今回のリンク集は、インターネットで利用できる定番サービスの中から、Webメールやオンライン辞書、鉄道乗換案内など、主に仕事に役立つツール類を厳選してご紹介する。前回ご紹介したビジネスマナー特集とあわせ、入社間もない新社会人の皆さんにご活用いただければ幸いだ。
●メール・辞書などの定番ツールをチェック!
それではまず定番中の定番サービスからご紹介していこう。いずれのサービスとも利便性が高く、かつ多くは無料で利用できる。気になるサービスはぜひWebブラウザのお気に入りに加えておこう。
【Webメール編】
■ Gmail
http://mail.google.com/
大容量Webメールの先駆けとしておなじみのGmail。現在は7GB超の保存容量を実現しており、写真や映像などを添付した大容量メールの送受信にも余裕で対応できる。また実験的機能を付加できる「Gmail Labs」の日本語対応もスタートしており、より使い勝手が向上した。また、基本的な事項ながら、送信メールの末尾に広告が自動挿入されない点もうれしい。
■ Windows Live Hotmail
http://mail.live.com/
マイクロソフトのオンラインサービス群「Windows Live」の1つ。すでに5GB超のメール保存容量を実現しているが、ユーザーの利用動向に応じてさらに容量をアップさせる制度が盛り込まれる予定という。
■ Yahoo!メール
http://mail.yahoo.co.jp/
容量1GBの無料Webメール。従来型インターフェイスの正式版、より洗練された操作性が特徴のベータ版がそれぞれ提供されており、任意のタイミングで切り換えて併用できる。有料会員制度を利用することで、メールの末尾広告が非表示になるといったサービスもある。
【辞書編】
■ Yahoo!辞書
http://dic.yahoo.co.jp/
国語・類語・英語・和英の4辞書を一括検索できる。「すべての辞書」オプションを指定すれば、話題の新語をまとめた「新語探検」、さらに「Yahoo!百科事典」も同時に検索可能だ。
■ goo辞書
http://ext.dictionary.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」のオンライン辞書サービス。国語・英和・和英の3種類に加え、IT辞書、MBA(経営学修士)辞書、その他専門辞書も利用できる。トップページには例文集などのお役立ちコンテンツも。
【翻訳編】
■ エキサイト翻訳
http://www.excite.co.jp/world/
英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語に対応した翻訳サービス。専用フォームに翻訳文章をコピー&ペーストして入力する方法はもちろん、対象URLを指定してページを丸ごと翻訳する方法も利用できる。
■ Google 翻訳
http://translate.google.co.jp/
英語・中国語・韓国語のほか、ロシア語やアラビア語なども含めた40カ国語および日本語を相互に翻訳可能。また、日本語キーワードで他国語ページを検索できる「翻訳して検索」もぜひ試してみよう。
【ビジネス文書作成アプリケーション編】
■ Google ドキュメント
http://documents.google.com/?hl=ja
Webブラウザ上から利用できるOffice文書作成サービス。Word、Excel、PowerPointといったおなじみのビジネスアプリケーションのデータも読み込める。また、ファイルをサーバー上に保存して、複数ユーザー間で共有する機能も。
■ OpenOffice.org日本語プロジェクト
http://ja.openoffice.org/
無料で公開されている統合オフィスソフトで、PCにインストールして利用する。Microsoft Office製品との互換性もある。導入する上でのポイントなどがWebサイトで公開されているので、未体験の人は一度読んでみるといいだろう。
【文書テンプレート編】
■ Microsoft Office Online テンプレート
http://office.microsoft.com/ja-jp/templates/FX100595491041.aspx
マイクロソフトのWord、Excel、PowerPointで利用可能なテンプレート(文書様式)を公開している。挨拶状やカレンダーなどジャンルもさまざま。サムネイルも表示されているので、テンプレートの見た目をダウンロード前に確認できる。
■ Print out Factory
http://www.printout.jp/
リコー運営。書類に挿入できるイラスト素材、ビジネス文書用テンプレートなどがいずれも無料で公開されている。店頭のPOPや教育機関などで使えそうなデータもあり、幅広いユーザーにおすすめ。
●お出かけ・出張前に便利なサイト
続いてご紹介するのは、取引先への訪問や出張など各種のお出かけ前に使いたい便利サービス。定番中の定番である乗換案内をはじめ、オンライン地図やビジネスホテル予約などは時間節約効果も大いに期待できるだろう。
【乗換案内編】
■ 駅探
http://ekitan.com/
乗換案内を中心に、終電・始発案内、駅別時刻表などの鉄道関連サービスを多面的に展開。検索結果の表示画面からは、乗換順序を携帯電話へメール送信する機能が利用可能だ。また、トップページでは路線別運行情報を確認できる。
■ Yahoo!路線情報
http://transit.yahoo.co.jp/
鉄道・航空路線・長距離バスの情報を反映した総合的な乗換案内を提供中。住所地番や主要なランドマーク名称を出発地・目的地に入力するだけで、最寄り駅を自動的に割り出してくれる機能もある。
【地図編】
■ Google マップ
http://maps.google.co.jp/
マウスによるスムーズな操作性が特徴のオンライン地図。衛星写真を手軽に表示できたり、街並みの写真を3D風に表示できる「ストリートビュー」など機能面で特筆すべき点が多い。とはいえ目的地の検索はキーワード入力だけでシンプルに行える。
■ Mapion
http://www.mapion.co.jp/
住所や施設名、駅名などを指定した地図検索が可能。また、検索結果の表示画面では地図表示エリア自体が大きく取られており、視認性が非常に高いのもうれしい。なお、4月中旬には収録地図の刷新も行われる予定だ。
■ MapFan Web
http://www.mapfan.com/
インクリメントPが手がけるオンライン地図サービス。自動車あるいは電車・徒歩移動時のルート検索を利用できる。また、テレビ番組で取りあげられたスポットを地図表示する「テレビ de み~た」は日ごろの話題作りにも役立ちそう。
【電話帳編】
■ iタウンページ
http://itp.ne.jp/
職業別電話帳「タウンページ」のWebサイト版。検索キーワードに加えて住所を指定することで、関連ある店舗・施設を探せる。仕事関連はもちろん、グルメ情報まで幅広く探せるだろう。口コミ情報の投稿にも対応する。
■ Yahoo!電話帳
http://phonebook.yahoo.co.jp/
Yahoo!グルメ、Yahoo!地域情報などの外部サービスとも連携した電話帳サービス。検索したい地域をあらかじめ登録しておけるので、会社の周辺や自宅を指定しておけば、より簡単に近隣店舗を探せる。
【出張予約編】
■ じゃらんnet ビジネスホテル
http://www.jalan.net/biz/
リクルート運営のホテル予約サービス。ビジネスホテル専門のページが設けられており、室内でインターネットが可能か、あるいは最寄り駅といった条件から素早くホテルを検索・予約できる。宿泊料金の5%をポイント還元するサービスも。
■ ベストリザーブ
http://www.bestrsv.com/
低価格プランの充実度をアピールするビジネスホテル予約サイト。トップページにはお得プランがリストアップされているので、価格優先で宿泊先を決めたい場合などに便利。
■ Yahoo!ビジネストラベル
http://biz.travel.yahoo.co.jp/
「Yahoo! JAPAN」から利用できるビジネスホテル予約サービス。検索結果の一覧画面では、最寄り駅からの交通案内、口コミ評価(最高5つ星)、食事の有無、室内LAN利用の可否などが一目でわかる。
【交通チケット編】
■ えきねっと
http://jreast.eki-net.com/
JR東日本の鉄道チケット予約・ツアー情報サイト。新幹線や成田エクスプレスなど主要な特急列車のオンライン予約が可能だ。なお、実際の予約・注文だけでなく、空席照会時にも無料会員登録が必要となるので注意しよう。駅の時刻表や運行情報などもあわせて提供している。
■ JAL
http://www.jal.co.jp/
JAL(日本航空)の国内・国外便チケットおよびホテルの予約が可能。また、チケットとホテルがセットになった割安のツアー「JALダイナミックパッケージ」も直接予約できるので上手に利用したい。旅行当日のチェックインについても詳しく説明されている。
■ ANA
http://www.ana.co.jp/
ANAの公式Webサイトでも航空券、ホテル、ツアーなどの予約が可能。各種チケット割引については「運賃」のページを参照しよう。旅行28日前までは「旅割」、7日前までなら「特割7」がお得だ。当日予約したい場合は「ビジネスきっぷ」(ANAカード会員専用)にご注目。
【渋滞・交通情報編】
■ JARTIC 日本道路交通情報センター
http://www.jartic.or.jp/
全国の高速道路および主要一般道の渋滞情報を5分ごとに速報。車でのお出かけ前、特に都市高速の利用前にはぜひチェックしておこう。電話での渋滞案内も行っているので、番号を前もってメモしておけばさらに安心だ。
■ ドラぷら 渋滞予報カレンダー
http://calendar.driveplaza.com/
高速道路管理会社「NEXCO東日本」が運営する情報サイトのいちコンテンツ。全国各地の高速道路を対象に、過去のデータから予測される“渋滞予報”をカレンダー形式で公開している。時間帯別に予報されているので、例えばその時間帯を回避するようなドライブプランを立てられる。
●最新情報をいち早く入手・共有しよう
社会人になったなら、最新の経済動向や社会情勢にも目を配りたいもの。Web上に溢れるさまざまなニュースを効率的に読むための各種サービスもご紹介しておこう。また、オンラインストレージやスケジューラーなど、他者との共有によって真価を発揮するサイトもこちらにまとめた。
【カスタマイズホームページ編】
■ My Yahoo!
http://my.yahoo.co.jp/
Yahoo! JAPANの主要サービスを自由に組み合わせ、自分専用のページを作成できるサービス。ニュース、天気、株価、企業情報などを筆頭に、Webメールの新着チェックなどが1つのページで済ませられる。
■ iGoogle
http://www.google.co.jp/ig
Googleによるカスタマイズホームページサービス。掲載できるコンテンツのジャンルも、各種ニュースや天気など幅広い。またGoogleの各種サービスに対応しており、Gmailの受信トレイ、さらに検索履歴なども表示可能だ。
【RSSリーダー編】
■ Google リーダー
http://www.google.co.jp/reader/view/
ニュースサイトやブログの新着記事通知に使われるRSSを読み込み、一元管理できるサービス。Webブラウザ上から利用できるので、専用ソフトをインストールする必要もない。気になった記事にスター(印)を付け、別のPCから後で読むといった操作も可能だ。
■ livedoor Reader
http://reader.livedoor.com/
ポータルサイト「livedoor」にて提供中のRSSリーダー。利用には会員登録が必要だが、事前に試用することもできる。RSSリーダー未体験の人も気軽に試してみよう。
【カレンダー・スケジューラー編】
■ Google カレンダー
http://www.google.com/calendar?hl=ja
自分自身のスケジュール帳としての用途はもちろん、友人・知人とのスケジュール共有にも対応したオンラインカレンダー。カレンダーの日付欄をクリックするだけでスケジュールの新規登録が可能など、基本的な操作性も充実している。
■ Yahoo!カレンダー
http://calendar.yahoo.co.jp/
ユーザー間でのスケジュール共有にも対応したカレンダーサービス。また「作業」の登録が可能になっているので、特定の日時を設定しづらいToDo的な予定を反映させる用途にも向いている。携帯電話からの利用にも対応済み。
■ Windows Live カレンダー
http://calendar.live.com/
複数ユーザーでのスケジュール共有に対応。Webブラウザから利用できるほか、無料のメールソフト「Windows Live メール」からシームレスに利用できるのも特徴だ。
【オンラインストレージ編】
■ Windows Live SkyDrive
http://skydrive.live.com/
容量25GBの無料オンラインストレージ。文書、写真、動画など、1つあたり50MBまでのファイルをアップロードできる。他のユーザーとのファイル共有も可能になっており、フォルダ単位で公開範囲を細かく設定できる。
■ quanp
http://www.quanp.com/
リコーが運営しているオンラインストレージ。容量1GBのTrialコースは月額無料で利用できる。なお、月額300円のStandardコースを契約すると容量が10GBに拡張されるほか、ファイル共有や携帯電話からのアクセスも可能になる。
【ソーシャルブックマーク編】
■ はてなブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/
気になる記事をブックマーク登録し、不特定多数のユーザー間で共有するのがソーシャルブックマークだ。登録度合いはランキングなどの形でも公開されてるため、その上位にはおのずと注目度の高い、読み応えのある記事が集まる。話題の記事を探したい場合などに参考にしてみよう。
■ livedoor クリップ
http://clip.livedoor.com/
livedoorのソーシャルブックマークは、人気・新着・定番・ロングランなどのカテゴリ別で記事をまとめている。なお、設定をプライベートモードに切り換えれば、自分専用のブックマークを保存することも可能だ。
(2009/4/10)
[森田秀一]
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