CEATEC 2019

東京ビジネスフロンティア注目ブース紹介

防災情報を多言語で展開、APIで連携できる「防災クラウド」

アールシーソリューション株式会社

 超スマート社会「Society 5.0」にフォーカスした展示会「CEATEC 2019」。

 そこでは、イベントの華ともいえる大手企業以外にも、中小企業も多数出展、独自の技術や社会課題の解決手法をアピールしている。こうしたブースは、イベントのテーマである「共創」を実現していく上でも重要な要素だが、イベント全体でみた場合、なかなかスポットライトが浴びにくいのもまた事実。

 そこで今回、中小企業世界発信プロジェクト推進協議会のご協力のもと、同協議会が主催するパビリオン「東京ビジネスフロンティア」(ホール6/小間番号A009)に参加する中小企業に、各社の見どころと意気込みを聞いてみた。CEATEC 2019での見どころ探しの一助になれば幸いだ。

防災情報を多言語で展開、APIで連携できる「防災クラウド」
~災害発生時の不安の解消を…~
アールシーソリューション株式会社

APIによる連携のイメージ

●事業内容を教えてください

防災・減災に役立つシステム開発・ソリューション提供に力を入れており、関連する情報提供サービスや運用・保守、コンサルティングなども行っています。

現在最も力を入れているのは、BtoB向けの情報配信サービス「防災クラウド」で、BtoCで展開している緊急地震速報アプリ「ゆれくるコール」や外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」などを運用して得られた知見をもとに、企業・団体様がご利用しやすいサービスとしています。

 APIを用いて情報取得が簡単に行えるほか、企業・団体様がお持ちのアプリケーションサービスやWebサイト、デジタルサイネージなどで災害情報の配信が可能になります。情報はすべて多言語化されていますので、外国の方でも理解できる内容です。Push通知の技術を用いることで緊急地震速報等の災害速報の配信も可能です。

●CEATEC 2019の出展内容とその見どころを教えてください

 ブースでは、実際に導入されたお客様のサービスをお見せして、防災クラウドがどのように使われているのかを分かりやすくご紹介いたします。

●主にどんな方にブースに訪れてほしいですか?

訪日外国人向けのアプリやWebサイト、デジタルサイネージコンテンツ等をお持ちの方に、是非来ていただければと思っております。また、災害に関連する情報をお持ちの方や、防災・減災に関心のある方も、来ていただければお役に立てるかと思います。

●御社が「是非見てほしい」と思うWebページがあれば教えてください

サービスの紹介ページを是非ご覧ください。

●他社と比べた際の特徴やアピールポイントを教えてください

 ポイントとしては、緊急地震速報などの災害情報を多言語(日・英・韓・中(簡・繁))で配信できることや、スマホやサイネージ等、様々なデバイスで情報活用できること。また、もともと開発会社のため、導入時の開発サポートもでき、ご要望にも柔軟に対応できることですね。

●将来のビジョンを教えてください

訪日外国人は今後増えていくと見込まれていますが、防災クラウドをさらに普及させることで、仮に災害が発生した場合でも、ひとりでも多くの方の不安を解消できる社会環境にしていきたいと思っています。

●ブースに興味を持った方へのメッセージをお願いします

ブースでの展示・説明のほか、初日の10月15日(火)15:30から、セミナールームAにて講演を行います。こちらもぜひお越しください!

[協力:中小企業世界発信プロジェクト推進協議会]