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東急不動産、マンホールの画像を集める市民参加型イベント「マンホール聖戦 in倶知安町」10月27日から開催

町内の全マンホール2300枚のコンプリート目指す

 NPO団体のWhole Earth Foundation(WEF)は、東急不動産グループと共同で、北海道倶知安町内にあるマンホールの画像を集める市民参加型イベント「マンホール聖戦 in倶知安町」を10月27日~30日に開催すると発表した。

 WEFは、社会インフラであるマンホールや電柱の写真を撮影して老朽化の状態を投稿することにより、インフラの安全を確保することを目的とした“社会貢献型”の位置情報ゲーム「TEKKON」のAndroid/iOSアプリをリリースし、10月15日より一般サービスを提供している。同サービスでは、まだ誰も投稿していないマンホールや電柱を見つけた場合に、TEKKONのアプリを使って地図上で場所を選択し、インフラの周辺画像と真上画像の写真を撮影・投稿するとポイントを獲得できる。

位置情報ゲームアプリ「TEKKON」

 また、投稿された写真についてインフラの状態に関する質問に回答した場合にもポイントを獲得できる。獲得したポイントを使ってゲーム内に登場する犬のキャラクターのレベルを上げると、撮影やレビューで獲得できるポイント数が向上し、より効率的にポイントを稼げるようになる。獲得したポイントはWEFが発行する暗号資産に交換することが可能だ。

「TEKKON」のレビュー画面

 今回開催する「マンホール聖戦 in倶知安町」は、このTEKKONアプリを使って町内のインフラを撮影・投稿し、投稿数に応じた獲得ポイントを競い合うイベントだ。マンホールだけでなく電柱も撮影対象となっており、期間内に町内にある全マンホール(推定2300枚)をコンプリートすることを目指している。スキー場などのリゾート事業を町内で展開する東急不動産ホールディングス株式会社が主催し、東急不動産株式会社とWEFが共催、倶知安町が後援する。集められたマンホール画像は、倶知安町役場に提供され、今後のインフラ維持管理に活用されるという。

 TEKKONアプリで獲得できる報酬に加えて、上位入賞者には、ニセコ東急 グラン・ヒラフで使用できる2022-2023シーズン券、ホテルニセコアルペン宿泊券、リフト券、東急不動産グループ施設利用券などを贈呈。また、参加賞として、当日20個以上マンホールを撮影・投稿した人へシーズン中に使えるレストラン20%割引クーポンを贈呈する。

 参加方法は、個人戦にするかグループ戦にするかを決めたうえでTEKKONアプリをダウンロードし、プレイヤーIDを確認後、公式Twitterアカウント(@TEKKON_JP)をフォローして参加登録フォームより参加申し込みを行う。なお、開催時間については、10月27日~29日は各日7時~16時30分、最終日となる10月30日のみ14時で終了となる。

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