CEATEC 2019

東京ビジネスフロンティア注目ブース紹介

窓にHDMI入力?窓や鏡をサイネージにできる「透過型フィルムLEDディスプレイ」

株式会社アクシア

 超スマート社会「Society 5.0」にフォーカスした展示会「CEATEC 2019」。

 そこでは、イベントの華ともいえる大手企業以外にも、中小企業も多数出展、独自の技術や社会課題の解決手法をアピールしている。こうしたブースは、イベントのテーマである「共創」を実現していく上でも重要な要素だが、イベント全体でみた場合、なかなかスポットライトが浴びにくいのもまた事実。

 そこで今回、中小企業世界発信プロジェクト推進協議会のご協力のもと、同協議会が主催するパビリオン「東京ビジネスフロンティア」(ホール6/小間番号A009)に参加する中小企業に、各社の見どころと意気込みを聞いてみた。CEATEC 2019での見どころ探しの一助になれば幸いだ。

窓にHDMI入力?窓や鏡をサイネージにできる「透過型フィルムLEDディスプレイ」
~将来は複数ビルの連携も~
株式会社アクシア

回答者:株式会社アクシア 代表取締役 今泉 秀幸氏

●事業内容を教えてください

 透過型フィルムLEDディスプレイを使ったデジタルサイネージやLED照明の企画・開発・販売を行っています。

 デジタルサイネージは透明伝導フィルムにLEDチップを実装したもので、入力信号はHDMI。建物のガラス面やショーウインドウ、電子サインボード、曲面、あるいは鏡など、さまざまな場所に応用できます。超軽量で、屋外対応の製品もあるため、天井などに設置したり、複数組み合わせて非常に大きな画面を実現することなども可能です。

 LED照明については、一般的なものはもちろん、商店街や工場向けの水銀灯代替タイプ、LED投光器などもご用意しています。

●CEATEC 2019の出展内容とその見どころを教えてください

 透過型フィルムLEDディスプレイを使ったデジタルサイネージを実際に設置し、実物をご覧いただけます。どういう表現ができ、どのように見えるかなど、ご確認いただけます。動画なども再生していますので、気になる方はぜひご覧ください。

●主にどんな方にブースに訪れてほしいですか?

 店舗デザイナーの方や設計・開発者、店舗クライアント、工務店さんなどでしょうか。

 従来通りの「ガラス窓」をそのまま利用しつつ、さまざまな情報を発信できます。来店者の視線や動線に合わせてリアルタイムに情報発信できるのも特徴です。

●御社が「是非見てほしい」と思うWebページがあれば教えてください

 フィルムLED製品の製品情報ページを是非ご覧ください。設置イメージもご用意していますので、実際のイメージもつかめるかと思います。

●他社と比べた際の特徴やアピールポイントを教えてください

 透明度が高いLEDディスプレイで耐熱性、耐候性に優れており、直射日光が当たる場所でも十分な視認性を発揮するのが弊社製品の特長です。
また、特殊な形状など、設置が難しい施工シーンにも幅広く対応できるよう、フィルムLEDの軽量化や薄型化、高精細化にも取り組んでいます。

●将来のビジョンを教えてください

フィルムLEDディスプレイや将来の製品を使うことで、ビルの立面に新しい光源を設置できますので、これをさらにネットワーク化、複数のビルが連携して映像表示や照明演出ができるような「メディアファサード」の実現を目指していきます。

●ブースに興味を持った方へのメッセージをお願いします

LEDメディアファサードの新素材!最新の技術を取り入れて進化させたデジタルサイネージを是非ともこの機会にご来場賜り、新発見・出会いの場となれば幸甚の限りです。

[協力:中小企業世界発信プロジェクト推進協議会]