ストレスや慢性疲労、メタボリック症候群などなど、現代は健康に関わる話題に事欠かない。そこで今回のリンク集は、普段から心がけておきたい健康対策や、病気予防に向けた体力づくりに役立つ情報サイトをご紹介する。健康に自信のある人でも、将来の生活習慣病予防のために少しずつでも学び始めておくといいだろう。
●最初に学ぼう! 健康マメ知識
まずは、読み物感覚で楽しめる健康情報サイトからチェックしていこう。この種のサイトは製薬会社や公的機関によって数多く公開されている。内容的にも、健康や体力づくりが気になりはじめた人にとって親しみやすい入門的なコンテンツが中心になっている。
■ 武田薬品工業 ヘルスケアカンパニー
http://takeda-kenko.jp/
大衆薬などでおなじみの製薬会社。ヘルスケアサイトでは、製品情報の紹介とともに、健康にまつわる情報なども掲載している。肩こりや目の疲れで悩んでいる人は「疲れスッキリ解消Book」などをチェックするといいだろう。
■ 大塚製薬 健康を考える
http://www.otsuka.co.jp/health/
朝食がもたらす効能や、90日間で体重5%減を目指す内臓脂肪撃退プロジェクトなどの特集記事を掲載する。ビタミンQ&A集やエコノミークラス症候群を予防するためのガイド記事なども参照しておきたい。
■ ロートくらぶ 元気が出るからだのWeb
http://www.rclub2.rohto.co.jp/club/health.htm
目薬などで知られるロート製薬の健康情報サイト。ストレスや目の疲れ、胃腸などに関するトラブルの対処法についてコラム形式で掲載している。デスクワークの合間などに気軽に試せる目・肩こり体操も写真付きで紹介する。
■ 元気読本WEB
http://www.genki-book.jp/
全国の総合病院などで配布している無料雑誌「元気読本」の公式サイト。著名人へのインタビュー記事やダイエット情報、健康管理に役立つ料理レシピなどを掲載する。
■ 厚生労働省 生活習慣病予防(健康づくり)特集
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu/
主に内臓脂肪型肥満を起因とする生活習慣病について、対処法を解説するサイト。運動の実践法や食事バランスの取り方などに関する資料をPDF形式で公開している。リンク色の関係で資料がやや探しづらいが「PDF」の文字列をクリックすれば基本的にダウンロードできる。
■ e-ヘルスネット
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
こちらも厚生労働省のサイトだが、メタボリック症候群対策が大きな柱になっている。身長・体重・腹囲などを入力して肥満度を算出したり、腹囲を減らすためにどれくらい栄養制限をする必要があるかをアドバイスしてくれる。「まずは知識だけ身につけたい」という人は「情報提供」のページを参照しよう。
■ 社会保険健康事業財団
http://www.peare.or.jp/
生活習慣病が気になる人は「病気の知識」をチェックしよう。検診結果の正しい読み方をはじめ、効果的な運動の方法、上手なお酒とのつきあい方といったコンテンツを読むことができる。ストレッチの方法なども紹介する。
■ 国立健康・栄養研究所
http://www.nih.go.jp/eiken/
健康や栄養に関する研究を行う独立行政法人。やや専門的な内容になるが、一般ユーザーにはトップページ中ほどにある「健康・栄養のお役立ち情報」のページが便利だ。保健指導のアドバイス例などが掲載されている。
●体調やカロリーをセルフチェック
健康を維持するには、単に知識を習得するだけでなく、今現在の自分の身体状況を確認するのも大事なステップだ。インターネット上には、YES・NO形式のチャートなどで簡易的に健康度を把握できるサービスが豊富にある。ぜひ活用してみよう。
■ セントラルスポーツ 健康関連情報
http://www.central.co.jp/health-info/
スポーツクラブ大手のセントラルスポーツの公式サイト内にあるコンテンツ。質問の答えを選択していくだけで健康度がチェックできるというセルフテストを体力年齢・食生活・メンタルの3分野別に公開している。
■ NHK ライフナビ
http://www.nhk.or.jp/life-navi/
NHKが運営する“暮らしのポータルサイト”。各記事は、料理・からだ・くらしの3種類に大別されており、その1つに「健康チェッカー」がある。YES・NO形式で答える「健康危険度チェック」や、身長・体重などを入力のうえで問診に答えていく「NHKデジタル人間ドック」などを試してみよう。
■ 健康ひょうご21県民運動 e-チェックプログラム
http://www.kenko-hyogo21.jp/check/
健康ひょうご21県民運動推進会議などが公開中のコンテンツで、ブラウザ上で複数の健康チェックが行える。設問内容も多く、充実した内容。会員登録を行うことで健康チェックの結果を保存できる。なお、非会員はデータ保存できないが、テスト自体は行える。
■ eatsmart
http://www.eatsmart.jp/top/
使いやすいカロリー一覧表が魅力のサイト。カテゴリ一覧から料理名を選ぶだけでなく、キーワード入力や、食品メーカーおよび飲食店チェーン名から食事カロリーを調べることが可能だ。個人データを登録してカロリー充足率などを算出できる会員向けサービスも提供する。
■ グリコ すぐわかる栄養成分ナビゲーター
http://www.glico.co.jp/navi/
より厳密な栄養計算をしたい人はこちらが便利。食品メーカー「江崎グリコ」が公開中のコンテンツで、対象とする食材のエネルギーに加え、たんぱく質や炭水化物、鉄分など主要栄養素の含有量をチェックできる。
■ 食品成分データベース
http://fooddb.jp/
文部科学省が試験的に公開中の食品栄養成分データベース。エネルギー、たんぱく質、脂質などを食品別に調べられる。複数の食品栄養価を合算して表示できるなど、機能面も充実している。
■ 全薬工業 健康一番 ヘルスチェック
http://www.zenyaku.co.jp/k-1ban/check/
疲労蓄積度、糖尿病予備軍など気になる健康リスクをセルフチェックできるコンテンツ。設問数が抑えめで、比較的回答しやすいのが特徴。これを目安にして、より専門的な情報を得る足がかりにするといいだろう。
●健康管理にあると便利! 体重計・歩数計
健康管理のために最も基本的なデータとなるのが体重だ。近年は体脂肪率といった、より詳細なデータを計測できる機器も普及している。日常の運動量を把握するのに便利な歩数計など、健康意識の向上に役立つ製品の公式サイトを覗いてみよう。
■ オムロン ヘルスケア
http://www.healthcare.omron.co.jp/
体重や皮下脂肪、骨格筋率などを測定できる体重体組成計「カラダスキャン」シリーズや、歩数計「Walking style」シリーズを販売するオムロン ヘルスケアのWebサイト。商品情報だけでなく、生活習慣病や高血圧など健康をテーマにしたコラムも充実している。
■ タニタ 製品紹介
http://www.tanita.co.jp/products/
http://www.karadakarute.jp/tanita/
タニタでは体組成計「InnerScan」シリーズをはじめとした各種体重計、赤外線でのデータ転送に対応する歩数計などをラインアップ。健康管理日記などをつけられる外部サイト「からだカルテ」と連携できるモデルもある。
■ セイコースポーツライフ 健康機器
http://www.seiko-sl.co.jp/health/
セイコーホールディングス傘下企業で、ゴルフ用品などを販売中。健康機器としては、各種歩数計を取り扱う。腰などにつけて使える一般的なタイプから、ポケットに入れたままで使える高機能タイプなど、複数のモデルを用意する。
■ シチズン・システムズ 個人のお客様 健康機器
http://www.citizen-systems.co.jp/electronic/health/health03.html
歩数計、体組成計などを販売中。デジタル歩数計「TW600」シリーズは歩行距離や消費カロリー、平均速度までも測定できる多機能タイプ。カラーバリエーションも6種類あるので、好みにあわせて選べる。
■ e-walkeylife2
http://konami.jp/fitness/ewalkey2/
コナミスポーツ&ライフが販売中のUSB接続端子内蔵型歩数計。別売ソフト「健身計画2」を利用することで運動データをPCへ転送することができる。同じく別売の体組成計「健身計測」とも連携可能だ。
■ ナショナル 健康
http://national.jp/product/health/
http://www.mew.co.jp/kurasi/biyo/taisibo.html
松下電器が販売中の健康関連製品を紹介中。マッサージ機器などど並んで乗馬フィットネス機器「ジョーバ」や体組成計などがラインアップされている。また、松下電工(10月1日からパナソニック電工)のWebサイトには体脂肪率に関する基礎知識が学べるコンテンツも。
■ NTTドコモ FOMA SH706iw
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/706i/sh706iw/
これまでも歩数計搭載型携帯電話を多数リリースしているNTTドコモだが、健康配慮型製品の現時点における極地と言えそうなのがSH706iw。歩数計に加え、脈拍計を搭載しているのが特徴だ。身体データを記録する専用アプリケーションなどもインストール済み。
■ au Smart Sports
http://www.au.kddi.com/sports/
auが手がける運動支援サービス。中核となるのが専用アプリ「Run&Walk」で、GPS機能を使った歩行・走行距離の測定、消費カロリー計算、地図確認などが可能。「カロリーカウンター」搭載機種を使えば歩数計測も可能になる。
●もっとポジティブに健康づくりするなら
身体の現況を確認したなら、次に気になってくるのが健康維持の具体的手法だ。ランニングやウォーキング、それらが難しければ室内トレーニングやラジオ体操から始めるのも1つの手段。また、健康づくりの記録をネット上で行おうというサービスは、モチベーション維持にも一役買ってくれるだろう。
■ アディダス ランニング共和国
http://www.adirepublic.jp/
ランニング愛好者向けのWebサイト。シューズ選びやトレーニングの方法などを解説するとともに、ランナー向けコミュニティを運営している。また店舗などでスタンプ押印サービスなどを受けられる「共和国パスポート」の発行も受付中だ。
■ Walking-Style.com
http://www.walking-style.com/
オムロン ヘルスケアの関連サイト。健康維持のためのウォーキングに役立つさまざまな記事を掲載している。初心者はまず「ウォーキングアカデミー」の自習室のページからチェックしてみよう。
■ キョリ測(ベータ)
http://www.mapion.co.jp/route/
地図上でポイントを複数指定し、その間の距離を測定できるオンラインサービス。普段歩いている道のりが具体的に確認できるだけでなく、徒歩やジョギング時のカロリーも確認可能。会員登録が不要なので気軽に使える。
■ かんぽ生命 ラジオ体操・みんなの体操
http://www.jp-life.japanpost.jp/health/radio/hlt_rdo_index.html
日本人にとってもっとも身近なエクササイズといえるラジオ体操の手順を詳しく解説する。また1999年に制定された「みんなの体操」は立位だけでなく座位でも運動できるのが特徴。
■ All About 男のエクササイズ
http://allabout.co.jp/gs/mensexercise/
http://allabout.co.jp/health/
主に男性を対象に、筋肉トレーニングをはじめとしたエクササイズ技法を紹介。部位別の手法に加え、「肩こりに効く」「正しい姿勢」などの悩み別に解説するページも。なお、All Aboutでは各種の健康・トレーニング情報が揃っているので、一度じっくり目を通すのもいいだろう。
■ 食育・食生活指針の情報センター e-shokuiku.com
http://www.e-shokuiku.com/
食事の管理も、健康維持には大事な要素。食生活情報サービスセンターでは「食育」専門のWebサイトを開設しており、年代別おすすめ食事法や栄養に関する基礎知識を解説している。
■ 東京都福祉保健局 健康食品ナビ
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/supply/
ダイエット中の人なら誰もが気になる健康食品。東京都福祉保健局によるこちらのページでは、健康食品を利用する上で注意しなければならないポイントをわかりやすく解説している。バランスの良い食事について記述したページもある。
■ goo からだログ
http://karada.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」によるサービス。日記やグラフの記入などを通じて“継続できるダイエット&ヘルスケア”を目指すのが狙い。また「コース」を設定することで目的をユーザー間で共有することも可能だ。
●万一病気になったときは……
健康に配慮した生活をしていても、風邪や体調不良で困るケースはある。そんなときは医療機関の情報を紹介するポータルサイトや、病気全般について解説するサイトを利用するといいだろう。
■ Yahoo!ヘルスケア
http://health.yahoo.co.jp/
ポータルサイト最大手「Yahoo! JAPAN」による健康情報サイト。病院や診療所の検索や薬の効能データベースを参照できる。各種健康コラムや、病状などを調べる「家庭の医学」など、役立つ情報が揃う。
■ goo ヘルスケア
http://health.goo.ne.jp/
「家庭の医学」を筆頭に、くすり検索・病院検索などのサービスを提供中。「とっておき健康レシピ」ではカロリー控えめの調理例、冷え性予防といった目的別の料理レシピをチェックできる。
■ Medical Tribune あなたの健康百科
http://www.medical-tribune.co.jp/kenkou/kenkou-index.htm
健康に関するさまざまな知識について、1テーマごとに読み物風の記事を公開しているのが特徴。「気になる胸焼け」「ぐっすり眠る法」などの身近な話題が豊富で、かつ各記事ともコンパクトに読みやすくまとめられている。
■ メルクマニュアル医学百科 最新家庭版
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/
万有製薬のWebサイト内で公開中の家庭用医学百科事典。50音順の項目検索に加え、「知っておきたい基礎知識」「消化器の病気」などセクション別に読むことが可能。具体的な病名が分かっているときはフリーワード検索も利用できる。
■ NHK健康ホームページ
http://www.nhk.or.jp/kenko/
NHKによる健康関連テレビ番組の情報サイト。次回放映分の予告だけでなく、過去に放映された内容についても詳しくまとめられている。健康情報サイトのリンク集も公開中だ。
(2008/09/19)
[森田秀一]
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