イベントレポート

CEATEC 2026

小型・電動の「除雪ドローン」が雪国の課題に対応。実機をエバーブルーテクノロジーズが展示

エバーブルーテクノロジーズの「除雪ドローン」

 「CEATEC AWARD 2026」では、エバーブルーテクノロジーズ株式会社の「除雪ドローン」が「モビリティイノベーション賞」を受賞した。「CEATEC 2026」と併催のイベント「Japan Mobility Show Bizweek 2026」に同社が出展し、実機を展示している(ブース番号S-51)。

 この除雪ドローンは、独立4モーターと大径タイヤを搭載した小型電動UGVプラットフォーム(無人地上車両)に除雪用ブレードを装着した製品。操舵は左右輪の回転差動で行うスキッドステアリング方式を採用し、最小回転半径0.6mと狭い場所での小回りが可能だ。また、大径タイヤにより200mmの段差を超えることもできる(ブレード非装着時)。

 遠隔操作が可能なほか、オプションで自動走行にも対応。自動走行ではRTK(リアルタイムキネマティック)測位のデュアルアンテナによる高精度な測位と方位計測が可能で、障害物検知のためLiDAR(レーザースキャナー)も搭載。アプリ「ebCONNECT」によりウェイポイントを指定して自動走行を行える。

 ブレードの変更や荷台の搭載、電池交換にも対応しており、除雪だけでなく荷物の運搬や牽引などの用途にも対応できる。大型除雪機の導入が難しい企業の私有地や個人宅などさまざまなシーンで利用可能だ。

除雪用ブレードは他のアタッチメントに変更可能