8月に秋葉原リンク集前編として、秋葉原観光向けのスポットをご紹介した。今回は、後編としてパソコンと電気製品関連のリンク集をお届けする。パソコン自作派にとって秋葉原という街の魅力を、ショップのWebサイトから見てみよう。
なお、リンク集前編で紹介しきれなかったその他のおすすめ情報として、ホビー関係のショップや変わり種缶詰についても、この後編でご紹介している。
●広い売り場が魅力! 大型ショップ
それではまず、パソコンに始まり、生活家電までを幅広くラインアップする大型ショップから見ていこう。新店が勃興する一方で既存店舗の組織変更・統廃合も多く、時代の移ろいを感じることができるはずだ。また、中小の電気パーツショップが多数入居するビルなども見ていこう。
■ 秋葉原ホームページ
http://www.akiba.or.jp/
秋葉原の電器製品販売業者らで構成される「秋葉原電気街振興会」が運営する。同会は毎年ボーナスシーズンに開催される「電気まつり」キャンペーンの主催元であるほか、毎週日曜日の歩行者天国の管理なども行なっている。Webサイトからは秋葉原の地図やおすすめ店舗情報などが確認できる。
■ 秋葉原ソフマップタウン
http://www.sofmap.com/tenpo/event/5500000.htm
中古パソコンやゲームの販売で知られるソフマップは、9月6日に秋葉原本館を新規オープンした。秋葉原電気街の中心部といえる中央通り沿い交差点の角地という抜群の立地が魅力だ。7フロア構成で、携帯電話から家電、おもちゃまでを幅広く取り揃える。夜21時まで営業。なお、秋葉原地区のソフマップは、本館オープンにともない大幅に再編成される。
■ ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/store2/43648371.html
秋葉原の新しい顔として、徐々に存在感を高めつつあるヨドバシカメラ。電気街界隈のこれまでの店舗とは一線を画す圧倒的な売り場面積に驚いた人も多いだろう。こちらのページからは秋葉原店の最新情報をまとめてチェックできる。RSSでの情報配信も行なう。
■ ラオックス
http://www.laox.co.jp/
パソコン・家電販売の全国チェーン。秋葉原では本店をはじめ9店舗が営業中だ。しかし、秋葉原が電気街からIT専門店街へと変貌していった時代を象徴する存在だった「ザ・コンピュータ館」は、9月30日での閉店が予告されている。ラオックスの新しい方向性に期待したい。
■ ラオックス
http://www.laox.co.jp/
パソコン・家電販売の全国チェーン。秋葉原では本店をはじめ9店舗が営業中だ。しかし、秋葉原が電気街からIT専門店街へと変貌していった時代を象徴する存在だった「ザ・コンピュータ館」は、9月30日での閉店が予告されている。ラオックスの新しい方向性に期待したい。
■ 石丸電気
http://www.ishimaru.co.jp/
真っ赤なネオン看板でおなじみの石丸電気は、CDやDVDなどコンテンツソフトの品揃えが良さで知られる。現在はエディオングループの1社となっており、秋葉原界隈では7階建ての本店を筆頭に、大小12店舗を展開する。
■ サトームセン店舗情報(東京都)
http://www.satomusen.co.jp/sblog/tokyo/
関東一円で営業する電器店チェーン。かつてはPCパーツ専門店も展開していたが、現在、秋葉原周辺で営業する店舗は駅前1号店のみとなっているようだ。
■ オノデン オンラインショップ
http://www.onoden.co.jp/oos/
秋葉原で営業中の家電・パソコン販売店。昌平橋そばでライフストア館が営業していたが、2007年5月で閉館しており、業務の中心はJR秋葉原駅そばの本店に移っている。
■ 秋葉原ラジオ会館
http://www.radiokaikan.org/
JR秋葉原駅・電気街口を出て左手すぐ。一際大きな「世界のラジオ会館」の看板が目印だ。地上8階・地下1階のビルに、オーディオやカーナビの専門店が入居する。近年は同人誌やフィギュア取扱店など、ホビー関係の店舗も多数ある。
■ 東京ラジオデパート
http://www.toradi.com/
http://www.tokyoradiodepart.co.jp/
JR総武線の高架沿い(北側)に立地。電器製品の内部回路で使われるICやトランジスタ、抵抗といった部品類を取り扱う小規模店舗が多数並んでいる。その容貌は、さながら生鮮市場のようだ。Webサイトでは、秋葉原の歴史をかいま見られる「東ラジ50年史」にも注目したい。
■ 秋葉原ラジオセンター
http://www.radiocenter.jp/
JR総武線の高架下にある、電器部品の専門ショップ街。計測器や工具から、音響・電飾関係の部品まで幅広く揃う。前述の東京ラジオデパート同様、素人には手を出しにくい製品が中心的に並んでいるものの、秋葉原を散策する上で忘れてはならないショップ群と言えるだろう。
●最新パーツ揃えるなら~自作系パソコン専門ショップ
パソコンの最新パーツをいち早く入手できる街として、秋葉原の優位は未だ揺らいでいない。加えて、隣接するショップを次々と訪ね歩けることも大きな魅力だろう。各ショップのサイトを参考に、自分なりの“巡回ルート”を編み出してみよう。
■ TSUKUMO ネットショップ
http://shop.tsukumo.co.jp/
秋葉原では「TSUKUMO eX.」など6カ所に営業拠点を構えるツクモ。CPUやメモリー、ハードディスクからネジ類に至るまで、パソコンを自作する上で必要なパーツが揃う。PCケース、電源ユニットの専門フロア「ケース王国」も営業中。
■ ドスパラ
http://www.dospara.co.jp/
全国に34店舗を展開する、組み立て済みパソコンとパーツの専門店。秋葉原では、旧ヤマギワソフト館(9月2日で一時閉店)裏のパーツショップ街にある本店、ラオックス ザ・コンピュータ館そばのアキバ店が営業中。
■ TWOTOP Internet Shop
http://www.twotop.co.jp/entrance/default.asp
PCパーツ全般をラインアップする専門店。また、オリジナルブランドのパソコン「VIP」シリーズの販売も手がけている。秋葉原本店のほか、仙台から博多までの全国各地で営業中だ。
■ Faith フェイスインターネットショップ
http://www.faith-go.co.jp/
地下鉄・末広町駅にほど近いエリアで営業中のパソコンショップ。この「本店」に加え、6月には2号店に相当する「アキバ店」がオープンした。商品ラインアップの違いを比べるのも面白そうだ。
■ クレバリー
http://www.clevery.co.jp/
赤い看板が目印のPCパーツ専門ショップ。旧ヤマギワソフト館の裏手に広がるパーツショップ街の一角に、合計3店舗を展開している。中でも2号店はキーボードやマウスを専門的に取り扱う個性派だ。
■ T-ZONE PC DIY SHOP
http://www.tzone.com/diy/
前述のクレバリー1号店向かい側のビルで営業中。PC自作派向けのパーツを主体としたショップだ。3フロア構成の大型店で、店内には在庫品が豊富に取り揃えられている。
■ USER'S SIDE
http://www.users-side.co.jp/
パソコンの注文生産を軸に、パーツ販売も手がける。店舗は、フェイス アキバ店が入居するビルの1階だ。Webサイトでは水冷パーツ導入のための入門記事も掲載中。TOPページ左ペインのバナーからリンクされている。
■ コンピュータプラザZOA 秋葉原本店
http://www.zoa.co.jp/zoa20/zoa20.htm
静岡県沼津市に本店を構えるパソコン販売店チェーン。秋葉原本店は地下鉄岩本町駅よりの場所にある。Webサイトからは主力商品であるCPUやハードディスク、メモリーなどの価格表が掲載されている。値ごろを訪問前にあらかじめチェックできて便利だ。
■ BLESS
http://www.bless.co.jp/
中央通りと神田明神通りの交差点そばで「手作りパソコンの店 ブレス」が営業中。Webサイトでは在庫品の価格チェックが可能なほか、オリジナルブランドPCの通販も行なっている。また「組み立てキット」も取り扱う。
■ 東映無線
http://www.toeimusen.co.jp/
電気街各所にて「テクノハウス東映」「パソコンハウス東映」の名前でパソコン部品専門販売店を展開する。パソコン用メモリーや、フラッシュメモリーの品揃えが豊富だ。注目の特価品は店舗別ページからチェックしてみよう。
■ アーク
http://www.ark-pc.jp/
かつては秋葉原UDX前にて営業していたが、現在は移転。JR秋葉原駅からの詳しいルートがWebサイト上で詳しく掲載されているので、事前にチェックしておこう。通販サイトではジョイスティックやマウス、ヘッドセットなどPCゲーム関係の品揃えが充実している。
■ 高速電脳
http://www.ko-soku.co.jp/
神田明神下交差点に面する中華料理店「泰園」2階。狭い階段を上った先にて営業する。CPUやメモリーなど自作パソコン向け主要パーツと並んで、CPUクーラーを中心とした「高速電脳謹製部品」を販売中。
■ 浜田電機
http://www.hamada-dk.com/
JR総武線ガード沿い。大型家電販売店やパチンコ店などが林立する、秋葉原でも常に人垣の多いエリアに「PC USEFUL」の名称で店舗を構える。店頭に掲げられた、お買い得フラッシュメモリーの看板に注目だ。MP3プレイヤーなどのガジェット類も豊富な品揃え。
■ 若松通商
http://www.wakamatsu.co.jp/
銀座線末広町駅より徒歩0分。本社ビル内1・2階で、フラッシュメモリーや雑貨類が豊富な「PC SHOP WAKAMATSU」、レノボのノートPC「ThinkPad」関連商品が充実している「PS/PLAZA WAKAMATSU」がそれぞれ営業中。
■ じゃんぱら
http://www.janpara.co.jp/
パソコン本体・パーツ類の買い取りと販売を行なう専門店チェーン。PCパーツショップ「ドスパラ」を運営するサードウェーブの系列店で、秋葉原界隈でも7店舗が営業中だ。Webサイトからはおすすめ商品や買い取り価格のチェックが可能。
■ インターネット・あきばお~
http://www.akibaoo.co.jp/
実店舗は倉庫のような詰め込み型陳列で、パーツの専門店からメディア専門店など全9店舗を秋葉原エリアで展開する。インターネット店は、実店舗の商品ジャンルすべてを扱うため、PCや家電製品のほか、おでん缶などの食品やおもちゃからサプリメントに至るまで、幅広い品揃えを誇る。
●まだまだあります、あんな店こんな店
最後に、リンク集前編・後編を通じて紹介しきれなかった、その他の注目サイトをまとめてピックアップしておこう。メーカー各社のショールームにプラモデルやフィギュア関連のホビーショップ、根強い人気のおでん缶までジャンルはさまざま。秋葉原探訪の一助になるはずだ。
■ マウスコンピューター ダイレクトショップ
http://www2.mouse-jp.co.jp/ds/akiba.asp
秋葉原にはパソコン関係のショールームも多い。ゲーマー向けPC「G-Tune」などを発売するマウスコンピューターでは、秋葉原ダイレクトショップにて製品の展示や一部モデルの販売を行なっている。通販で購入する前に製品の質感を確かめたい場合に便利そうだ。
■ エプソンダイレクトプラザ
http://shop.epson.jp/plaza/
ユーザーへの直販を中心に事業展開するエプソンダイレクトも、秋葉原でショールームをオープン。「Endeavor」シリーズの各種デスクトップ・ノートPCを展示している。具体的な展示モデルはWebサイトから確認可能。
■ 秋葉原にAntecショールームオープン!(リンクスインターナショナル)
http://www.links.co.jp/html/press2/antec_showroom.html
自作PC用ケースとして人気のAntec製品を体験できるショールームがオープンした。すべての現行製品に加え、未発表製品の展示も行なう予定という。地下鉄銀座線末広町駅から徒歩0分。Antec社の総代理店であるリンクスインターナショナルによって運営されている。
■ エフ商会
http://www.f-shokai.co.jp/
CD/DVDやMOディスクなど、各種メディアを中心にあつかうというメディア専門店。秋葉原では2カ所3フロアで営業を行なっており、店内には新旧のメディアが豊富に取りそろう。Webサイトからの通販も可能。
■ チチブデンキ
http://www.chichibu-el.co.jp/
東芝製ノートPC「Libretto」や「DynaBook」の周辺機器類で著名な店なのだが、いまや店舗横の自販機にズラっと並ぶ「おでん缶」でも有名になってしまった。店へのアクセスについては「営業のご案内」のページを確認しよう。
■ 天狗缶詰
http://www.tgc-tengu.com/
「おでん缶」はいくつかのメーカーから発売されているが、天狗缶詰もその1つ。同社からはつみれ大根入り・牛すじ大根入り・がんも大根入りの3種類が発売されている。楽天でのインターネット通販も実施しているので、自宅で気軽に味わうことができる。
■ フジタカ 札幌らーめん缶
http://www.fujitaka.com/rahmen/
現在の秋葉原には“変わり種缶詰”があふれているが、最近の注目製品はこちら。京都府長岡京市に本社のある自販機メーカー「フジタカ」が取り扱いを開始したラーメン缶だ。お湯を入れたりすることなく、フタを開けるだけで食べられるという。こんにゃく麺のため、のびないのも特徴とか。
■ 海洋堂ホビーロビー東京
http://www.kaiyodo.co.jp/kaiyodo_HB/TK_topics/
フィギュアの原型制作などで知られる海洋堂が運営する、国内唯一の直営店。製品販売はもちろん、廃盤品の展示なども行なっている。JR秋葉原駅そばのラジオ会館4階にて営業中だ。Webサイトでも新製品の入荷スケジュールなどが確認できる。
■ コトブキヤNET通販
http://www.kotobukiya.co.jp/
フィギュア、プラモデルのメーカーとして知られるコトブキヤ。秋葉原では直営ショップ2店が営業しているが、ラジオ会館店は、路面沿いのビル1階、駅近くとあって特に利用しやすい。
■ ボークス秋葉原ショールーム
http://www.volks.co.jp/jp/volks/sr/sr_akiba/index_sr_akiba.aspx
ガレージキット・フィギュア類の開発・販売を手がけるボークスの秋葉原ショールーム。ラジオ会館6階にて営業中。キャラクター雑貨などを販売するほか、ドール関連製品を取り扱う「天使のすみか・秋葉原店」がインショップとして運営されている。
■ お宝クラブ「夢の国」
http://www.volks.co.jp/jp/volks/otakara/index_otakara.aspx
上述のボークス秋葉原ショールーム内にある、もう1つのインショップ。不要になった手持ちアイテムなどを透明ケースに陳列し、そのまま販売できるという「レンタルショーケース」のお店だ。レンタルにあたっては身分証明書の提示や年齢制限など各種条件があるので、詳しくは店頭で確認を。
■ レンタルBOX ザウルス
http://zaurusbox.jp/
こちらもレンタルショーケースのお店。ドン・キホーテから中央通りを挟んだはす向かいにあるビル2階にて営業中だ。ケースのレンタル期間は1カ月単位。基本料金や販売委託手数料などもWebサイトで詳しく解説されている。
■ イエローサブマリン
http://www.yellowsubmarine.co.jp/main3.htm
ホビー関連商品の買い取り・販売ででおなじみのチェーン店。関東を中心に全国で出店している。トレーディングカードの取り扱いで知られるほか、プラモデルなどもラインアップ。秋葉原では、3カ所のビルで複数の店舗が営業している。
■ フタバ産業
http://www.f-sangyo.co.jp/default.html
ラジコン専門店。秋葉原店は電気街の中心部からやや離れた、靖国通り沿いのビルで営業中。都営新宿線岩本町A2出口からはわずか10mと近い。ビル1階では飛行機、2階では車関連のラジコンを陳列している。
■ ポポンデッタ秋葉原店
http://www.popondetta.com/akihabara/
昌平小学校西側の道路反対側にある鉄道模型専門店。3階から地下1階までのフロアいずれとも鉄道一色。2階にはレイアウト済みのレール・ジオラマがあり、手持ちの車両を有料で走らせることができる。4階にはジオラマ講座などを催すイベントスペースも。
■ ROBOSPOT
http://www.robospot.jp/
自作可能なロボット型模型を手がける近藤科学が、秋葉原にオープンしたアフターサービス施設。ロボットサッカー用のコートなどが有料で利用できる。またロボット組み立て講座などのセミナーも随時開催している。
■ リナックスカフェ
http://www.linux-cafe.jp/
http://www.pronto.co.jp/solare/shop.shtml
旧ヤマギワソフト館裏のビルに居を構えるWebサイト関連のマーケティング会社。秋葉原に足繁く通う人にとっては、ビル1階にある飲食店「CAFFE SOLARE リナックスカフェ秋葉原店」の名前のほうがおなじみかもしれない。同店では自作パソコン関連のイベントが頻繁に開催されている。
■ 肉の万世 秋葉原本店
http://www.niku-mansei.com/contents/02honten/02honten01.html
万世橋の南詰めにある、地上10階・地下1階建ての大型飲食店。1階では、大ぶりのカツを挟んだ名物の「万かつサンド」が買える。また上層階では高級鉄板焼きなども味わえる。
■ アキバ献血ルーム
http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/rooms/roomhp/room7.html
JR秋葉原駅そば、ダイビル手前にある献血施設。休憩先として利用する人もいるとかいないとか。毎月第4金曜日には人数限定・先着順で手相占いを行なってくれるなど、各種イベントも豊富だ。
(2007/09/07)
[森田秀一]
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