2010年のインターネット120大ニュース[1月~3月]
INTERNET Watchの月間アクセスランキングで振り返る
INTERNET Watchで2010年に掲載したニュース記事の中から、アクセス数をもとに月ごとの10大ニュースを選出し、今年を代表する合計120本の記事を4回に分けて紹介する。1回目は、1月から3月のニュース。
●1月:“ダウンロード違法化”盛り込んだ改正著作権法が施行
“ダウンロード違法化”を盛り込んだ改正著作権法が2010年1月1日に施行され、権利者に無断でアップロードされている音楽と映像を、違法ファイルと知りながらダウンロードする行為が違法となった。これを受けてファイル共有ソフトのノード数に果たして変化があったのかどうか伝える記事がトップ。同記事のアクセス数は、電子書籍とも関連して今年何かと話題をさらった2位の「iPad」発表の記事の実に3倍以上に上った。
●2月:警察庁、「P2P観測システム」を正式運用したことを明らかに
警察庁の「P2P観測システム」は、ファイル共有ネットワークを巡回してファイル情報を収集し、分析・検索を行うもの。1月1日から正式に運用を開始したことを、2月初めに警察庁が明らかにした。流通ファイルの実態把握をさらに進め、観測結果について捜査への活用を図るとしている。
●3月:IE9のプラットフォームプレビュー版公開
Microsoftの次期ウェブブラウザー「Internet Explorer 9(IE9)」についての記事が、まだプラットフォームプレビュー版公開という段階でありながらトップに。JavaScriptのパフォーマンス向上のほか、HTML5、DOM、CSS3などの標準規格への対応強化、さらにHTML5の実行にGPUハードウェアアクセラレーション機能を利用することなどが注目を集めた。
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2010/12/21 06:00
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