォトギャラリーや、Flashアニメーションによる戦術解説のページが見どころ。「W杯初出場物語 」などのコラム類も面白い。
■ MSN毎日インタラクティブ W杯特集
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/worldcup/
「写真特集」の充実ぶりに目を見張る。もちろん特集記事も豊富。肥大化する大会規模やドイツの内情にも焦点を当てた「点検『300億人』の祭典:サッカー・ドイツW杯」に注目しておきたい。
■ Sponichi Annex サッカー
http://www.sponichi.co.jp/soccer/
スポニチのサッカー特集ページは、まさにワールドカップ一色。日本代表選手チームに関するニュースを中心に、各国のトピックスもピックアップしている。ロビーニョ、メッシ、ジダンらそうそうたる面々が名を連ねる「独占インタビュー」には特に注目しておきたい。
■ nikkansports.com 2006年ドイツW杯
http://germany2006.nikkansports.com/
セルジオ越後、井原正巳ら著名サッカー評論家によるコラムを掲載するnikkansports.com。読者から寄せられたアンケートをまとめた「Voice&Vote」、会場ガイドなどの掲載に加え、大陸別予選の結果を振り返るコーナーが設けられている。
■ SANSPO.COM 2006ドイツW杯特集
http://www.sanspo.com/soccer/06worldcup/
ワールドカップ進出に至るまでの道のりを解説したページが充実。歴代の優勝国や得点王を一覧形式で掲載するほか、日本国内におけるこれまでのサッカー史を年表形式でまとめた「日本サッカーW杯挑戦史」も公開されている。
■ Yahoo!スポーツ 2006FIFAワールドカップ
http://wc2006.yahoo.co.jp/
Yahoo!スポーツによるワールドカップ特集ページ。報道各社が配信する最新ニュースや、注目選手へのインタビューなどを掲載している。スポーツライター陣によるコラムも随時公開されるという。なお6月1日にはコミュニティサイト「サポーター広場」がオープンする予定。
■ スポーツナビ ワールドカップ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/06germany/
予選グループリーグの組み合わせを紹介するページでは各国の戦力を比較。寸評とともに、独自の順位予想を掲載している。それによると日本代表が属するグループFでのブラジル1位進出はほぼ確実。クロアチアを抑えて2位に食い込めるかが最大のポイントだという。
■ goo スポーツ Number Web
http://number.goo.ne.jp/2006/
日本代表チームの情報が充実しているNumber Web。代表メンバーの個人別詳細ページでは、出場試合に関するニュースを時系列で紹介。同時にフォトギャラリーも公開している。
■ NIKKEI NET:スポーツ World Cup 2006特集
http://sports.nikkei.co.jp/wc2006/
日本経済新聞のサイトでもワールドカップ特集が掲載中。日本代表チームのスポンサー企業へのインタビューや、グッズ販売状況に関するニュースなど、経済的視点からの記事も多い。
■ Walkerplus サッカーワールドカップ2006ドイツ大会
http://www.walkerplus.com/worldcup/
全国各地の“街ネタ”でお馴染みのWalkerplusによる特集ページ。最新ニュースはもちろん、各国の戦力評価やグループリーグの展望を掲載するなど本格的な内容。グルメWalkerと連携した「スポーツ観戦におすすめの店」では、東京近郊にあるスポーツバー、大画面テレビ保有の飲食店などを紹介している。
■ WEBサッカーマガジン
http://www.soccer-m.ne.jp/
週刊サッカー誌「サッカーマガジン」の関連サイト。雑誌の紹介だけでなく、Web上で読めるコンテンツも多い。編集長ブログ「たまけり日記」やワールドカップ関連の集中連載「サッカー大学」、さらにオリジナルのコラムなどがラインナップされている。
■ 金子達仁オフィシャルサイト 拳組
http://www.kaneko-tatsuhito.com/
スポーツライターである金子達仁の公式サイト。ライターとしての近況報告を交えつつ、ドイツ大会、日本代表に関するコラムや対談集などを掲載している。決勝出場国もズバリ予想。
■ All About cup サッカーW杯祭り!
http://allabout.co.jp/matsuri/?FM=all
審査によって選ばれた18人が、それぞれ独自の視点でワールドカップ関連のブログを公開するという企画。バリバリの戦術解説ブログがある一方、選手名やニックネームに関する豆知識を紹介するブログもあるなど、幅広い内容。人気投票も行なっている。
●試合映像で興奮体感
サッカーに限らず、スポーツをテレビ観戦するうえでの醍醐味といえば、なんといっても生放送だ。今大会ではNHKが全64試合を生中継する予定。衛星放送を視聴する環境をお持ちの方なら、比較的簡単にライブの興奮を味わえるだろう。またインターネットを通じてダイジェスト映像を配信する試みにも注目だ。
■ NHK 2006 FIFA ワールドカップ オンライン
http://www.nhk.or.jp/worldcup/
ワールドカップ放送に力を入れているNHK。BS放送の2チャンネルを使い、ドイツ大会で行なわれる全64試合を完全生中継する。地上波である総合テレビでも、日本戦を中心に合計20試合を生放送する予定だという。
■ TBS 2006 FIFA ワールドカップ
http://www.tbs.co.jp/worldcup/
TBSではすでに特集サイトを開設し、開幕までのカウントダウンを盛り上げている。日本時間6月9日25時(6月10日1時)キックオフの開幕試合のほか、予選リーグ、決勝トーナメントの数試合を放送する予定。
■ tv asahi sports 2006 FIFAワールドカップ ドイツ
http://www.tv-asahi.co.jp/sch/soccer/w-cup/
開幕に先駆けた5月31日4時25分から、日本対ドイツの強化試合を生中継する。日本代表の仕上がり具合を確認するには絶好のカードとなりそうだ。また6月18日には日本対クロアチアの一戦を放送する。
■ SKY PerfecTV! 2006 FIFAワールドカップ ドイツ
http://soccer.skyperfectv.co.jp/wcup/
CS放送のスカパーでは、ワールドカップの全64試合を放送。すでに「2006 FIFAワールドカップ専門チャンネル」を開設し、関連の報道番組も多数放映している。スカパー!もしくはスカパー!110の加入者向けに無料放送する。
■ ドイツW杯 サポーターズスタジアム2006@nifty
http://sports.nifty.com/saposta/
@niftyではワールドカップ本戦のダイジェスト映像を無料で配信する。このほかにもジーコ監督、柳沢敦のインタビュー映像をPodcastingで公開中。自分のブログに貼り付けられるブログパーツなども提供している。
■ スカパー!BB
http://spbb.jp/
PC向けの動画配信サイト。5月下旬にワールドカップ特集サイトを開設し、本戦のダイジェスト映像などを配信していくという。「ちょっと会員」は無料、「もっと会員」は月額315円。「倉敷・土田のワールドカップlog」も公開中。
■ ドガッチ
http://dogatch.jp/
在京の民放各社、広告代理店などが設立した株式会社プレゼントキャストによる動画配信サイト。6月からはプレオープン期間として、ドイツ大会や日韓大会のダイジェスト映像を配信する。会員登録を行なえば無料で視聴できる。
●出場者の公式サイトをチェック
ワールドカップ日本代表全23名のうち、公式サイトやブログを開設している選手も多い。ここではそれらのサイトを見ていこう。
■ ジーコ公式サイト
http://sports.nifty.com/zico/
日本代表チームの監督、ジーコの公式サイト。最新ニュースや日記が公開中。国内サポーターからの期待を一身に集めるサッカー監督として、ピッチの内外で忙しく活動している様子が写真付きで紹介されている。
■ 稲本潤一オフィシャルサイト
http://campo.jp/inamoto/
イングランドのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンで活躍している稲本潤一の公式サイト。「FROM INA」のWebサイトで本人からのメッセージをチェックできる。全文を読むためには「campoメンバーズ」への会員登録が必要。入会金2,000円、年会費4,000円。
■ 大黒将志 ライブメッセージ
http://www.oguro-blog.com/
フランス・グルノーブルに所属、FWとして日本代表に選出された大黒将志のブログ。7月31日までの期間限定公開となる予定。本人メッセージ、日刊スポーツ提供による写真などが掲載されている。各エントリーではコメント、トラックバックを受け付けている。
■ 小野伸二公式WEBサイト SOFC
http://www.sofc.jp/
浦和レッズに復帰した小野伸二の公式サイト。MESSAGEのコーナーでは写真を交えつつ、代表選出の喜びを書き込んでいる。。サッカーファンのコミュニティサイトとしての側面もあり、会員向けサービスも行なっている。
■ 川口能活オフィシャルサイト yoshikatsu.net
http://www.yoshikatsu.net/
ジュビロ磐田所属のゴールキーパー、川口能活の公式サイト。「Messages from Yoshi」のコーナーで不定期にメッセージを寄せている。またサポーターからの応援メッセージも受付中。
■ TAKA-WEB 高原直泰オフィシャルサイト
http://www.shizuokaonline.com/taka/
来シーズンからドイツ・フランクフルトへ移籍する高原直泰の公式サイト。「Message from TAKA」では代表選出の喜びと新たな決意を感じさせるコメントが掲載済み。
■ 中田浩二オフィシャルサイト
http://www.campo.jp/nakata/
スイス1部リーグのFCバーゼルでDFとして活躍する中田浩二。公式サイトの「From Koji」では、本人からのコメントなどを掲載している。全文を読むためには「campoメンバーズ」への有料会員登録が必要。入会金2,000円、年会費4,000円。
■ nakata.net
http://www.nakata.net/jp/
日本代表選手陣の中でも抜群の知名度を誇る中田英寿。現在はイングランド・プレミアリーグのボルトンに在籍している。公式サイトの「HIDE’S MAIL」で本人からのメッセージを読める。
■ shunsuke.com 中村俊輔オフィシャルウェブサイト
http://shunsuke.com/
中村俊輔はスコットランド・プレミアリーグのボルトンに在籍。ワールドカップ代表メンバーには今大会が初選出となる。本人のコメントを伝える「Message」のページが公開中。応援メールの受付は「FAN VOICE」にて行なう。
■ 楢崎正剛オフィシャルWeb
http://sports.nifty.com/narazaki/
名古屋グランパスエイトのゴールキーパーである楢崎正剛のWebサイト。ファンから寄せられた質問に答えるコーナーなどが公開中。本人からのメッセージはブログ風の構成になっており、トラックバックを送信することができる。
■ ONE FOR ALL ~巻誠一郎のブログ~
http://ameblo.jp/seiichiro-maki18/
ジェフユナイテッド千葉所属のFW、巻誠一郎のブログ。国際Aマッチ出場9試合ながら、すでに3得点を挙げている期待の若手だ。ブログの更新は3月分を最後に停滞している模様。今後に注目しよう。
■ 宮本恒靖公式サイト:Tsune's Street since 1977
http://tsune.way-nifty.com/
ガンバ大阪DF、そして全日本代表のキャプテンを務めることも多い宮本恒靖の公式サイト。メッセージのページでは、代表選手が発表された5月15日、キリンカップサッカー直後のコメントが掲載されている。またブログ形式になっており、トラックバックも受付中。
■ 柳沢敦オフィシャルサイト
http://sports.nifty.com/atsushi/
イタリアのメッシーナに在籍するFW、柳沢敦。現在は3月1日からの4カ月間限定で、古巣の鹿島アントラーズへレンタル移籍している。公式サイトでは本人からのメッセージ、フォトギャラリーなどのコンテンツを公開中。
●関連サイトで楽しみ尽くす
最後に、ワールドカップの大会スポンサーを始めとした、各種企業によるキャンペーン情報、関連商品のページをまとめた。4年に1度のお祭りを楽しみ尽くすためにチェックしてみよう。
■ 東芝サッカースタジアム
http://www.toshiba.co.jp/soccer/
http://www.toshiba.co.jp/soccer/nakata_j/index_j.htm
ドイツ大会のオフィシャルITパートナーとして、パソコンやサーバー類を大会運営に提供しているのが東芝だ。コンシューマー向けには、ワールドカップの名前を冠した限定ノートPCを企画。東京・表参道に期間限定オープンするnakata.net Cafeのサポートも行なう。こちらのサイトではスポンサー活動の紹介や、壁紙の無料配布などを行なう。
■ FUJIFILM Official Imaging Sponsor of 2006 FIFA World Cup Germany
http://www.fujifilm.co.jp/FIFAworldcup/
オフィシャルイメージングスポンサーである富士フイルムのワールドカップ特集サイト。大会の基本情報のほか、スポンサーシップ活動のPRを行なっている。
■ アバイア 2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会
http://www.avaya.co.jp/worldcup2006/
ドイツ大会オフィシャルパートナーの1社、アバイアによる特設サイト。日本代表チームが属する予選グループリーグF組全6試合の合計得点数を予想するプレゼントキャンペーンを実施する。ポロシャツ、キャップなどが合計20名に当たるという。申し込みは6月11日まで。
■ EA:2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会
http://www.japan.ea.com/2006fifaworldcup/
EAからはワールドカップ公式ゲーム「2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会」が発売。実際に試合が催される12会場が再現され、約3,000人のプレイヤーが実名で登場している。すでに発売中のPS2版、Xbox 360版、PC版に加え、6月1日にはPSP版が発売される。
■ KIRIN WORLD CHALLENGE 2006
http://www.kirin.co.jp/active/sports/soccer/
キリンビールでは日本代表の応援企画として、限定ラベルをあしらったビールを発売するほか、プレゼントキャンペーン「勝ちT勝ち樽プレゼント」を実施。またゲーム感覚で参加できる応援企画「キリン必勝ボールプロジェクト」を展開している。
■ adidas - Performance
http://www.adidas.com/jp/performance/home.asp
アディダスの特設サイトでは世界の有名プレイヤーが一堂に会するCM映像の60秒版を配信。このほか、日本代表チームに応援メッセージを送る企画を実施中。Webサイトのフォームから送信することもできる。
■ ファミマ・ドット・コム 2006 FIFA ワールドカップ ドイツ公式ライセンス商品
http://www.famima.com/sports/japan/
レプリカジャージーやTシャツ、タオルなど各種の日本代表応援グッズを販売中。「パペットケロロ軍曹 2006 サッカー日本代表バージョン」といった変わり種商品も。またワールドカップのオフィシャルグッズもラインナップ。
■ チケットぴあ 2006 FIFAワールドカップ PUBLIC VIEWING POWERED BY SKY PerfecTV!
http://info.pia.co.jp/et/promo/sports/publicview06.jsp
スタジアムやライブ会場の大型画面を見ながら、大勢のサポーターを一緒に応援できるパブリック・ビューイングが開催される。埼玉スタジアム2002など複数の会場で実施されるが、席種や料金、注意事項は会場によって異なるので事前チェックを。
(2006/5/26)
[森田秀一]
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