地図とデザイン

母の日にぴったりかも。“よく見ると地図柄”なデザインの文具、ゼンリンが新発売

10種類の花をモチーフに、水域や町丁目界などの区分を生かしたマーブル模様

街まち Bloom series

 株式会社ゼンリンは4月28日、Map Designブランドの新アイテム「街まち Bloom series」を、Map Design GALLERYの小倉店・福岡店およびオンラインストアにて発売した。

 街まち Bloom seriesは10種類の花をモチーフにした地図デザインの文具で、ゼンリンの地図データをもとに、それぞれの花の生産地など縁のあるエリアの地図をもとに加工したマーブル模様の背景を採用。花言葉に由来するメッセージも添えている。

 このマーブル模様は、海や川、湖などの水域や、町丁目界・大字界などの区分を生かしてデザインしたものだ。地図柄を強くアピールすることなく、“よく見ると地図”がコンセプトのさりげない地図デザインを特徴としている。なお、街まち Bloom seriesの商品サイトでは、地図からデザインができるまでの過程を紹介している。

“よく見ると地図”がコンセプトのデザイン

 アイテムのラインナップは「A5クリアファイル」「A6リングノート」「メッセージカード」「長封筒」の4つ。デザインのラインナップは、北海道平取町、東京都足立区、埼玉県深谷市、長野県諏訪市、愛知県西尾市、和歌山県田辺市、香川県小豆郡、熊本県阿蘇市、福岡県北九州市若松区、福岡県広川町の10エリアを用意する。

「街まち Bloom series」アイテムのラインナップ
「街まち Bloom series」デザインのラインナップ

 ゼンリンは同シリーズの発売を記念して、5月15日正午までの期間に「母の日キャンペーン」を開催する。このキャンペーンでは、「Map Design」公式SNSアカウントをフォローして発信用画像を使って「ありがとう」の気持ちをSNSで投稿した人の中から抽選で10名に好きなデザインのA6リングノート1冊をプレゼントする。

母の日キャンペーン

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INTERNET Watchでは、2006年10月スタートの長寿連載「趣味のインターネット地図ウォッチ」に加え、その派生シリーズとなる「地図と位置情報」および「地図とデザイン」という3つの地図専門連載を掲載中。ジオライターの片岡義明氏が、デジタル地図・位置情報関連の最新サービスや製品、測位技術の最新動向や位置情報技術の利活用事例、デジタル地図の図式や表現、グラフィックデザイン/UIデザインなどに関するトピックを逐次お届けしています。

片岡 義明

フリーランスライター。ITの中でも特に地図や位置情報に関することを中心テーマとして取り組んでおり、インターネットの地図サイトから測位システム、ナビゲーションデバイス、法人向け地図ソリューション、紙地図、オープンデータなど幅広い地図・位置情報関連トピックを追っている。測量士。インプレスR&Dから書籍「位置情報トラッキングでつくるIoTビジネス」「こんなにスゴイ!地図作りの現場」、共著書「位置情報ビッグデータ」「アイデアソンとハッカソンで未来をつくろう」が発売。